苦戦を強いられている2013年度年末年始輸送
その他あれこれ - 2014年01月02日 (木)
昨年7月に特急「北斗14号」で発生した車両火災の影響で、キハ183系で同型のエンジンを搭載する車両については使用を休止しています。
減速・減便ダイヤや車両の使用休止等の理由で影響を受けたのは、札幌⇔函館間、札幌⇔稚内間、札幌⇔釧路間です。
札幌⇔稚内間については、「スーパーカムイ」との乗り継ぎを考慮し、旭川⇔稚内間で臨時快速列車を運行し、「サロベツ」の運行をカバーしています。「サロベツ」は1日1往復の運行であり、札幌⇔旭川間は「スーパーカムイ」での移動となるため、所要時間の延びは極力抑えられ、影響は最小限に留まっています。
札幌⇔釧路間については、11月から1日に使用する編成数を1編成減らしたことで、影響が極力発生しづらい朝・晩の1往復の減便に抑えられました。特急「スーパーおおぞら13号」と特急「スーパーおおぞら14号」の減便となっていますが、実質的に全区間の運行が廃止された列車は、特急「スーパーおおぞら9号」と特急「スーパーとかち10号」であり、他の列車については、運行時刻の変更や「スーパーおおぞら」と「スーパーとかち」を入れ替えるなどして対応しています。
札幌⇔釧路間が昼行7往復となった2007年以前は、札幌⇔釧路間が6往復、札幌⇔帯広間が6往復となっており、現在は札幌⇔釧路間6往復、札幌⇔帯広間5往復となっており、本数削減によるサービスの低下は否めません。
減速・減便ダイヤや車両の使用休止等の理由で最も影響を受けているのが札幌⇔函館間であり、11往復中、4往復の列車が当初運休となってしまいました。
さらに追い風を受けるように、キハ283系が「スーパー北斗」から撤退することにより、定期列車は「スーパー北斗」のみ5往復運転となり、毎日運転の臨時列車2往復を追加し、7往復運転を維持していますが、もともと11往復あったので、一気に4往復も失えば、利用できる時間帯が限られてしまうことや輸送量が一気に減少し、利便性を欠いてしまいます。
それでも年末年始は、3編成あるリゾート気動車を全て札幌⇔函館間の輸送に充て、減速・減便ダイヤとなる前の11往復に迫る10往復で運行しています。ただし、編成両数が3両から5両と短いため、毎日運転される臨時列車を含めて混雑が予想される列車として、JR北海道より事前にアナウンスされています。
また、他の交通機関への利用の検討についてのアナウンスも行っています。ライバル同士でありながら、異例の事態です。それほどまで、年末年始輸送量が不足してしまっているのが把握できると思います。
そのほか、「すずらん」限定で自由席往復割引きっぷを設定するなど、「すずらん」の利用を推進する動きも見られます。
これからUターンラッシュが始まり、1月5日の昼の便までほとんどの特急列車は満席の傾向にあります。利用客の中には混乱した方もいたと思います。今年中には、使用休止となっているキハ183系が復帰してもらいたいですね。

休日を中心に臨時運行する「北斗94号」
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減速・減便ダイヤや車両の使用休止等の理由で影響を受けたのは、札幌⇔函館間、札幌⇔稚内間、札幌⇔釧路間です。
札幌⇔稚内間については、「スーパーカムイ」との乗り継ぎを考慮し、旭川⇔稚内間で臨時快速列車を運行し、「サロベツ」の運行をカバーしています。「サロベツ」は1日1往復の運行であり、札幌⇔旭川間は「スーパーカムイ」での移動となるため、所要時間の延びは極力抑えられ、影響は最小限に留まっています。
札幌⇔釧路間については、11月から1日に使用する編成数を1編成減らしたことで、影響が極力発生しづらい朝・晩の1往復の減便に抑えられました。特急「スーパーおおぞら13号」と特急「スーパーおおぞら14号」の減便となっていますが、実質的に全区間の運行が廃止された列車は、特急「スーパーおおぞら9号」と特急「スーパーとかち10号」であり、他の列車については、運行時刻の変更や「スーパーおおぞら」と「スーパーとかち」を入れ替えるなどして対応しています。
札幌⇔釧路間が昼行7往復となった2007年以前は、札幌⇔釧路間が6往復、札幌⇔帯広間が6往復となっており、現在は札幌⇔釧路間6往復、札幌⇔帯広間5往復となっており、本数削減によるサービスの低下は否めません。
減速・減便ダイヤや車両の使用休止等の理由で最も影響を受けているのが札幌⇔函館間であり、11往復中、4往復の列車が当初運休となってしまいました。
さらに追い風を受けるように、キハ283系が「スーパー北斗」から撤退することにより、定期列車は「スーパー北斗」のみ5往復運転となり、毎日運転の臨時列車2往復を追加し、7往復運転を維持していますが、もともと11往復あったので、一気に4往復も失えば、利用できる時間帯が限られてしまうことや輸送量が一気に減少し、利便性を欠いてしまいます。
それでも年末年始は、3編成あるリゾート気動車を全て札幌⇔函館間の輸送に充て、減速・減便ダイヤとなる前の11往復に迫る10往復で運行しています。ただし、編成両数が3両から5両と短いため、毎日運転される臨時列車を含めて混雑が予想される列車として、JR北海道より事前にアナウンスされています。
また、他の交通機関への利用の検討についてのアナウンスも行っています。ライバル同士でありながら、異例の事態です。それほどまで、年末年始輸送量が不足してしまっているのが把握できると思います。
そのほか、「すずらん」限定で自由席往復割引きっぷを設定するなど、「すずらん」の利用を推進する動きも見られます。
これからUターンラッシュが始まり、1月5日の昼の便までほとんどの特急列車は満席の傾向にあります。利用客の中には混乱した方もいたと思います。今年中には、使用休止となっているキハ183系が復帰してもらいたいですね。

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