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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログを記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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クリスタルエクスプレスラストラン!

2週間前に実施されたクリスタルエクスプレスのラストランの様子をお伝えします。



管理者は最後は富良野駅で見送ってきました。同車のラストは長年活躍した札幌~富良野間で運行され、1989年の平成元年から運行を開始し、2019年の令和元年に営業運転を終えました。ちょうど30年間にわたる活躍で、運行開始にしても営業運転終了にしてもちょうど和暦の最初の年と重なりましたね。











富良野駅に到着し、同駅構内に待機中の様子を撮影しました。ラストランが実施された2日間、富良野駅では夏季の観光シーズン以上に賑わいましたね。



そして、札幌行き最終列車の入線シーンです。2枚目から7枚目の写真は、いずれも線路で寸断された東西を結ぶ自由通路「ポッポブリッジ」から撮影しています。





最終列車発車前の様子です。駅構内は人でごった返していました。

再度クリスタルエクスプレスについて紹介したいと思います。

クリスタルエクスプレスは1989年に製造されました。2017年で引退したニセコエクスプレスと同様、苗穂工場で自社製造されたキハ183系によるリゾート気動車の第2弾であり、北海道のリゾート気動車では5番目に登場した車両です。正式名称は「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」であり、昨今のように、登場時は富良野方面での活躍を想定したものではなく、名前のとおり、当時急増していたトマム方面の団体・臨時列車用として製造された車両です。登場時は3両編成でしたが、翌1990年に2階建車両「キサロハ182-5101」を加えて4両編成となりました。引退までこの4両編成を維持しています。

富良野方面でメインに使用されていたフラノエクスプレスが引退し、その後富良野方面への臨時列車はクリスタルエクスプレスを中心に使用されてきました。正式名称に「トマム&サホロ」が入り、トマム方面へもかつて運行された特急「トマムサホロスキーエクスプレス」などで使用実績がありますが、実質的なフラノエクスプレスの後継車両と言えるでしょう。

しかし、2階建車両が少人数・小旅行向けの特殊な設備であり、踏切事故の影響によって展望スペースの座席も撤去されました。一般の座席車として使用できるのは実質的には3両で、「キサロハ182-5101」を含まない3両での定員は128名です。これは仮に現役のキハ183系の一般車で編成を組んだ際の2両分にも満たない定員数です。

富良野方面の臨時列車は、かつてはキハ183系リゾート気動車3編成がフル稼働していましたが、数年前からニセコエクスプレスがニセコ方面またはニセコ経由で函館方面へ向かう臨時列車として重宝されるようになったことや、同車の引退によって1往復が減らされ、定員数を多く確保できる車両が重点的に使用されるようになりました。2年前は引退前のキハ183系旭山動物園号が「フラノラベンダーエクスプレス」1往復の運用に充当されたり、昨今の富良野方面のハイシーズンでは、こちらでもノースレインボーエクスプレスが重宝されつつあります。過去にニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスが充当した際は、混雑に対応できなくなり、キハ183系一般車での代走も余儀なくされたりするなど、もはや昨今の車両繰りの中でクリスタルエクスプレスを使用していくには限界がありました。



そのような中で、今年の2月には実質的な後継車ともいえる多目的車両、キハ261系5000番台(仮称)の投入が発表されています。こちらは、クリスタルエクスプレスのように臨時列車のみで使用されるわけではなく、代走用などとしても活用するということで、昨今の同車のような苗穂運転所(札ナホ)構内での遊休状態を少なくすことができ、車両を今以上に有効活用することができるでしょう。同車が発表されて以降、1年を通じて遊休が長いクリスタルエクスプレスの引退はもはや時間の問題でした。


クリスタルエクスプレスの引退後の話題になりますが、同車が引退しても冬季における同車による臨時列車は近年設定されていないので、とりあえずしばらくの間は問題なさそうです。しかし、残るリゾート気動車はノースレインボーエクスプレスのみになるため、リゾート気動車をフル活用する夏季の「フラノラベンダーエクスプレス」はこれまでのような運用を組めなくなります。1年後のことですが、果たしてこのあたりの対応をどう対処していくのか注目されます。

今年の2月時点で、キハ261系5000番台(仮称)の営業運転開始が来年の秋頃であり、当初予定どおり投入されるのであれば、「フラノラベンダーエクスプレス」の充当は間に合いません。キハ183系一般車を充当させない限り、臨時用の車両を充当させるのは不可能ですから、例えば、当初の予定よりも同車を前倒しして投入する計画などが予定されているかもしれません。

道内では既存の特急気動車の老朽取替を進めており、キハ183系、キハ281系、キハ283系を順次キハ261系に置き換える予定です。キハ261系5000番台の投入によって、リゾート気動車についてもキハ261系に置き換えられることが予定され、数年後には富良野でもキハ261系が入線するときがやってくることでしょう。

こうしたリゾート気動車が引退するのは残念ですが、実現するであろうキハ261系の富良野方面の入線も待ち遠しいです。










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