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キハ261系1000番台ST-1210編成が苗穂工場に入場

6月18日にキハ261系1000番台ST-1210編成(キハ261-1210+キハ260-1210)が苗穂工場に入場しました。





写真は2枚とも18日の夕方に撮影しています。

おそらく、同日の試1191レで札幌運転所(札サウ)輸送され、苗穂工場に入場したのではないでしょうか。

いろいろと調べていると、一昨日の深夜?に函館を函館運輸所(函ハコ)所属の「DE10-1737」号機に牽引されて輸送されたようです。函館運輸所に789系0番台が在籍していた頃のように、キハ261系1000番台も先頭車を含むユニットはディーゼル機関車牽引で深夜に回送されてくるようですね。

今回確認したST-1210編成はキハ261系1000番台のグループの中で最新の6次車に該当し、2016年度に増備された最も新しい札幌方ユニットです。6次車のみは当初から函館運輸所の配置であり、新製当初からヘッドマークがフルカラーLED化されていたり、ホワイト基調の新塗色となって登場しています。

車籍は昨年の12月20日付で函館運輸所配置となっており、在籍してからちょうど6カ月が経過したことになります。この時点で重要部検査や全般検査が実施される可能性は低いので、おそらく数カ月に1回実施する交番検査か何かを実施するために入場したのではないでしょうか。

6次車は昨年の8月と12月に函館運輸所に新製配置され、札幌運転所に配置されていた5次車を中心に3月から4月にかけて27両が函館運輸所に転属しました。新たに札幌と函館の相互配置になったわけですが、どのように車両の検査を実施するのか、またその回送の仕方が個人的に気になっていました。

今年3月のダイヤ改正以前まで営業運転として使用していた5次車までの車両は札幌運転所に一括配置だったため、苗穂工場入場の際は試1191レ及び試1192レで札幌運転所と苗穂工場を往復していました。今回から新たに函館運輸所配置になった車両については、臨試9901レとしてDE10形ディーゼル機関車牽引で札幌まで輸送されるようです。

これが、増結用中間車である1300番の車両だと、苗穂工場入場の際、前後でどのような動きがあるのか気になります。こちらはキハ183系「北斗」のように、定期列車を活用して札幌へ送り込むという仕方も考えられます。これはまだ未確認なので、いずれ把握できることでしょう。

いずれにしても、ほぼ初めてであろう函館車の入場について動きを確認することができたので、お伝えしたいと思います。











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コメント
6498:これからも益々増備され・・・ by s-kamui on 2017/06/20 at 07:48:35

次の改正前後にどう動くのか益々楽しみになってきました。

札幌車も車両不足が懸念されていますから、函館に転出した何両か(全部まででなくて良い)か次の増備車を札幌運転区に配属すればそれに越したことは無いと考えられます。今年新たに函館で配置された車両を含め全て札幌運転区の一括配置にする体制に戻すか、他の方法を採るか幾通りもありそうですね

6499: by 管理人 on 2017/06/20 at 21:12:51

>>「s-kamui」さん、コメントありがとうございます。

3月ダイヤ改正以降、「スーパーとかち」でキハ283系による代走が増えている気がします。一部車両転属も原因の1つにあることでしょう。

あまりにも代走が増える状況であれば、車両の配属を検討しなおす必要があります。現行の体制となってまだ4カ月も経過していないので、しばらく様子をみる必要がありますね。

6573:キハ261系1000番台の動き by 龍 on 2017/07/18 at 11:12:49 (コメント編集)

『鉄道界』2017年5月号によると、キハ261系1000番台の今後の増備車では荷物置き場が増設されるようです。従来車についても順次増設工事を実施するということで、外国人観光客の利用を考慮した措置と考えられます。

また、川崎重工業車両カンパニー(兵庫工場)では、足回りや冷房など機器類の艤装がなされた「キハ261-1211」「キハ260-1328」が姿を現しました。車体には「川崎重工」の銘板、「函ハコ」「29-10」の文字が確認できることから、1000番台初の川崎重工製として今年10月に落成し、函館運輸所に配置となるようです。今年度増備される20両のうち、鋼体を輸送済みの12両が従来通り新潟トランシス製、残りの8両が川崎重工製となります。

この他、ST-1104編成が7月13日に苗穂工場へ入場しました。新塗色への変更や車体傾斜装置の撤去などが実施されると思われ、これで1000番台から「Tilt261」のロゴが完全に姿を消すことになるでしょう。

6577: by 管理人 on 2017/07/18 at 22:54:27

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

おそらく今年度に納入される車両も全て函館運輸所(函ハコ)配置になり、キハ183系を置き換えることが予想されます。

製造元が一部変更となり、今後は川崎重工が主に製造していくのかどうか知りませんが、5次車製造時からみていくと、1年間で製造できる両数が20前後です。

今後全ての特急気動車をキハ261系に統一する計画があるので、それを達成するまでにはまだまだ時間がかかりそうですね。

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