北海道内で一番早い時間帯の特急列車!特急「ライラック2号」
特急列車 - 2017年08月03日 (木)
今回は特急「ライラック2号」について紹介します。

写真は札幌駅到着時の様子です。撮影時刻は6時44分となっています。

6時55分ごろには、隣の1番線に特急「宗谷」の回送列車も到着します。似て非なる両者が一時的に並びます。写真を撮影するとなるとけっこう難しいと思います。
当該編成はこのあと、苗穂方の引き上げ線へ回送され、特急「ライラック3号」として再び旭川を目指します。
特急「ライラック2号」は北海道内の特急列車において、1日で1番早い時間帯に運行されている列車であり、運用が終わるのも1番早いです。
旭川駅発車時刻が5時18分です。札幌駅到着時刻が6時43分です。日照時間が短い12月であれば、早朝にも関わらず、ほぼ暗い中を走行する列車ではないでしょうか。
先日、特急「スーパー北斗2号」を紹介させていただきました。札幌駅発車時刻が6時ちょうどということで、1日で1番早い時間帯に札幌駅を発車するわけですが、北海道内全域でみた場合、特急「ライラック2号」のように上には上がいるものです。
始発駅発車が早い順だと・・・
1:特急「ライラック2号」(旭川駅5時18分発)
2:特急「すずらん1号」(室蘭駅5時27分発)
3:特急「オホーツク2号」(網走駅5時56分発)
4:特急「スーパー北斗2号」(札幌駅6時00分発)
4:特急「ライラック4号」(旭川駅6時00分発)
北海道内全域で比べた場合、特急「スーパー北斗2号」ですら、始発駅発車が1日で4番目に早い列車になります。特急「ライラック4号」と4位タイで並びます。
これらの列車の多くは、新幹線への接続や夜行列車廃止に伴う代替として設定されて今日に至ります。
今回取り上げている特急「ライラック2号」の場合、旭川方面からの早朝の特急列車はかつて稚内や網走方面からの夜行列車がその役割を担っていました。車両性能の違いによって運行時刻が大きく変更されてしまいましたが、元々は特急「利尻」や特急「オホーツク10号」といった夜行列車が5時台や6時台に札幌駅に到着していました。
しかし、利用客の減少によって特急「利尻」や特急「オホーツク10号」は2006年3月ダイヤ改正を機に季節列車に格下げされ(後に廃止)たため、旭川~札幌間の輸送を担うべく、L特急「ライラック2号」を新設しました。
後に列車名を統一してL特急「スーパーカムイ2号」となって旭川駅発車時刻を10分繰り上げ、当時の特急「スーパー北斗2号」に接続可能なダイヤとしました。今年の3月から再び特急「ライラック2号」として運行されるようになり、実に11年ぶりにこの時間帯に「ライラック」が復活した形となります。
写真は休日に撮影しました。早朝にも関わらず、そこそこ利用がありました。平日は確認していませんが、夜行列車の代替として10年以上設定され続けていることを踏まえると、日頃からそこそこ需要がある列車ではないでしょうか。
ちなみに、特急「ライラック2号」からの運用は最終的に特急「ライラック48号」となって札幌に戻ってくるはずです。その間に1日中休むことなく札幌と旭川を往復し続けるハードな運用です。
今年3月から「スーパーカムイ」から「ライラック」となって編成も大きく変わりました。運用の関係でしばらくこの体制が続く思われ、旭川からの1番列車という重要な役割を担い続けてほしいですね。
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写真は札幌駅到着時の様子です。撮影時刻は6時44分となっています。

6時55分ごろには、隣の1番線に特急「宗谷」の回送列車も到着します。似て非なる両者が一時的に並びます。写真を撮影するとなるとけっこう難しいと思います。
当該編成はこのあと、苗穂方の引き上げ線へ回送され、特急「ライラック3号」として再び旭川を目指します。
特急「ライラック2号」は北海道内の特急列車において、1日で1番早い時間帯に運行されている列車であり、運用が終わるのも1番早いです。
旭川駅発車時刻が5時18分です。札幌駅到着時刻が6時43分です。日照時間が短い12月であれば、早朝にも関わらず、ほぼ暗い中を走行する列車ではないでしょうか。
先日、特急「スーパー北斗2号」を紹介させていただきました。札幌駅発車時刻が6時ちょうどということで、1日で1番早い時間帯に札幌駅を発車するわけですが、北海道内全域でみた場合、特急「ライラック2号」のように上には上がいるものです。
始発駅発車が早い順だと・・・
1:特急「ライラック2号」(旭川駅5時18分発)
2:特急「すずらん1号」(室蘭駅5時27分発)
3:特急「オホーツク2号」(網走駅5時56分発)
4:特急「スーパー北斗2号」(札幌駅6時00分発)
4:特急「ライラック4号」(旭川駅6時00分発)
北海道内全域で比べた場合、特急「スーパー北斗2号」ですら、始発駅発車が1日で4番目に早い列車になります。特急「ライラック4号」と4位タイで並びます。
これらの列車の多くは、新幹線への接続や夜行列車廃止に伴う代替として設定されて今日に至ります。
今回取り上げている特急「ライラック2号」の場合、旭川方面からの早朝の特急列車はかつて稚内や網走方面からの夜行列車がその役割を担っていました。車両性能の違いによって運行時刻が大きく変更されてしまいましたが、元々は特急「利尻」や特急「オホーツク10号」といった夜行列車が5時台や6時台に札幌駅に到着していました。
しかし、利用客の減少によって特急「利尻」や特急「オホーツク10号」は2006年3月ダイヤ改正を機に季節列車に格下げされ(後に廃止)たため、旭川~札幌間の輸送を担うべく、L特急「ライラック2号」を新設しました。
後に列車名を統一してL特急「スーパーカムイ2号」となって旭川駅発車時刻を10分繰り上げ、当時の特急「スーパー北斗2号」に接続可能なダイヤとしました。今年の3月から再び特急「ライラック2号」として運行されるようになり、実に11年ぶりにこの時間帯に「ライラック」が復活した形となります。
写真は休日に撮影しました。早朝にも関わらず、そこそこ利用がありました。平日は確認していませんが、夜行列車の代替として10年以上設定され続けていることを踏まえると、日頃からそこそこ需要がある列車ではないでしょうか。
ちなみに、特急「ライラック2号」からの運用は最終的に特急「ライラック48号」となって札幌に戻ってくるはずです。その間に1日中休むことなく札幌と旭川を往復し続けるハードな運用です。
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