FC2ブログ

プロフィール

管理人

Author:管理人
北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

<公式Facebook>


<公式Twitter>


<公式Instagram>

Amazon.co.jp(鉄道雑誌その他)

RSS

室蘭駅には行かない特急「すずらん2号」

特急「すずらん」といえば、札幌~東室蘭・室蘭間を走行する列車です。札幌~東室蘭間を特急「すずらん」として、東室蘭~室蘭間は普通列車として運転します。車両は日によって異なりますが、785系または789系1000番台が使用されます。

2016年3月ダイヤ改正から北海道新幹線開業に伴う、急行「はまなす」の廃止の代替として「すずらん」が1往復増発されました。おそらく、運行開始以来設定されたことがなかった札幌発7時台の列車も設けられ、地味で「北斗」や「スーパー北斗」を補完する「すずらん」の輸送改善が久しぶりに図られたことでしょう。

今年3月のダイヤ改正で従来のL特急から特急に改められて再出発となりました。2016年3月からですが、室蘭駅には行かない「すずらん」が1日1本だけあります。



今回の写真は全て千歳駅で撮影しています。キハ183系による集約臨を撮影するため、ついでに同駅での撮影となりました。

本当は2017年3月ダイヤ改正以前の様子もありますが、紹介しきれなかったため、最新のもので対応したいと思います。

本来であれば、上りの「すずらん」は普通列車として運転する区間を含めて行き先が「室 蘭」と表示されますが、特急「すずらん2号」のみは「東 室 蘭」と表示されます。この特急「すずらん2号」のみ、室蘭駅までは行かず、東室蘭駅までの運転となる唯一の列車です。



785系を期待しましたが、当日は789系1000番台HL-1001編成でした。



見づらいかもしれませんが、行先表示器を確認してみると、行き先が「東室蘭」となっています。基本的に「すずらん」は普通列車で運転する区間も含めて「室蘭」と表示されますが、「東室蘭」の表示は特急「すずらん2号」のみの1日1回限定です。

逆に、折り返しとなる特急「すずらん5号」は下り列車で唯一、東室蘭駅始発となります。こちらは行先表示器も全て他の「すずらん」と変わらない「札幌」表示となるため、今回は取り上げません。

この特急「すずらん2号」の運用はとてもハードで、札幌~東室蘭間を1日に4往復します。室蘭までは2号と5号の1往復を除くので3往復となります。東室蘭駅発着の理由は、時刻表で運用を追っていくとわかりますが、その後の運用も折り返し時間が十分確保されているとは判断しにくく、折り返しとなる特急「すずらん5号」の運行時間帯が設定しづらくなるというのが理由ではないでしょうか。

前述の通り、その後の運用を時刻表で辿っていくと、特急「すずらん5号」の札幌駅到着後、23分で折り返しの特急「すずらん4号」となります。ここでも折り返し時間が十分に確保されているとはいえず、その後の運用にも影響を及ぼしかねないと判断した結果、1往復のみ東室蘭駅発着という苦肉の策をとったのではないでしょうか。「すずらん」の場合は「北斗」と「スーパー北斗」が設定されている時間帯の間を上手く活用して設定しなければならず、「北斗」と「スーパー北斗が北海道新幹線の連絡を担うようになって以降、ますます設定できる時間が制約され、時間調整がより難しくなっていることでしょう。

他にも、特急「すずらん2号」の場合は、2016年3月まで設定されていた特急「北斗4号」を補完する役割もあるため、従来までのサービスをそのまま維持するために東室蘭駅までの運転になった可能性も否めません。いずれにしても、「すずらん」における歴史の新たな1ページとして刻み込まれることでしょう。










↓ブログランキングにご協力お願いします↓


にほんブログ村

鉄道コム
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
6483: by お山の管理人 on 2017/06/12 at 22:23:22 (コメント編集)

すずらん5号は時々出張で乗りますね。S切符が廃止となり旅費規程の関係から出張はもっぱら「すずらん」ですね。

すずらん2号が東室蘭駅に到着する時間帯は通勤・通学時間帯も終了しているため、折り返し時間も考慮して東室蘭折り返しとなっているのではないでしょうか。
個人的には21時発のすずらんがあると便利なのですが・・
721系3両編成の快速でも走らないですかね。

6486: by 管理人 on 2017/06/13 at 22:46:54

>>「お山の管理人」さん、コメントありがとうございます。

Sきっぷとほぼ同等の値段で利用できる特急列車が「すずらん」になったので、利用は以前よりも好調だと思います。

全ては、折り返し時間が確保できず、その後の運用にも影響してしまうからです。少し中途半端な気がしますが、以前設定されていた特急「北斗4号」の代替を考慮すれば問題ないです。

運行時刻については改善の余地があるので、利用しやすいように次第によくなればいいですね。

6488:「お山の管理人」と同感です by 学園都市線沿線者 on 2017/06/14 at 18:49:51

たしかに東室蘭発18:24、最終すずらん11号は早過ぎですよね。

東室蘭発22:15、最終スーパー北斗23号ですが、この列車の自由席は割りとガラガラ空いているようです。
あと札幌始発6:00、スーパー北斗2号共々、両列車に限りすずらんオプション特急券を特例で認めていただくと、朝札幌から室蘭に行っても滞在時間が長くとれるんですけどね。

ちなみにスーパー北斗2号の札幌~東室蘭間の自由席って混雑してるんでしょうかね?

※記事内容から逸脱しているようであれば当方のコメントは非公開でもかまいません。

6489: by 管理人 on 2017/06/15 at 22:14:49

>>「学園都市線沿線者」さん、コメントありがとうございます。

運行時刻が一部変更になっても、運用の都合で引き続き偏りのあるダイヤは維持している状態です。昔は東室蘭駅発が19時台だったと思いますが、「北斗」・「スーパー北斗」の時刻変更などの理由でだいたい今の時間帯になりました。

以前も列車限定(北斗・スーパー北斗のみ)で特割きっぷがあったので、「特割オプション特急券」のようなものを早朝・深夜の時刻の一部列車で適用させる方法もいいかもしれません。列車の選択肢が増えることで利用しやすくなるかもしれませんね。

記事内容と逸れてしまいますが、特急「スーパー北斗2号」は時間帯的に利用者が限られてしまうため、混雑する列車ではないと思います。東室蘭駅までだと札幌駅、新札幌駅、苫小牧駅からの利用者が大半ではないでしょうか。

6490: by お山の管理人 on 2017/06/17 at 13:54:41 (コメント編集)

管理人さん、コメントありがとうございます。
「すずらん」「北斗」「高速バス」いずれも乗りますが、S切符廃止以降はS切符利用客が「すずらん」と「高速バス」に分かれているように感じます。
おかげで「すずらん」の乗車率は上がっているように見えますが、東室蘭からの特急利用客は全体として減少していると思います。
出張で昼間帯の「北斗」に乗ることもありますが、以前よりは東室蘭から乗る方は大きく減っています。
雰囲気からは室蘭以外からの出張族がメインとなっているようです。地元の一般利用客は「高速バス」に流れています。休日などは1台では乗り切れず続行便が出ることもあります。
S切符であれば回数券で片道づつJRとバスが出来ましたが、今は「すずらん」で往復しか選べません。時間に余裕のある方は自ずと往復高速バスになってしまいます。
地元企業では「出張時はすずらんを使用すること」という企業も多いと聞きます。
高速バスに流れている旅客を取り戻すには時間帯限定でも「すずらん・北斗オプション券」などの対応が必要ではないかと思います。

6492: by 管理人 on 2017/06/17 at 22:15:11

>>「お山の管理人」さん、再度コメントありがとうございます。

今年の3月だったと思いますが、北海道新聞で函館地区の特急利用率が前年比1.3倍という興味深い記事を読みました。

北海道新幹線と乗り継ぎ体制が便利ということで、逆にこちらは高速バスは苦戦していることが記載されていました。道南地区でも立場がほぼ逆転状態です。

一番気になるのは洞爺や長万部など、函館~室蘭の途中の区間では、利用状況はどのようになっているか、どの交通機関が有利であるかなどが知りたいです。

JR側も利用のメインをどこに置いているのかによってサービスも異なってきますが、報道でも取り上げられているように、道南地区の観光需要増加、北海道新幹線の利用及び乗り継ぎに力を入れている傾向があります。

JRも民間企業であり、経営危機に陥っているのであれば、収益が見込める場所にサービスを集中させることは当たり前です。現時点では、室蘭地区は後回しになっているような気がします。

話題とは若干逸れてしまいますが、北見方面など、高速バスを意識した臨時列車の設定などを試みています。座席の有効活用をするという意味では、オプション特急券の設定基準の緩和なども所要時間短縮も含めて検討していただきたいです。

▼このエントリーにコメントを残す