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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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日本で唯一の電車と気動車の協調運転(731系+キハ201系)

当ブログでは長らく紹介していませんでしたが、日本全国で唯一北海道だけ電車と気動車の動力協調運転が実施されています。



写真は朝の963Mを琴似駅で撮影しました。札幌方に731系を、小樽・倶知安方にキハ201系を連結して電車と気動車で動力協調運転を実施しています。後方の3両編成にはパンタグラフを有していませんね。

先日コメントで教えていただきましたが、731系とキハ201系による電車と気動車の協調運転は現在は写真の963Mのみとなっているようです。以前はさらに札幌~江別間で早朝の時間帯に1往復(2本)が確認できました。

過去の時刻表を辿っていくとおそらく、2016年3月ダイヤ改正を機に札幌~江別間の1往復が消滅していると思われます。協調運転時の列車番号である「9××M」の列車番号でないことから、3ドア電車に置き換わっていることが容易に判断できます。

当該列車は、倶知安~小樽間をキハ201系のみの963Dとして運行します。そして小樽駅で731系の後部に連結し、札幌駅まで協調運転を実施します。最終的には苫小牧に行きますが、札幌駅で後部のキハ201系を切り離し、札幌~苫小牧間は731系のみの運転となります。

キハ201系は倶知安方面の非電化区間から札幌駅直通列車の混雑緩和・スピードアップを図るために投入されました。札幌圏では列車の本数が多くなるため、電車に併結して運転できるよう、協調運転を実施する731系と同等の走行性能が与えられました。

製造費用が高額だったこともあり、3両編成×4本の計12両で製造が終わりました。協調運転を実施する列車は営業運転開始当初から多く設定されていたわけではありません。どちらかというと、本数が増える朝ラッシュの時間帯から解結作業が実施できる札幌駅までの間合いで実施されていたものです。日中の時間帯は設定されていませんでした。あくまでラッシュ時間帯の列車の本数を抑えるための措置であり、協調運転をメインで使用するような運用方法はとられていません。

電車と気動車による動力協調運転は、1989年~1992年までJR九州の485系(有明)+キハ183系1000番台(オランダ村特急)が日本で初めて営業列車として実施されました。

1992年3月にハウステンボスが開園されたのに伴い、特急「ハウステンボス」が運行を開始するとともに「オランダ村特急」の運転が終了したため、電車と気動車による協調運転は3年で終了してしまいました。その後5年のブランクを経て、今度は北海道で731系+キハ201系で動力協調運転が実現しました。

電車と気動車による動力協調運転は貴重な光景ですが、現在は小樽駅から札幌駅までの朝の963Mのみしか確認することができません。片道1本のみの運転となるため、キハ201系を先頭とした動力協調運転は既に見られなくなっています。技術力の高さを証明するようなシーンですが、それが片道1本の営業キロ34kmに満たない区間のみで実施されていることは非常に残念です。

元々メインで実施する運用方法ではなく、充当列車を731系+キハ201系とするより、札幌運転所(札サウ)配置の完全な3ドア電車とすることで運用効率も上がります。キハ201系を連結する以上、片方の車両が必然的に731系に固定されてしまうので車両繰りの自由度を考慮すると、731系+キハ201系の動力協調運転は欠点となる部分も多いことは事実です。

動力協調運転を実施する列車が片道1本のみということで、いつ廃止されてもおかしくない状況です。近年はダイヤ改正の度に列車の運用に改変が多く、こちらも日々の記録が大事になってきますね。











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