11年ぶりに復活!!旭川方面からの最終特急列車、特急「ライラック48号」
特急列車 - 2017年04月30日 (日)
今回は旭川方面からの最終特急列車である特急「ライラック48号」を紹介します。


前回紹介した網走・稚内方面からのディーゼル特急の後に設定されています。
旭川駅発22時の札幌行きの特急列車は以前から設定されていました。実は、11年前の3月ダイヤ改正までこの時間帯にL特急「ライラック22号」が設定されていました。11年ぶりに旭川方面からの最終列車を担うようになりました。当時は789系0番台ではなく、今は亡き781系で運行されていました。記憶にある限りでは、旭川駅を唯一00分に発車する「ライラック」だったと思います。
それ以降は運用変更などによって785系によるL特急「スーパーホワイトアロー34号」として運行されるようになり、2007年10月ダイヤ改正でL特急「スーパーカムイ56号」へ、その後も減便措置で本数の変更がありましたが、今年3月のダイヤ改正で「ライラック」・「カムイ」の二本体制となって特急「ライラック48号」として11年ぶりに復活しました。

特急「ライラック48号」は旭川駅3番線からの発車となります。車両は特急「ライラック41号」からの折り返しとなります。同列車到着前に既に3本の「ライラック」が旭川駅に到着していますが、これらは折り返すことなく、旭川運転所(旭アサ)へ回送されます。
「ライラック」の運用は早朝から多くの列車を設定している分、運用が終わる時間帯も早めです。21時以降に始発駅を出発する「ライラック」は、今回取り上げている特急「ライラック48号」のみとなります。21時前には4運用中3運用が終了するダイヤが組まれています。その反面、「カムイ」は朝の運用開始が「ライラック」より遅く、運用が終わるのも「ライラック」より遅いです。

左側に小さく写っているのが先行する特急「宗谷」です。札幌へ向かう特急列車が並びました。この日の特急「宗谷」は10分程度遅れて旭川駅に到着しました。

札幌駅3番線に到着した特急「ライラック48号」です。このあと、札幌運転所(札サウ)へ回送されます。日曜日に利用しましたが、乗車した3号車には6名しか乗車しておらず、非常に寂しい利用状況でした。
おそらく、この運用が「ライラック」の中でも一番ハードな運用であり、旭川方面からの始発の特急「ライラック2号」にも充当されているはずです。そして札幌と旭川で一部を除いて35分ずつ休憩を挟みながら(折り返し時間)何度も往復している運用です。おそらく、札幌~旭川間を1日に9回走行している運用と思われ、営業キロで計算すると1,231.2kmを走行します。これは、札幌~函館間2往復分の距離にほぼ匹敵します。
ダイヤ改正後に何度か旭川へ行っていますが、今の「ライラック」は昔のような穏やかな印象のある「ライラック」とは違い、加速も鋭く、勢いのある「ライラック」となりました。同じ「ライラック」とはいえ、781系より高性能な789系が充当されているので、10年前とはまるっきり違う列車という印象です。
10年前は時間帯ごとに「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」が分かれていましたが、現在は時間帯を問わず「ライラック」と「カムイ」が混在するダイヤとなっています。それぞれの列車が時間帯によって偏った設定になっている傾向がありますが、機会があれば10年ぶりに復活した「ライラック」も利用してみてくださいね。
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前回紹介した網走・稚内方面からのディーゼル特急の後に設定されています。
旭川駅発22時の札幌行きの特急列車は以前から設定されていました。実は、11年前の3月ダイヤ改正までこの時間帯にL特急「ライラック22号」が設定されていました。11年ぶりに旭川方面からの最終列車を担うようになりました。当時は789系0番台ではなく、今は亡き781系で運行されていました。記憶にある限りでは、旭川駅を唯一00分に発車する「ライラック」だったと思います。
それ以降は運用変更などによって785系によるL特急「スーパーホワイトアロー34号」として運行されるようになり、2007年10月ダイヤ改正でL特急「スーパーカムイ56号」へ、その後も減便措置で本数の変更がありましたが、今年3月のダイヤ改正で「ライラック」・「カムイ」の二本体制となって特急「ライラック48号」として11年ぶりに復活しました。

特急「ライラック48号」は旭川駅3番線からの発車となります。車両は特急「ライラック41号」からの折り返しとなります。同列車到着前に既に3本の「ライラック」が旭川駅に到着していますが、これらは折り返すことなく、旭川運転所(旭アサ)へ回送されます。
「ライラック」の運用は早朝から多くの列車を設定している分、運用が終わる時間帯も早めです。21時以降に始発駅を出発する「ライラック」は、今回取り上げている特急「ライラック48号」のみとなります。21時前には4運用中3運用が終了するダイヤが組まれています。その反面、「カムイ」は朝の運用開始が「ライラック」より遅く、運用が終わるのも「ライラック」より遅いです。

左側に小さく写っているのが先行する特急「宗谷」です。札幌へ向かう特急列車が並びました。この日の特急「宗谷」は10分程度遅れて旭川駅に到着しました。

札幌駅3番線に到着した特急「ライラック48号」です。このあと、札幌運転所(札サウ)へ回送されます。日曜日に利用しましたが、乗車した3号車には6名しか乗車しておらず、非常に寂しい利用状況でした。
おそらく、この運用が「ライラック」の中でも一番ハードな運用であり、旭川方面からの始発の特急「ライラック2号」にも充当されているはずです。そして札幌と旭川で一部を除いて35分ずつ休憩を挟みながら(折り返し時間)何度も往復している運用です。おそらく、札幌~旭川間を1日に9回走行している運用と思われ、営業キロで計算すると1,231.2kmを走行します。これは、札幌~函館間2往復分の距離にほぼ匹敵します。
ダイヤ改正後に何度か旭川へ行っていますが、今の「ライラック」は昔のような穏やかな印象のある「ライラック」とは違い、加速も鋭く、勢いのある「ライラック」となりました。同じ「ライラック」とはいえ、781系より高性能な789系が充当されているので、10年前とはまるっきり違う列車という印象です。
10年前は時間帯ごとに「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」が分かれていましたが、現在は時間帯を問わず「ライラック」と「カムイ」が混在するダイヤとなっています。それぞれの列車が時間帯によって偏った設定になっている傾向がありますが、機会があれば10年ぶりに復活した「ライラック」も利用してみてくださいね。
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