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新札幌駅でキハ281系「スーパー北斗」が並ぶ迫力あるシーンも見納め

ダイヤ改正前まで、新札幌駅でキハ281系「スーパー北斗」同士が並ぶ迫力あるシーンが1日1回だけありました。







1枚目は昨年10月、2枚目と3枚目は2月に撮影しています。管理者自身は5回チャレンジして3回成功しました。数回通って並ぶ位置を把握し、定点と呼ぶ場所を見つけたら、案外簡単に撮影できてしまいます。

紹介が遅くなりましたが、左が特急「スーパー北斗7号」で、右が特急「スーパー北斗14号」です。新札幌駅を前者が13時39分、後者が13時40分に発車するので、前者の発車時後者の到着時のタイミングで撮影することが可能です。

しかし、ダイヤ改正後は特急「スーパー北斗7号」の新札幌駅発車時刻が2分繰り上げられたため、このシーンは常日頃から確認することができなくなりました。ダイヤ改正後はどちらの列車も定時運行であれば、昨今千歳線の遅延で話題に上がる札幌貨物ターミナルへのポイント(線路切替部分)あたりで両列車がすれ違うことでしょう。

ダイヤ改正後も全く確認できなくなったというわけでもなく、特急「スーパー北斗7号」が2~3分ほどの遅れが発生している場合は、またこのような並びが実現すると思われます。

キハ281系についても、営業運転開始から23年が経過したとは思えない車両です。量産車は1993年から製造しているので、3月で24年目になります。押し出しの強いフロント部分・エクステリアを持っているのが特徴で、迫力は24年が経過した今でも全く衰えていません。

最高運転速度が120km/hとなり、速達列車の設定もなくなったため、現在の最速列車は札幌と函館を3時間27分(特急「スーパー北斗2号」)となっていますが、かつては、同区間を2時間59分(晩年は3時間ジャスト)で結んだ電車を上回る高速特急です。

全区間における表定速度(平均速度)が106.8km/h(晩年は106.2km/h)であり、これは在来線一の数値でした。これは現在でも破られていないと思います。運行開始当初は、東室蘭駅のみや、同駅と苫小牧駅だけの超速達タイプの列車が設定され、晩年は南千歳駅や新札幌駅が加えられました。

停車駅が晩年は2箇所増えても、現在は全ての「北斗」・「スーパー北斗」が停車する主要駅ですら、そのほとんどが速達運転のために容赦なく通過していた姿にとても魅力を感じていました。今後全道の列車で検討してほしいのは、停車駅拡大=利便性向上という方程式が必ずしも成り立つのか?ということです。


速達性も利便性を向上するうえで求められる要素です。ここ数年JR北海道は特急列車の停車駅拡大ばかりを実施し、停車駅の見直し(通過とする)はほとんど実施されてきませんでした。減速運転になったことで所要時間増加が懸念されているのであれば、今こそ停車駅の見直しを図り、全体的に所要時間の短縮を図り、速達性という利便性を提供すべきではないでしょうか。

列車によって停車駅の全てが必ずしも利用の多い駅があるわけでは限らないと思います。対抗する交通機関が料金面で差をつけられているのであれば、JRは過去のように速達性で勝負すべきではないでしょうか。

北海道は停車駅の見直しや列車の交換方法を工夫することで、数分単位の時間短縮は容易な環境です。減速運転で所要時間が伸びている今こそチャンスとして、ぜひとも検討してほしい措置ですね。












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コメント
6041: by 道南出身の北大生 on 2017/03/25 at 13:31:26

 こんにちは。地元の車両の話題だったのでコメントさせて頂きます。
 以前、構想からデビューまでの開発エピソードの動画を見たことがありますが、当時のJRがいかに攻めの体制であったかを象徴するようなものでしたね。
 少子高齢化、人口減、過疎化、車社会、極寒豪雪、航空機や高速バスとの競争と何重苦にもなろう過酷な環境でも、必死に活路を見出そうとしていた感があります。
 時刻表で見ると、スーパー北斗・北斗・すずらんの欄で、1本だけやたら通過の記号が目立っていたのも今は昔の話ですが、あそこまで速達便に停車駅で差別化を図っていた例も中々無いと思います。300km以上走行しておきながら、途中4駅しか停車しないというのは、他の地方で見れば1県1駅とかそんなレベルですね。
 今のJRは攻めから守りの姿勢(別にこれ自体が全て悪だと言いたいのではなく)に転じている感じがあり、道民としては少し寂しく感じてしまいますね。
 当時のJRがこれからの希望を託した象徴として末永く(そして大事に)使い続けて欲しいです。

6044: by 管理人 on 2017/03/25 at 22:17:49

>>「道南出身の北大生」さん、コメントありがとうございます。

運行開始当初の停車駅を確認すると、いかに攻めの様子だったことがわかります。道央地区と函館を結ぶ列車としてデビューし、早朝と深夜の列車を除き、道南地区の主要駅もほとんど通過していました。

現在は本数も増えたので、利用状況に応じて停車駅の見直しも必要だと考えています。記事中に記載していますが、必ずしも停車駅拡大=利便性向上という方程式は成り立たないと思っています。

現在はキハ261系や789系といった最新の特急車両が活躍していますが、最新の特急車両の車体形状の全てはキハ281系から始まっているわけで、古い車両が次々と引退しても、その方向性や意志は今後も受け継がれていくことでしょう。

製造コストの面では欠点となる構造ですが、その反面、運転士保護や北海道の特急を象徴とする形なので、残してほしい部分もありますね。

6045: by シニアパートナー on 2017/03/25 at 23:34:28 (コメント編集)

様々な事情があるにせよ、角を削がれた状態であることは確かでは?かつての3時間ジャストの運転は難しいと思いますが、停車駅を列車毎に変えて速達性を目指しても良いと思いますね。

北斗系特急の速達化は必要だと思いますが、大きな投資は望めません。「旅と鉄道 臨時増刊 JR30年」という雑誌で、JR各社の社長がインタビューに答えています。北海道の島田修社長は、北海道新幹線札幌開業の見通しがついてきたため、今後は新幹線関連の投資に重点を置きたい旨の発言をしています。キハ285系の開発中止の理由としても取り上げられていました。

函館-札幌間はキハ183系を取り止めることを最優先に取り組んでいますが、キハ281系とキハ261系となった後、新幹線札幌開業まではこのままの車両体制でいく可能性が高い。その場合、キハ281系の特別保全工事がそろそろ検討されるのでは?と思います。

話は変わりますが、新幹線札幌駅の位置を早く決めてほしいものです。

6046: by ナナッシー on 2017/03/26 at 09:06:01

おはようございます
現在の在来線最速は大阪〜金沢間のサンダーバード33号(681系or683系)で、同区間を2時間31分で結びます。表定速度は106.3km/hです。
ちなみに2位以下はソニック28号と32号(98.4km/h)、ダイナスター1号から4号(97.9km/h)、ライラックとカムイ(96.5km/h)になります。
車両最高速度が120km/hに制限されている中で、全国の5本指に入る789系(と785系)は凄いと思います。
なお、かつて在来線最速のスーパー北斗は現在では12位(92.3km/h)に落ちぶれましたが、特急気動車の中では相変わらず1位をキープしています。

6050: by 管理人 on 2017/03/26 at 23:14:22

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

停車駅を増やすことが利便性向上とは必ずしもならないので、利用者の状況に合わせて対応していくべきだと思います。

新幹線優先になっていくわけですが、以前発表された5か年計画と並行しながら実施していくことになります。それだと、キハ281系、キハ283系、721系初期車の取替が含まれていたはずです。

新幹線開業とともに「スーパー北斗」も役目を終えることでしょう。札幌駅設置の場所などで議論されているようですが、駅前の都市計画に基づく、用途地域などの問題も絡めて真剣に議論していただきたいです。

6051: by 管理人 on 2017/03/26 at 23:17:39

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

東日本の特急「ひたち」もけっこうな数値を持っていたと思いますよ。

減速運転前は「スーパーカムイ」も102.6km/hで、なかなかの数値でした。

一年を通じて気候条件が厳しい北海道で、それらの数値をマークできるということは、やはり北海道の列車は凄いということになりますね。

6056:永久保存も by markun_jp on 2017/03/27 at 09:38:47

キハ281系>ひとつの時代を築いた意味でも、同じディーゼルではキハ82を継ぐ、日本を代表する特急車両のひとつといっても過言ではないと思います。現役引退の後はぜひとも鉄道博物館で永久保存してほしいものです。

6059: by シニアパートナー on 2017/03/27 at 14:34:43 (コメント編集)

コメント補足します。少々話がそれて恐縮です。

キハ281系の特別保全工事に言及しましたが、車両の経年をよくよく確認するとキハ281系の更新は不可避のように思います。キハ261系との両立はいずれ解消する必要がありそうです。

北海道新幹線札幌開業が2031年春予定となっていて、更なる前倒しがどうなるかという側面もありますが、14年先においてキハ281系の延命はやはり困難ですね。この車両を新幹線開業まで使用すると、経年39年~37年となってしまい、現実離れしてしまします。あと概ね10年以内には更新の必要がありますね。

更に話が逸れますが、新幹線開業前後の特急気動車の動向を推測してみると、キハ283系とキハ261系0番台が両数68両ありますが、開業時には経年34年~29年となり、更新時期と重なります。北斗系に使用される車両数約70両として考えると、あくまで計算上ですが北斗系車両をすっぽり当てはめることができそうです。

但し、キハ283系が経年以上に老朽化が進行しているという情報もあり、新幹線札幌開業を待たずに新車両投入が必要になるかも知れません。また次世代特急気動車の可能性を問われると、北斗系充当のキハ261系が70両(2031年時:経年15年以内)ある訳で、この70両という大所帯は無視できず、次世代の車両まで考えられるか、一筋縄ではいかない問題が横たわっています。

6063: by 管理人 on 2017/03/28 at 18:09:20

>>「markun_jp」さん、コメントありがとうございます。

本州では当たり前のような流れである「引退から保存」が北海道にはありません。解体か、NPOなどの民間の手によって資金を集めて実現を目指す方法の2択になると思います。これも前者の方が圧倒的に多いです。

北海道にも鉄道車両を展示している交通記念館のような場所はありますが、いずれも国鉄時代に活躍した車両ばかりです。日々の刷新が実施されていないのが実情です。新たな顧客を掴み取るためにも、展示車両の変更や刷新は必要なことだと考えています。

キハ281系の先頭形状は、そのまま最新の特急車両にも普及されており、北海道の特急車両の一時代の流れをつくった名車両であることは言うまでもありません。仮に引退となる場合は保存に向けての動きがありそうな気がします。

6066: by 管理人 on 2017/03/28 at 18:28:19

>>「シニアパートナー」さん、再度コメントありがとうございます。

キハ281系は年数的にこれ以上延命を図ることは無理だと思うので、キハ283系も含めて新幹線開業前に新車に交代すると思います。5か年計画でも少し触れられていたと思います。

他線区転用についてですが、キハ283系とキハ261系0番台をまるっきり置き換えるとした場合、現状のままだと先頭車(ユニット)が不足する事態になると思います。キハ261系の今後の増備状況によりますが、予備を含めたら先頭車が少なくとも10ずつ必要な体制をしなければ2形式をまるっきり置き換えることは難しいと思います。もちろん、本数が将来的にも現行のままで維持していればの話です。

いずれにしても、札幌延伸と車両の老朽化という2つの大きな問題が迫っているので、車両の配備にも慎重な判断が迫られますね。

6414:キハ281系、試作車にも機器更新車が登場 by 龍 on 2017/05/25 at 06:01:34 (コメント編集)

キハ281-901が全般検査を終えて出場しました。行先表示器がフルカラーLED式に交換されています。昨日、「スーパー北斗15号」の札幌側先頭車として運用に入っていたようです。キハ283系同様、試作車の3両は早期廃車になるかと思いきや、どうやら北海道新幹線の延伸開業直前まで延命させるつもりのようです。

6417: by 管理人 on 2017/05/25 at 21:31:08

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

Twitterか何かで確認した記憶がありますが、行先表示器のフルカラーLED化は延命措置ではなく、従来の部品が入手困難になったためのようで、半年の試用期間を経て問題なければ機器の交換を実施していくようです。

キハ183系初期車で北海道の特急気動車の耐用年数をある程度把握しており、キハ281系は高速運転ゆえに老朽化の進行度合いも早いことを踏まえると、活躍できて30年弱ぐらいが目安ではないでしょうか。

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