タイフォンカバーが撤去されたキハ40形気動車
気動車 - 2017年04月14日 (金)
旭川地区で使用するキハ40形気動車の先頭部分のタイフォンカバーが順次撤去されているようです。
今年の3月に旭川駅へ行った際に撮影しました。当該車両は「キハ40-732」で、快速「なよろ3号」として出発準備中の様子です。
ヘッドライトまわりにあったタイフォンカバーが撤去されており、スッキリした印象がありました。
それでは警笛はどうするのかというと、先頭部分に電子ホーンだと思いますが、これが新たに取り付けられています。
旭川運転所に入出区する車両は、運転所周辺の住宅地域を考慮して電子ホーンが設置されています。キハ261系0番台も3月のダイヤ改正以降は旭川運転所(旭アサ)に一時的に入出区するため、ダイヤ改正前から電子ホーンが取り付けられるようになりました。
当該車両は旭川運転所に所属する車両であり、これも運転所周辺の住宅地域を考慮したものです。電子ホーンを設置することで従来のタイフォンカバー等は不要になることから、検査時などを機に撤去&溶接が実施されていると思われます。
この日は比布駅まで乗車しました。駅に隣接するカフェのパンが食べたくて買いにきたのが理由です。
写真は別の日に撮影しています。ちょうどタイフォンカバーが装着している車両と装着していない車両が並びました。やはり、タイフォンカバーレス仕様は先頭部分がスッキリした印象になっています。
ダイヤ改正前の様子になりますが、左側が快速「なよろ8号」、右側が1366Dです。いずれも旭川駅へ向かいます。両列車は比布駅発車の時点で13分差で設定されており、快速と普通列車という違いがありますが、ローカル線区では非常に珍しい高密度なダイヤです。ダイヤ改正後は時刻変更により、このシーンは見られません。
後者は通学の帰宅時間帯の列車として重宝されているようです。途中の北永山駅で旭川農業高校生らしき生徒たちが大勢乗車してきました。
老朽化が進行し、今年度の事業計画でシリーズ式ハイブリッドを採用する一般気動車を試作する予定としています。それでも、北海道の非電化区間における一般型気動車は、まだまだキハ40形気動車が主役であり、北海道の鉄道路線から完全に淘汰するためには、相当な時間を要すると予想しています。
おそらく、昨今の経営難による影響で現在の在籍数よりも製造数が絞られると思われ、単独で維持することが困難な路線・線区との調整もあり、車両を量産していくうえで非常に難しい選択を迫られると思います。
この段階でタイフォンカバーの撤去を実施しているので、まだまだ現役で活躍するという見方ができ、引き続き北海道の主力一般気動車として活躍することでしょう。
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今年の3月に旭川駅へ行った際に撮影しました。当該車両は「キハ40-732」で、快速「なよろ3号」として出発準備中の様子です。
ヘッドライトまわりにあったタイフォンカバーが撤去されており、スッキリした印象がありました。
それでは警笛はどうするのかというと、先頭部分に電子ホーンだと思いますが、これが新たに取り付けられています。
旭川運転所に入出区する車両は、運転所周辺の住宅地域を考慮して電子ホーンが設置されています。キハ261系0番台も3月のダイヤ改正以降は旭川運転所(旭アサ)に一時的に入出区するため、ダイヤ改正前から電子ホーンが取り付けられるようになりました。
当該車両は旭川運転所に所属する車両であり、これも運転所周辺の住宅地域を考慮したものです。電子ホーンを設置することで従来のタイフォンカバー等は不要になることから、検査時などを機に撤去&溶接が実施されていると思われます。
この日は比布駅まで乗車しました。駅に隣接するカフェのパンが食べたくて買いにきたのが理由です。
写真は別の日に撮影しています。ちょうどタイフォンカバーが装着している車両と装着していない車両が並びました。やはり、タイフォンカバーレス仕様は先頭部分がスッキリした印象になっています。
ダイヤ改正前の様子になりますが、左側が快速「なよろ8号」、右側が1366Dです。いずれも旭川駅へ向かいます。両列車は比布駅発車の時点で13分差で設定されており、快速と普通列車という違いがありますが、ローカル線区では非常に珍しい高密度なダイヤです。ダイヤ改正後は時刻変更により、このシーンは見られません。
後者は通学の帰宅時間帯の列車として重宝されているようです。途中の北永山駅で旭川農業高校生らしき生徒たちが大勢乗車してきました。
老朽化が進行し、今年度の事業計画でシリーズ式ハイブリッドを採用する一般気動車を試作する予定としています。それでも、北海道の非電化区間における一般型気動車は、まだまだキハ40形気動車が主役であり、北海道の鉄道路線から完全に淘汰するためには、相当な時間を要すると予想しています。
おそらく、昨今の経営難による影響で現在の在籍数よりも製造数が絞られると思われ、単独で維持することが困難な路線・線区との調整もあり、車両を量産していくうえで非常に難しい選択を迫られると思います。
この段階でタイフォンカバーの撤去を実施しているので、まだまだ現役で活躍するという見方ができ、引き続き北海道の主力一般気動車として活躍することでしょう。
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