解体免れか!?「モハ784-501」が苗穂工場敷地内に留置される
785・789系 - 2017年06月07日 (水)
苗穂工場では現在785系NE-1編成の解体作業が実施されていますが、このタイミングで500番台にあたる「uシート」車が1両同工場敷地内に留置されるようになりました。


別のアングルから車番を確認してみたところ、当該車両は「モハ784-501」でした。この車両は、785系NE-1編成の4号車「uシート」として使用されていた車両です。
行先表示器の幕は外されていますが、パンタグラフはまだ設置されたままでした。

NE-1編成として活躍したほかの4両は苗穂工場の解体線で解体及び解体待ち状態となっています。
老朽化の進行及び今後の用途がないから廃車・解体されるわけです。「モハ784-501」のみ解体線から移動したということは、解体することができない何らかの理由があるからです。先に解体された3編成は、「uシート」車も同時に解体されています。
NE-1編成について調べてみると、最新のデータでは、昨年度末時点でもまだ除籍とはなっていないようです。一部車両が解体されているため、今年度初頭に除籍されているとみて間違いなさそうですが、そうだとすると、1両だけ解体を免れた状態の「モハ784-501」の動向が非常に気になります。
万が一、除籍されていない場合も含めて、どういった理由が考えられるのでしょうか。以下に3つ記します。
その1:車両の保存
今のところ話題として全くありませんが、車両の保存という説です。
近年は、711系や24系が岩見沢地区や函館地区(北斗市)で保存する動きがありました。いずれも先頭車や最後尾に連結される車両も含まれており、保存する動きが有力であれば、中間車1両のみならず、先頭車も含めるべきではないでしょうか。
いずれにしても、保存という流れにもっていくと、もう少し明確な根拠となる内容がほしいところです。
その2:部品取り用
一部車両が廃車・解体されたとはいえ、旧付属編成同士を組み合わせて5両編成としたNE-501編成、NE-502編成は引き続き特急「すずらん」で活躍しています。形式こと異なるものの、モハ785形500番台が連結されており、部品取り用の車両として待機させている可能性があります。
その3:789系0番台の付属編成と組み合わせて5両編成化!?
当ブログではまだ紹介できていませんが、函館の五稜郭車両所で789系0番台の付属編成2本(2両編成×2本)が留置されているようです。昨年度中にも除籍されておらず、こちらも動向が気になるところです。
付属編成だった2両編成×2本に今回紹介している「モハ784-501」を組み合わせれば5両編成となり、改造を実施すれば「カムイ」や「すずらん」で使用できるのではないでしょうか。785系のかつての付属編成同士を組み合わせた2編成が残存したとはいえ、車齢的にもそう長い活躍は見込めないはず・・・。
これらを組み合わせて5両編成とすれば、NE-501編成やNE-502編成の置き換え時に一役買うのではないでしょうか。
これら様々な理由が考えられます。2002年3月ダイヤ改正から営業運転を開始し、まだ15年しか使用していません。一部車両は既に解体されてしまいましたが、車齢を考えると、もう少し何らかの形で有効活用されることが望ましく、この時点での廃車・解体は非常に勿体ないです。
車籍が抹消されているのか、残存しているのかで見方も変わってきますが、このタイミングでの解体免れは非常に興味深いものがありますね。
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別のアングルから車番を確認してみたところ、当該車両は「モハ784-501」でした。この車両は、785系NE-1編成の4号車「uシート」として使用されていた車両です。
行先表示器の幕は外されていますが、パンタグラフはまだ設置されたままでした。

NE-1編成として活躍したほかの4両は苗穂工場の解体線で解体及び解体待ち状態となっています。
老朽化の進行及び今後の用途がないから廃車・解体されるわけです。「モハ784-501」のみ解体線から移動したということは、解体することができない何らかの理由があるからです。先に解体された3編成は、「uシート」車も同時に解体されています。
NE-1編成について調べてみると、最新のデータでは、昨年度末時点でもまだ除籍とはなっていないようです。一部車両が解体されているため、今年度初頭に除籍されているとみて間違いなさそうですが、そうだとすると、1両だけ解体を免れた状態の「モハ784-501」の動向が非常に気になります。
万が一、除籍されていない場合も含めて、どういった理由が考えられるのでしょうか。以下に3つ記します。
その1:車両の保存
今のところ話題として全くありませんが、車両の保存という説です。
近年は、711系や24系が岩見沢地区や函館地区(北斗市)で保存する動きがありました。いずれも先頭車や最後尾に連結される車両も含まれており、保存する動きが有力であれば、中間車1両のみならず、先頭車も含めるべきではないでしょうか。
いずれにしても、保存という流れにもっていくと、もう少し明確な根拠となる内容がほしいところです。
その2:部品取り用
一部車両が廃車・解体されたとはいえ、旧付属編成同士を組み合わせて5両編成としたNE-501編成、NE-502編成は引き続き特急「すずらん」で活躍しています。形式こと異なるものの、モハ785形500番台が連結されており、部品取り用の車両として待機させている可能性があります。
その3:789系0番台の付属編成と組み合わせて5両編成化!?
当ブログではまだ紹介できていませんが、函館の五稜郭車両所で789系0番台の付属編成2本(2両編成×2本)が留置されているようです。昨年度中にも除籍されておらず、こちらも動向が気になるところです。
付属編成だった2両編成×2本に今回紹介している「モハ784-501」を組み合わせれば5両編成となり、改造を実施すれば「カムイ」や「すずらん」で使用できるのではないでしょうか。785系のかつての付属編成同士を組み合わせた2編成が残存したとはいえ、車齢的にもそう長い活躍は見込めないはず・・・。
これらを組み合わせて5両編成とすれば、NE-501編成やNE-502編成の置き換え時に一役買うのではないでしょうか。
これら様々な理由が考えられます。2002年3月ダイヤ改正から営業運転を開始し、まだ15年しか使用していません。一部車両は既に解体されてしまいましたが、車齢を考えると、もう少し何らかの形で有効活用されることが望ましく、この時点での廃車・解体は非常に勿体ないです。
車籍が抹消されているのか、残存しているのかで見方も変わってきますが、このタイミングでの解体免れは非常に興味深いものがありますね。
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