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特急「北斗17号」&特急「スーパーおおぞら10号」の並びを札幌駅で

今回は5月に札幌駅で撮影したワンシーンを紹介します。





1枚目の写真の撮影時刻は20時46分でした。特急「スーパーおおぞら10号」が30分ほど遅れて到着しました。定刻で到着した特急「北斗17号」よりも遅い到着でした。

本来であれば、特急「スーパーおおぞら10号」も札幌駅到着時は4番線を使用しますが、特急「北斗17号」が先に到着していたため、4番線が塞がれており、その関係で隣の5番線の到着となりました。

特急「北斗17号」は所定7両編成で、特急「スーパーおおぞら10号」も札幌車充当で7両編成のため、両列車が揃えばと思って待機していましたが、あいにく特急「北斗17号」の6両目に先頭車を増結した8両編成で運行されたために、桑園方では揃わず、苗穂方で最後尾同士の並びを撮影することができました。

番台区分は違えど、キハ183系も同じ車体形状の500番台や1550番台が「とかち」として2009年9月まで石勝線・根室本線を走っていました。キハ183系による「とかち」が消えて今年で8年になります。それまでは石勝線や根室本線の信号場で両者の並びが頻繁に確認できたことでしょう。

今回はほかに面白い組み合わせとして紹介したいこともあって取り上げました。運行区間は違えど、実は両列車とも所要時間差がたった2分なのです。

特急「北斗17号」が函館から札幌を3時間59分で、特急「スーパーおおぞら10号」が釧路から札幌を4時間01分で結びます。営業キロだと、札幌~釧路間が札幌~函館間に比べて約30km長いです。

これは単純にどう判断すべきなのでしょうか?特急「北斗17号」が遅すぎるのでしょうか?それとも、最高運転速度が110km/hに落ちても特急「スーパーおおぞら10号」の方が凄いということになるのでしょうか?

営業キロは実際の距離とは若干異なると思いますが、それにしても、営業キロ30km差で所要時間がほぼ同じという非常に興味深い両列車の並びです。最速の特急「スーパーおおぞら12号」だと、こちらは所要時間が3時間58分になるので、時刻表上では特急「北斗17号」の所要時間を上回っていることになります。

これは現行の体制となる以前に、減速運転前から両列車の所要時間が近く、例えば当時の最速列車同士を比較した場合、減速運転前の特急「北斗5号」が3時間29分、特急「スーパーおおぞら6号」が3時間35分でした。当時はキハ183系「北斗」も一部を除いて130km/h運転を実施しており、一部の区間においては「スーパー北斗」のダイヤに引けをとらない俊足ぶりでした。

当時はどちらかというと、車両の性能差はありますが、「スーパーおおぞら」の速達性が目立った運行体系・ダイヤでした。現在は減速運転で本来の性能が封印されるなど、状況が大きく変わってしまいましたが、改めて所要時間差があまりない両列車を比較すると、「スーパーおおぞら」の凄さが際立っていると感じます。

実際は営業キロだけで判断できず、札幌~釧路間はさらに単線が多く、大きな峠を越え、気象条件は道南よりも過酷で、道東方面に向かうにつれ、蛇行した区間が多くなって線形が悪くなります。これらの悪条件を「スーパーおおぞら」に加味させると、やはり、「スーパーおおぞら」やそれに使われるキハ283系は凄い性能をもった気動車ではないでしょうか。

単純にキハ183系「北斗」が遅くなったという判断もできますが、数分間だけの僅かな時間で両列車の並びを確認しながら感じていました。

キハ261系1000番台の新色が登場した頃の報道では、今後10年程度かけて北海道で活躍する4車種ある特急気動車のうち、それらを全てキハ261系に集約させます。これにより、車両の形式を絞ることで車両メンテナンス作業の軽減や全体の車両数を抑制してコスト削減を図ります。

まだまだ本格的な置き換え計画が発表されていない両者ですが、いずれは今回取り上げた両者の並びが確認できなくなる日がやってきます。

札幌駅でさえ特急列車同士が並ぶことは少ないので、今回掲載した写真はいい記録になりました。











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コメント
6508: by シニアパートナー on 2017/06/26 at 17:03:11 (コメント編集)

スーパーおおぞらが最高速度110㎞/hに減速したとは言っても、振り子機能は稼働しているのでしょう? 線形があまり良くない帯広-釧路では、最高速度が減少してもある程度の速度が確保されていれば、影響は少なくなるでしょう。

札幌-帯広では、最高速度の低下は響いてきますが、石勝線で対向列車待避が少ないなど時間ロスが軽減されていると思います。

スーパーおおぞらこそ、振り子プラス高速走行が所要時間短縮に大きく貢献するのですがね。将来的にはキハ261系となり、少なくても振り子機能は無くなります。

6509: by 管理人 on 2017/06/26 at 21:38:42

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

振子機能は稼働したままです。特に池田~釧路間は速度制限を受ける箇所が多かった記憶があり、減速運転後も大きく所要時間が伸びている区間ではないと思います。

特急「スーパーおおぞら10号」の場合、途中の待避がおそらくない列車のため、停車駅が多いタイプの列車にも関わらず、速達の部類に入ります。列車によって行き違いによって所要時間が増加する列車もあるので、この影響を今以上に少なくすることができれば、列車全体として減速運転施行後もある程度お速達性は維持できると思いますよ。

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