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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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過去2番目の積雪量の岩見沢

今回は予約投稿記事です。

大雪で大変な岩見沢方面。昨日は岩見沢~滝川間が終日運休となり、室蘭本線も追分~岩見沢間で終日運休。札幌~旭川間の特急列車は全て運休となり、網走方面など、旭川以遠も直通する特急列車については、札幌~旭川間を部分運休して対応しました。





それにしても、JR北海道から発表されたこれら資料を確認するとゾッとしますよね。対応に細心の注意を払っているJR北海道ですら、予測不能なレベルの事態だったのです。

一昨日の深夜、札幌方面から滝川へ向かう最終の普通列車が岩見沢~峰延間で吹き溜まりによって自然停止し、その後運転の継続が困難になりました。岩見沢駅まで退行を試みるも、吹き溜まりや積雪のため退行することもできず、乗客は列車の中で一夜を明かしました。その間に排雪モーターカーで除雪作業を実施しました。

後続に特急「カムイ47号」が控えていますが、岩見沢駅で抑止となりました。しかし、代行バスの手配ができなかったため、札幌駅まで引き返すことになり、翌日午前6時過ぎに札幌駅に到着し、乗客19名に対し、タクシー代行を実施しました。

今シーズンの岩見沢方面は異常で、一時積雪ペースが収まっていたものの、この数日で一気に増えました。岩見沢市では積雪が2メートルを超え、観測史上2番目の多さを記録しています。

定期的なペースで積雪が増えるならまだしも、1日や2日で一気にドカッと降るから、大きな影響が出てしまうのです。近年北海道ではそのような傾向があり、積雪量で上位を記録する割には、12月に入っても積雪がゼロの日が続くなど、極端な差が生じています。

過去に岩見沢市では、雪害の影響を受けています。それは今から9年前の冬。当時観測史上194センチの積雪を記録し、災害派遣要請のため、陸上自衛隊が出動する事態となりました。ちょうどその頃、JRも岩見沢方面の輸送について大きく影響を受け、「スーパーカムイ」などが途中で立ち往生するなど、大きな影響が出ました。

その前年に石勝線脱線火災事故が発生していたため、JRへの対応不足で非難が相次いでいましたね。

それもそのはず、2012年の大雪の際にJRも運行体系を大きく見直すことになりました。

従来、遅延が発生しようと、途中で運転を打ち切ろうと、とにかく利用客の利便を欠かすことがないよう、どんな悪天候であろうと運行するスタイルでした。現在のように前日から運休情報が発信されることはほとんどありませんでした。台風などの場合は当日の直前や朝になって運休を決めていましたね。

その体系が仇となり、短時間で大雪に見舞われた9年前。「スーパーカムイ」が途中の区間で動けなくなり、乗客は数時間にわたって車内に閉じ込められました。この反省をもとに、それ以降はJRは運行に関する体系を見直し、事前に悪天候が予想される場合は、早い段階で列車の運休を決める体系に改め、その体系が昨今も続いています。

現在では早い段階で列車や路線の運休を決めており、今回の場合を除いて、そうしたアクシデントはなくなりました。利便性を欠かさないように実施していた運行体系が、実は急な悪天候によって乗客が危険にさらされることに気づいたのです。

こうした冬の突発的な事態ともJR北海道は常に隣り合わせです。乗客の身に危険があったはならないのです。本当に難しい判断の中で毎日列車を運行しています。


本日の午前から順次札幌~旭川間の特急やその他の路線もようやく運転再開となります。公共交通の良いところは、利用者は事故が発生した際の加害者側にはならないことです。

冬季における自動車の運転は常に危険と隣り合わせ。そうした点については、引き続き「冬こそJR」ですね。

2月もまもなく終わり、3月に突入します。3月になれば年度末ということもあり一気に時間が経過し、北海道もあっという間に春が近くなります。雪に苦しめられる期間もあと少しなので、今シーズンも乗り越えてほしいと思います。











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