【代走レポート】6月2日の上り特急「宗谷」をキハ183系旭山車+キロ9で代走
代走・編成変更 - 2017年06月04日 (日)
久々の代走レポートです。
6月2日の上りの特急「宗谷」がキハ183系旭山動物園号車両に「キロ182-9」を連結した6両編成で運行されました。様子を確認してきたので紹介します。

札幌駅にはおよそ25分ほど遅れて到着しました。特急「ライラック48号」から逃げ切るダイヤだったと思います。
当日は特急「サロベツ1号」にも充当され、所定では折り返しで上りの特急「宗谷」となります。稚内駅での折り返し時間が25分と少なく、最高運転速度が通常よりも遅いキハ183系の代走運転となると、運用の最後までその影響が出てしまいます。

ヘッドマークは「旭山動物園号」のものがそのまま使用されていました。

今回の代走で注目すべきは、稚内方2両目に「キロ182-9」が連結されていたことです。3月ダイヤ改正後はキハ183系苗穂車の運用数削減により、所定のキロハ182-0でも予備車を確保することができるようになりました。
そのため、ダイヤ改正前まで稀に定期列車として運用に入っていた「キロ182-9」は一気に出番が少なくなり、定期列車ではほぼ確認することができなくなったと思います。昨年度中の廃車は免れましたが、完全な予備車状態となっています。

そのため、行先表示器も機能していませんでした。幕そのものが既に取り外されている可能性もありますね。

見づらいですが、増結1号車と1号車の号車札を撮影しました。
今回の代走では、「キロ182-9」が増結1号車、「キハ182-46」(熱帯のジャングル号)が1号車として順に最後尾が4号車という編成でした。稚内方先頭車「キハ183-3」(草原のサバンナ号)は座席をもたないフリースペースのため、今回も締切扱いとされました。

最後に、逆側から編成全体を撮影しました。10分程度停車して苗穂運転所(札ナホ)へ回送されました。
今回の代走は6月1日の下りの特急「宗谷」から始まり、その日はその後、特急「サロベツ4号」と特急「サロベツ3号」に充当されて稚内に滞泊。
翌2日は、特急「サロベツ2号」から運用が始まり、特急「サロベツ1号」と上りの特急「宗谷」に充当されて代走運転が終了しました。
翌3日の下りの特急「宗谷」からキハ261系0番台の所定編成に戻っているようです。
参考記事:遂にキハ183系旭山動物園号に引退報道!!今年度末で廃車へ(2017年5月20日更新)
先日紹介しましたが、キハ183系旭山動物園号車両も老朽化のため、今年度末をもって引退することが地元メディアによって報じられました。
メインである旭山動物園としての連絡列車も、7月や8月の週末を中心に789系0番台へとバトンタッチし、期間中は定期列車1往復のスジを活用して特急「ライラック旭山動物園号」として運行します。これにより、旭山動物園としての連絡列車としての使命は既に終えたと判断してもよいのではないでしょうか。
車両はまだ廃車とせず、臨時列車や今回のような定期列車の代走として細々と使用していくことになります。ですが、近年の傾向としてさよなら企画などは実施されず、ひっそりと姿を消す可能性も否定できません。
なので、代走を含めていつ最後の運転になるのか把握することができません。まずはいつ最後の運転となってもいいように、運行される毎に記録していくしかありませんね。
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6月2日の上りの特急「宗谷」がキハ183系旭山動物園号車両に「キロ182-9」を連結した6両編成で運行されました。様子を確認してきたので紹介します。

札幌駅にはおよそ25分ほど遅れて到着しました。特急「ライラック48号」から逃げ切るダイヤだったと思います。
当日は特急「サロベツ1号」にも充当され、所定では折り返しで上りの特急「宗谷」となります。稚内駅での折り返し時間が25分と少なく、最高運転速度が通常よりも遅いキハ183系の代走運転となると、運用の最後までその影響が出てしまいます。

ヘッドマークは「旭山動物園号」のものがそのまま使用されていました。

今回の代走で注目すべきは、稚内方2両目に「キロ182-9」が連結されていたことです。3月ダイヤ改正後はキハ183系苗穂車の運用数削減により、所定のキロハ182-0でも予備車を確保することができるようになりました。
そのため、ダイヤ改正前まで稀に定期列車として運用に入っていた「キロ182-9」は一気に出番が少なくなり、定期列車ではほぼ確認することができなくなったと思います。昨年度中の廃車は免れましたが、完全な予備車状態となっています。

そのため、行先表示器も機能していませんでした。幕そのものが既に取り外されている可能性もありますね。

見づらいですが、増結1号車と1号車の号車札を撮影しました。
今回の代走では、「キロ182-9」が増結1号車、「キハ182-46」(熱帯のジャングル号)が1号車として順に最後尾が4号車という編成でした。稚内方先頭車「キハ183-3」(草原のサバンナ号)は座席をもたないフリースペースのため、今回も締切扱いとされました。

最後に、逆側から編成全体を撮影しました。10分程度停車して苗穂運転所(札ナホ)へ回送されました。
今回の代走は6月1日の下りの特急「宗谷」から始まり、その日はその後、特急「サロベツ4号」と特急「サロベツ3号」に充当されて稚内に滞泊。
翌2日は、特急「サロベツ2号」から運用が始まり、特急「サロベツ1号」と上りの特急「宗谷」に充当されて代走運転が終了しました。
翌3日の下りの特急「宗谷」からキハ261系0番台の所定編成に戻っているようです。
参考記事:遂にキハ183系旭山動物園号に引退報道!!今年度末で廃車へ(2017年5月20日更新)
先日紹介しましたが、キハ183系旭山動物園号車両も老朽化のため、今年度末をもって引退することが地元メディアによって報じられました。
メインである旭山動物園としての連絡列車も、7月や8月の週末を中心に789系0番台へとバトンタッチし、期間中は定期列車1往復のスジを活用して特急「ライラック旭山動物園号」として運行します。これにより、旭山動物園としての連絡列車としての使命は既に終えたと判断してもよいのではないでしょうか。
車両はまだ廃車とせず、臨時列車や今回のような定期列車の代走として細々と使用していくことになります。ですが、近年の傾向としてさよなら企画などは実施されず、ひっそりと姿を消す可能性も否定できません。
なので、代走を含めていつ最後の運転になるのか把握することができません。まずはいつ最後の運転となってもいいように、運行される毎に記録していくしかありませんね。
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