711系S-901編成(試作車)が解体!「クモハ711-901」が無残な姿に
晩年の711系 - 2016年11月14日 (月)
先週から苗穂工場で711系の解体作業が進んでいます。



写真は11月13日に撮影しました。解体作業ペース的に先週末までに終了するかと思われましたが、何とか解体作業の終盤の様子を撮影することができました。
解体作業の様子を確認していると、日曜日は実施されていないようです。
Twitterの方で確認しましたが、解体作業を実施していたのは、711系S-901編成のうちの「クモハ711-901」のようです。

写真は10月23日に撮影しました。10月下旬には既に解体線付近に移動し、ブルーシートが覆われたまま、座席の撤去作業などが実施されていたようです。
長期間にわたり、苗穂工場敷地内でブルーシートを覆ったまま留置されていた車両が711系S-901編成でした。
ブルーシートに覆われた車両について、以前取り上げたことがあります。



写真3枚は2013年8月に撮影しました。2枚目と3枚目は強風の影響からか、ブルーシートの一部が外れ、覆われた中の車両の一部を確認することができました。
車体側面の様子から、客室窓が2段式のユニット窓となっており、711系の試作車であることが伺えるシーンを撮影することができました。
711系S-901編成がブルーシートに覆われるようになったのは2013年の4月下旬から5月上旬あたりで、先週から本格的な解体作業が開始されるまで3年以上そのまま放置されていました。その間に、711系の営業運転が終了し、量産車も苗穂や室蘭(陣屋町)で解体されています。部品取りとして活用するとしても、残しておく必要がない車両でした。
近年、苗穂工場の敷地内では、こうした必要のない車両は次々と解体されており、留置されている車両数も少なくなりました。コメントにて教えていただきましたが、こうした使われなくなった車両にしても、車両の解体には多額の費用がかかり、経営難に陥っている昨今では、なるべく避けたい出費ではないでしょうか。
解体を避けて有効活用するにしても、引き取り先がないことも事実であり、こうした北海道の鉄道の歴史における重要な車両にしても、保存されないまま解体されるのが昨今の流れです。本州のように、積極的に保存される動きは北海道ではほぼありません。
今週中には解体作業が終了すると思われ、苗穂工場敷地内はさらに寂しくなります。これからの時期は厳冬期が控え、今年の解体作業はこれで終了ではないでしょうか。
今後は、キハ183系の初期車の引退が控え、来年の春からそれらの車両が順次解体されていくことでしょう。
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写真は11月13日に撮影しました。解体作業ペース的に先週末までに終了するかと思われましたが、何とか解体作業の終盤の様子を撮影することができました。
解体作業の様子を確認していると、日曜日は実施されていないようです。
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長期間にわたり、苗穂工場敷地内でブルーシートを覆ったまま留置されていた車両が711系S-901編成でした。
ブルーシートに覆われた車両について、以前取り上げたことがあります。



写真3枚は2013年8月に撮影しました。2枚目と3枚目は強風の影響からか、ブルーシートの一部が外れ、覆われた中の車両の一部を確認することができました。
車体側面の様子から、客室窓が2段式のユニット窓となっており、711系の試作車であることが伺えるシーンを撮影することができました。
711系S-901編成がブルーシートに覆われるようになったのは2013年の4月下旬から5月上旬あたりで、先週から本格的な解体作業が開始されるまで3年以上そのまま放置されていました。その間に、711系の営業運転が終了し、量産車も苗穂や室蘭(陣屋町)で解体されています。部品取りとして活用するとしても、残しておく必要がない車両でした。
近年、苗穂工場の敷地内では、こうした必要のない車両は次々と解体されており、留置されている車両数も少なくなりました。コメントにて教えていただきましたが、こうした使われなくなった車両にしても、車両の解体には多額の費用がかかり、経営難に陥っている昨今では、なるべく避けたい出費ではないでしょうか。
解体を避けて有効活用するにしても、引き取り先がないことも事実であり、こうした北海道の鉄道の歴史における重要な車両にしても、保存されないまま解体されるのが昨今の流れです。本州のように、積極的に保存される動きは北海道ではほぼありません。
今週中には解体作業が終了すると思われ、苗穂工場敷地内はさらに寂しくなります。これからの時期は厳冬期が控え、今年の解体作業はこれで終了ではないでしょうか。
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