外妻部分が損傷した「キハ260-1308」が苗穂運転所裏手に留置
キハ261系 - 2017年04月10日 (月)
3月中旬ごろに札幌運転所(札サウ)構内で外妻部分の損傷が確認された「キハ260-1308」ですが、当該車両は現在、苗穂運転所(札ナホ)の裏手に留置されています。

苗穂運転所の裏手に足を運ぶと、在籍車両とは異なる車両が留置されているのが目につきます。新塗色化されたキハ260形1300番の増結用中間車であろう車両です。



よくよく確認すると、車体外妻部分が損傷しているのが確認できます。
3月中旬ごろ、札幌運転所で写真のような状態で留置されていたようで、数日後に試1191レにて苗穂(苗穂工場か苗穂運転所か不明)に運ばれた情報を確認しました。
それ以降、修繕作業をせずに苗穂運転所裏手に放置されている状態が続いているという流れだと思います。
営業運転時は編成の中間に連結されるため、踏切事故などが発生しても車両そのものに損傷は発生しにくいと思います。損傷部分がかなり上部であり、営業運転の最中にできたものとは考えにくいです。おそらく、札幌運転所で入換作業中に何らかのミスによってできたものではないでしょうか。
それにしても、鉄道車両の車体を歪ませるほどの損傷具合からして、かなり大きな力を加えないとこのような歪みはできないはずです。力が加えられたことで車体外妻部分から乗降扉までのスペースにくっきりと車体に力が加えられた跡も確認できます。
鉄道車両の構造そのものはわかりませんが、妻鋼体と呼ばれる部分だけが損傷していると思われ、かろうじて妻柱の部分は損傷を回避できたのではないでしょうか。妻柱が損傷すると、おそらく車両そのものが歪んでしまうため、修復が不可能で廃車となるのではないでしょうか。
資料などで少し調べてみましたが、今回は車両の重要な骨格部分への影響は少ないと思われ、いずれ修繕作業を実施したのち営業運転に復帰すると思われます。この状態から車体を修繕できるのか不明ですが、側板(側鋼体)を丸ごと新製または交換なども視野に入れる必要があるのではないでしょうか。
自分もマイカーを所有していて、トラックにぶつけられた経験がありますが、一見小さそうに見える傷も修理に出せば高額なことが多々あります。特にディーラーに持っていくと余計高くなりますね。
なので、今回の修繕費用も損傷具合に見合わない高額なものになると予想しています。
当該車両は自社で新塗色化された車両です。キハ261系1000番台は一部車両が札幌運転所から函館運輸所(函ハコ)に転出した関係で、主に「スーパーとかち」として運用する車両が少なくなっています。ゴールデンウィーク期間中など、繁忙期期間中の増結が抑制され、この影響が少なからず出る可能性があります。
いずれ復帰すると思われますが、復帰までにかなりの時間を要することは間違いないでしょう。
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苗穂運転所の裏手に足を運ぶと、在籍車両とは異なる車両が留置されているのが目につきます。新塗色化されたキハ260形1300番の増結用中間車であろう車両です。



よくよく確認すると、車体外妻部分が損傷しているのが確認できます。
3月中旬ごろ、札幌運転所で写真のような状態で留置されていたようで、数日後に試1191レにて苗穂(苗穂工場か苗穂運転所か不明)に運ばれた情報を確認しました。
それ以降、修繕作業をせずに苗穂運転所裏手に放置されている状態が続いているという流れだと思います。
営業運転時は編成の中間に連結されるため、踏切事故などが発生しても車両そのものに損傷は発生しにくいと思います。損傷部分がかなり上部であり、営業運転の最中にできたものとは考えにくいです。おそらく、札幌運転所で入換作業中に何らかのミスによってできたものではないでしょうか。
それにしても、鉄道車両の車体を歪ませるほどの損傷具合からして、かなり大きな力を加えないとこのような歪みはできないはずです。力が加えられたことで車体外妻部分から乗降扉までのスペースにくっきりと車体に力が加えられた跡も確認できます。
鉄道車両の構造そのものはわかりませんが、妻鋼体と呼ばれる部分だけが損傷していると思われ、かろうじて妻柱の部分は損傷を回避できたのではないでしょうか。妻柱が損傷すると、おそらく車両そのものが歪んでしまうため、修復が不可能で廃車となるのではないでしょうか。
資料などで少し調べてみましたが、今回は車両の重要な骨格部分への影響は少ないと思われ、いずれ修繕作業を実施したのち営業運転に復帰すると思われます。この状態から車体を修繕できるのか不明ですが、側板(側鋼体)を丸ごと新製または交換なども視野に入れる必要があるのではないでしょうか。
自分もマイカーを所有していて、トラックにぶつけられた経験がありますが、一見小さそうに見える傷も修理に出せば高額なことが多々あります。特にディーラーに持っていくと余計高くなりますね。
なので、今回の修繕費用も損傷具合に見合わない高額なものになると予想しています。
当該車両は自社で新塗色化された車両です。キハ261系1000番台は一部車両が札幌運転所から函館運輸所(函ハコ)に転出した関係で、主に「スーパーとかち」として運用する車両が少なくなっています。ゴールデンウィーク期間中など、繁忙期期間中の増結が抑制され、この影響が少なからず出る可能性があります。
いずれ復帰すると思われますが、復帰までにかなりの時間を要することは間違いないでしょう。
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