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北海道唯一のSPECIAL RAPID!旭川~北見間の特別快速「きたみ」

北海道で一番名の知れた快速列車といえば、小樽・札幌~新千歳空港間の快速「エアポート」だと思います。

札幌圏で毎時4本が設定され、普通列車以上に利便性が高く、札幌圏のダイヤは同列車を中心に動いていると言っても過言ではありません。それだけ重要な役割を果たしています。

実は北海道には、特急列車ではないものの通常の快速列車よりもワンランク上の列車が存在します。それは、旭川~北見間を結ぶ特別快速「きたみ」です。





今回は撮影しやすい午後の下り列車を取り上げます。

まずは旭川駅の電光掲示板から紹介します。音声放送では「快速 きたみ」となっていますが、電光掲示板は時刻表通りの「特別快速 きたみ」となっています。英語表記でも「SPECIAL LAPID KITAMI」とされており、これも北海道で唯一の特別快速である同列車のみ表示されることになります。

3月ダイヤ改正以降も引き続き設定されているものの、実は3月のダイヤ改正で時刻変更が実施されています。ダイヤ改正のパンフレットにも記載されていたと思いますが、「オホーツク」・「大雪」の時刻変更という理由のほかに、旭川駅で特急「カムイ19号」及び特急「ライラック26号」と10分程度で接続するダイヤが組まれ、乗り換えの利便性が向上しています。ダイヤ改正以前は接続を考慮したダイヤ設定とはなっていませんでしたね。


<ダイヤ改正前>

列車名運行時刻所要時間
特別快速「きたみ」旭川(15:03発)➡北見(18:36着)3時間33分
特別快速「きたみ」北見(9:07発)➡旭川(12:20着)3時間13分





<ダイヤ改正後>

列車名運行時刻所要時間
特別快速「きたみ」旭川(15:37発)➡北見(18:58着)3時間21分(-12分)
特別快速「きたみ」北見(10:28発)➡旭川(13:50着)3時間22分(+9分)



運行時刻をダイヤ改正前後で比較すると、上り列車の所要時間は9分伸びてしまいましたが、逆に下り列車が12分短縮しています。旭川駅で上り列車が特急「ライラック26号」、下り列車が特急「カムイ19号」と接続を図ります。

また、上り列車については特急「大雪2号」(旧特急「オホーツク4号」)の時刻が繰り上げられていることにより、ダイヤ改正前後で列車の順序・時間帯が双方で入れ替えられています。





使用車両はキハ54形500番台の1両編成です。キハ40形気動車が入ることはありません。

旭川駅では5番線からの発車となります。ダイヤ改正を機に3番線から5番線に変更されています。





こちらが特別快速「きたみ」のサボになります。1日1往復しか設定されていないので、確認できる機会は限られています。この日は「キハ54-510」が使用されていました。宗谷北線運輸営業所(宗)所属の車両で、宗谷本線をメインに使用する車両です。

旭川地区のキハ54形気動車は、釧路運輸車両所(釧クシ)所属の車両が石北本線の列車に充当されたり、今回のように宗谷北線運輸営業所(宗)所属の車両が石北本線の列車に充当されたりして面白いです。

Wikipediaで調べたところ、宗谷北線運輸営業所所属の車両が特別快速「きたみ」で使用される場合もあるようです。



1両編成で寂しく北見へと旅立っていきました。

特別快速「きたみ」はこの1年間、さまざまな憶測が飛び交いました。当ブログだけかもしれませんが、特急列車の運行区間縮小に伴い、利便性確保を目的に特急料金を省いた特急列車の特別快速化などがありました。結局そのようなことはならず、昼間の特急列車2往復が旭川~網走間の運転となり、名称を「大雪」(たいせつ)に変更しただけでした。

特別快速「きたみ」は、特急列車が設定されていない時間帯を上手く有効活用した速達型の快速列車です。乗車券のみで特急列車+αの所要時間で移動できるのが魅力で、北見地区ではローカル駅にもこまめに停車します。3月のダイヤ改正で特急列車の運行区間縮小分をカバーすべく、同列車も旭川駅で電車特急との乗り継ぎを考慮したダイヤ設定になり、旭川と北見方面を結ぶ列車としてますます重要な役割を果たすことになりました。

運行する石北本線がJR北海道で単独で維持することが困難な路線としており、将来的にどのようになるか全く見当がつかない状況です。ですが、先日紹介した深夜の臨時快速列車にしても、旭川⇔北見間における輸送はJR側も重要だと認識していることは明らかであり、それが臨時快速列車や特別快速「きたみ」の設定から把握することができます。

管理者自身も興味のある列車であり、いずれ乗車してみたい列車の1つです。昨年のゴールデンウィークのことですが、北見に寄ってたくさん思い出をつくってきたので、「きたみ」という言葉が耳に入ると懐かしくなります。そういうのもあって、個人的には末永く残ってほしい列車の1つです。

列車に限らず、北見市は面白いところですよ。 ←話題から逸れました


普段から特急列車に注目されがちですが、こういう列車こそ日々の記録が大事になってきます。記事を作成しながら、こうした何気ない常日頃の様子も大事だと思った次第です。

今後も日常の様子を取り上げる機会を増やしていきたいですね。











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コメント
6310: by TOY BOY on 2017/05/05 at 23:45:18

元々は臨急「大雪」81・82号だった列車で、
確か青函トンネル開通時にα列車で特快として
設定されたはずです。
「大雪」末期は54の急行仕様車の単行で、
今の特急のHMと同じデザインの、
長方形の大きなHMで飾った写真を見ました。
十勝にいるとなかなかなじみのない列車ですが、
一度乗ってみたいですね。

6316: by 管理人 on 2017/05/06 at 01:02:47

>>「TOY BOY」さん、コメントありがとうございます。

特別快速「きたみ」の設定された経緯について詳しく調べていませんが、臨時の優等列車を定期列車化したような話は聞いたことがあります。

過去に鉄道雑誌で取り上げられたこともありますが、なかなか全国的に知られていない列車だと思います。時刻表上では特急列車に少し劣るぐらいのダイヤで走行します。

魅力的な列車だと前から思っており、機会があれば一度乗車してみたい列車です。休日の下り列車はそこそこ利用がありますよ。

6317: by うさぎ on 2017/05/06 at 11:25:59 (コメント編集)

この列車乗ったことがないのですが、1両で満員状態なのでしょうか?狩勝の方は結構混んでたように思うのですが。接続がよくなったのであれば、なおのこと、頑張ってもらいたいです。
札幌ー北見、網走となると、複数社の飛行機、高速バスと強敵ぞろいですよね。経費削減しつつ、利便性、安全性を高めて地元ともタイアップして、力を発揮してもらいたいです。

6318:いつの間に by 旅人 on 2017/05/06 at 12:04:49 (コメント編集)

こんにちは
画像を、見ると1両なんですね。以前は確か2両編成でしたよ。やはり、キハ54も両数に余裕がなくなっているんでしょうか?当時は、宗谷北線はキハ53で、キハ54は富良野線をメインに特別快速きたみに入っていたので、車両数に余裕が、あったんでしょうね。
今や北海道はどこもかしこも合理化しないと経営が成り立たないんでしょうね。

6321: by 管理人 on 2017/05/06 at 21:49:58

>>「うさぎ」さん、コメントありがとうございます。

「カムイ」や「ライラック」との接続が図られるようになったとはいえ、下り列車に関しては満員までにはならないです。ある程度席が埋まる程度です。

札幌~北見間は都市間バスとの競争が激しいです。深夜帯に臨時快速列車も設定するようになり、対抗心むき出し状態です。運行時刻の変更や特急列車との接続改善でどこまで頑張れるか注目です。

6322: by 管理人 on 2017/05/06 at 21:55:38

>>「旅人」さん、コメントありがとうございます。

2両での運転はすいぶんと昔のことだと思います。臨時特急を快速化したうえで定期化したのであれば、その臨時列車分の需要を考慮して2両編成で運行していたのではないでしょうか。

昨今話題にあがる通り、人口減少による利用客の減少によって1両編成に減車されたのではないでしょうか。何度か確認していますが、1両でも十分な輸送力を確保できるぐらいの利用しかありませんよ。

6325: by ナナッシー on 2017/05/07 at 08:00:30

おはようございます
特快きたみは18きっぷシーズンになると基本2両で、場合によっては3両になります。
特急券無しで北見まで乗り換え無しで、しかも特急列車と比較しても対して所要時間が変わらないのは魅力的です。
旭川→北見行きの臨時快速も18きっぷ期間はそれなりの乗車率が見込めます。
3月のダイヤ改正からは旭川駅で札幌行き(発)の特急列車と乗り換えが出来るようになったのもポイントです。

6328: by 管理人 on 2017/05/07 at 22:17:39

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

2両編成以上は確認したことがありません。機会があったら見てみたいです。

運行時刻や特急との接続体系が見直されても、何度か確認している限りでは極端に利用が増減した様子はありません。旭川⇔北見間の地元住民向けの列車という印象が強いです。

希少な特別快速列車であり、ダイヤ改正後も残ったので末永い活躍を期待したいです。

6333: by 芽室本線沿線住民 on 2017/05/08 at 05:32:35

特別快速きたみは、それなりの利用が根付いている気がします。

対抗する都市間バスですが、旭川⇔遠軽と旭川⇔北見それぞれに設定されており、設備面も料金面も都市間バスが優位ではないかと思います。

他の方もコメントにもあるように青春18きっぷの時期には、大変、混み合うはずです。上川から遠軽へ特急券なしで移動できる列車が特別快速以外に1往復しかないはずです。

6334: by 南の虎 on 2017/05/08 at 10:02:38

旭川から北見まで、一度利用したことがあります。1997年だったと記憶しています。
記憶なので誤りがあるかもしれませんが、そのときは、たしか2両編成でした。ただ、遠軽から各駅停車だったような気がします。けっこう時間がかかるなーという印象でした。
一方で、締め切りになっている乗務員室は、ガラス張りなので中が見えるのですが、血液輸送をしていました。重要な輸送手段なのでしょうね。高速道路が整備された今では車のほうが早いのかもしれませんが。

ただ、旭川北見間には「石北号」があり、時刻を見る限り、かなりうまく棲み分けているなと思います(上り「きたみ」の時間くらいしか重なっていない)。

JRは、「石北号」と、競合というより共存する関係を目指しているのかなと思っています。

心情的には、2両編成で頻発運転をして、バスの利用者を根こそぎ奪ってもいいんじゃないのと思っています。
全列車「ライラック」「カムイ」に10分程度で同一ホーム上接続させ、2時間ヘッドで8往復(うち半数を北見折り返し)といった具合で。

6337: by 管理人 on 2017/05/08 at 22:51:22

>>「芽室本線沿線住民」さん、コメントありがとうございます。

18きっぷ設定時はほとんど確認したことがありませんが、設定期間中以外は1両編成の座席がほぼ埋まるぐらいの利用です。

特急列車が設定されていない時間帯の列車でもあるので、旭川⇔北見方面の長距離移動には重宝される列車です。2両編成以上も確認できるそうで、いずれみてみたいです。

6338: by 管理人 on 2017/05/08 at 23:02:03

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

遠軽~北見間はほぼ各駅停車ですが、西留辺蘂駅と生野駅は通過となっています。

競合する都市間バスの対抗手段としての役割もあります。都市間バスの時刻を正確に確認していませんが、逆に都市間バスが設定されていない空白の時間を逆手にJR側に有利にするダイヤを設定しているのかもしれません。

上り列車については、キハ183系の運用の関係で特急「大雪2号」と時刻を入れ替えなければなりませんでした。従来ダイヤ(ダイヤ改正前)は石北号の空白の時間帯に設定されており、これは特急列車の運行体系見直しによるやむを得ない措置です。

頻繁に運行するとしても、難なく峠越えが可能なキハ54形気動車の運用の関係もあるので、本数の増加は厳しいような気がします。

8209:初めまして by みんと on 2019/01/12 at 20:58:06

北見在住の者です。先日、トミカ博inSAPPOROに行った時に、この列車を初めて利用しました。
一両しかなく、指定席もなく、長距離列車とは思えなくて驚きました。乗り込むと、そこそこ乗客もいて相席を頼み、旅路をおしゃべりして楽しみました。
帰ってから、一両しかないその線が不思議で調べたら、こちらの記事を読むことができました。
とても温かい記事で嬉しかったです。また北見に遊びにきてくださいね。楽しんで帰ってくれると嬉しいです。

8212: by 管理人 on 2019/01/13 at 23:40:52

>>「みんと」さん、コメントありがとうございます。

初めまして。閲覧いただき、ありがとうございます。

特別快速列車ですが、設備は普通列車と変わらず、1両編成の列車です。昔は急行列車として使っていた車両を専用で使っていた時期もありました。「オホーツク」・「大雪」を補完し、区間によっては特急並みの速さが魅力です。

基本的に旭川駅に発着するローカル線の列車は混雑していますよ。車内は廃線には程遠い雰囲気に包まれますが、元々の本数が少ないことと、長大路線を維持しなければならないので、賑やかな雰囲気になっても赤字なのです。

それでも、石北本線は北見市という大きな都市があり、周辺の市町村も一部合併して大きくなったと思います。夜間には北見へ向けて旭川発の「臨時快速」が週末を中心に運行されています。都市間バス「ドリーミントオホーツク号」を意識した列車です。少なからず、石北線利用者の配慮もまだまだあります。

昨年は東相内駅に近い老舗のカルネが閉店したそうですね。3年前に北見に行った際に寄った思い出ある店でした。残念です。

地理的に札幌から遠いので、行く機会はあまりないと思いますが、北見市は印象が強かったまちなので、いずれはまた行ってみたいです。

長文失礼しました。

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