「マヤ35-1」が苗穂工場に入場
客車・貨車 - 2017年05月22日 (月)
5月に北海道入りしたばかりの新製した軌道検測車「マヤ35-1」が5月21日の夕方に苗穂工場に入場しました。
その様子を確認することができたのでお伝えします。

おそらく過去に1回も取り上げていないと思いますが、苗穂運転所(札ナホ)から苗穂工場へ入場する列車というのは、16時20分ごろに同運転所西出区線に姿を現します。
ほとんどの場合、気動車のみで営業列車では見られない一般型気動車から特急気動車までありとあらゆる車両がごちゃ混ぜで一気に回送されます。キハ201系や特急気動車などは最後尾に連結されることが多いです。



5月21日の入場列車の中に、キハ150形100番台に挟まれて「マヤ35-1」が苗穂工場へ入場しました。北海道来道以来、初めての入場となるのではないでしょうか。
既にキハ150形気動車に挟まれて試運転が実施されているようで、それまで主にキハ40形気動車に挟まれて運行していた「マヤ34-2008」とは異なり、今後はキハ150形気動車に挟まれて検測作業を実施する姿がメインとなるかもしれませんね。

アリオ札幌前の踏切に引き上げ線?があり、そこで折り返して苗穂工場に入場する直前のシーンです。このような特急気動車から一般気動車まで異種混合状態の編成を確認することができるのも、苗穂運転所からの入場列車の魅力の1つです。


前後に挟まれたキハ150形気動車のみとの比較になりますが、全高が低く、振り子式車両のように重心が低く感じられます。それに合わせて室内も低重心化が図られているのではないでしょうか。車体は振り子式車両のように左右が絞り込まれているわけではありませんが、全体的に振り子式車両のようなスマートで全高の低さと雰囲気を感じました。
3枚目や6枚目の写真のように、キハ150形気動車と比較すると、かなり全高が低く抑えられています。その分室内が低床化されていると思われ、このあたりも新時代の車両ということを伺わせます。
外装は苗穂工場入場後にさまざまな検測器の搭載などで変更されると思いますが、現時点での外装色はJR北海道のイメージカラーである萌黄色ではなく、JR北海道のH5系で採用されているような「常盤グリーン」を採用しています。これは、JR東日本のE5系新幹線電車にも採用されており、元はE5系を量産化するための試験車両E954形「FASTECH 360 S」から採用されているカラーリングです。
事前の公式発表では、最終的に北海道新幹線のH5系と同系色のグリーンをベースに、紅葉のオレンジ色と雪原の白が検測車の走行とともに流れ動くイメージとなり、今回の苗穂工場入場で外装も変更されることでしょう。「常盤グリーン」のみの単色は北海道入りした直後のごくわずかな期間だけに見られた貴重シーンになることでしょう。

そして写真のように留置されました。5月22日の早朝まで同じ場所で確認されたと思います。
今後のスケジュールは、今年の5月から来年の3月まで車両性能の確認及び、検測装置のデータ検証などの各種試験が実施され、来年の4月から本格的に使用されます。
一昔前の事業用車両といえば地味な印象しかありませんでしたが、JR化後は東日本のキヤE193系気動車(East i-D)のように明るいイメージと変わりつつあります。北海道もようやく地味な「マヤ34-2008」から脱却し、新世代の事業用客車へとバトンタッチします。今度は最新のH5系をモチーフとした外観とすることでイメージも明るくなります。
特に、青空の快晴のもとで撮影するとイイ写真が撮影できるのではないでしょうか。早く北海道中を駆け巡ってほしいですね。
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その様子を確認することができたのでお伝えします。

おそらく過去に1回も取り上げていないと思いますが、苗穂運転所(札ナホ)から苗穂工場へ入場する列車というのは、16時20分ごろに同運転所西出区線に姿を現します。
ほとんどの場合、気動車のみで営業列車では見られない一般型気動車から特急気動車までありとあらゆる車両がごちゃ混ぜで一気に回送されます。キハ201系や特急気動車などは最後尾に連結されることが多いです。



5月21日の入場列車の中に、キハ150形100番台に挟まれて「マヤ35-1」が苗穂工場へ入場しました。北海道来道以来、初めての入場となるのではないでしょうか。
既にキハ150形気動車に挟まれて試運転が実施されているようで、それまで主にキハ40形気動車に挟まれて運行していた「マヤ34-2008」とは異なり、今後はキハ150形気動車に挟まれて検測作業を実施する姿がメインとなるかもしれませんね。

アリオ札幌前の踏切に引き上げ線?があり、そこで折り返して苗穂工場に入場する直前のシーンです。このような特急気動車から一般気動車まで異種混合状態の編成を確認することができるのも、苗穂運転所からの入場列車の魅力の1つです。


前後に挟まれたキハ150形気動車のみとの比較になりますが、全高が低く、振り子式車両のように重心が低く感じられます。それに合わせて室内も低重心化が図られているのではないでしょうか。車体は振り子式車両のように左右が絞り込まれているわけではありませんが、全体的に振り子式車両のようなスマートで全高の低さと雰囲気を感じました。
3枚目や6枚目の写真のように、キハ150形気動車と比較すると、かなり全高が低く抑えられています。その分室内が低床化されていると思われ、このあたりも新時代の車両ということを伺わせます。
外装は苗穂工場入場後にさまざまな検測器の搭載などで変更されると思いますが、現時点での外装色はJR北海道のイメージカラーである萌黄色ではなく、JR北海道のH5系で採用されているような「常盤グリーン」を採用しています。これは、JR東日本のE5系新幹線電車にも採用されており、元はE5系を量産化するための試験車両E954形「FASTECH 360 S」から採用されているカラーリングです。
事前の公式発表では、最終的に北海道新幹線のH5系と同系色のグリーンをベースに、紅葉のオレンジ色と雪原の白が検測車の走行とともに流れ動くイメージとなり、今回の苗穂工場入場で外装も変更されることでしょう。「常盤グリーン」のみの単色は北海道入りした直後のごくわずかな期間だけに見られた貴重シーンになることでしょう。

そして写真のように留置されました。5月22日の早朝まで同じ場所で確認されたと思います。
今後のスケジュールは、今年の5月から来年の3月まで車両性能の確認及び、検測装置のデータ検証などの各種試験が実施され、来年の4月から本格的に使用されます。
一昔前の事業用車両といえば地味な印象しかありませんでしたが、JR化後は東日本のキヤE193系気動車(East i-D)のように明るいイメージと変わりつつあります。北海道もようやく地味な「マヤ34-2008」から脱却し、新世代の事業用客車へとバトンタッチします。今度は最新のH5系をモチーフとした外観とすることでイメージも明るくなります。
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