石北本線の臨時快速列車が来年2月まで運行期間を延長
臨時列車 - 2017年10月02日 (月)
石北本線で週末を中心に設定されていた旭川から北見を結ぶ臨時快速列車が来年の2月まで運行期間が延長されることが、JR北海道のプレスリリースから発表されています。
当初は9月30日までの設定でしたが、10月以降も週末を中心に2月まで運行期間が延長されることになりました。
新しい運行日は以下の通りです。
【運転日】
【運行時刻】
上記の通りとなります。
時刻については、札幌方面から最終となる特急「オホーツク3号」とともに記載しています。
札幌方面から、遠軽・北見方面への列車は特急「オホーツク3号」が最終となります。同列車よりも旭川駅発車時刻を1時間繰り下げた臨時快速列車を引き続き10月以降も2月まで週末に設定されます。
札幌方面からの利用及び乗り継ぎを考慮し、旭川駅で札幌方面からの特急「ライラック35号」との接続を図ります。接続時間は5分です。同列車は旭川駅にて特急「サロベツ3号」と同一ホームで接続を図る関係上、臨時快速列車については同一ホームで接続が図られません。接続時分を含め、旭川駅で買い物をする時間はほぼないでしょう。
札幌~旭川間を足の速い電車特急とすることで、特急「オホーツク7号」よりも札幌~北見間の所要時間で4分早いです。特急列車に引けをとらないダイヤで設定されていることが魅力の1つです。
過去にコメントで教えていただきましたが、この臨時快速列車というのが高速バス「ドリーミントオホーツク号」に対抗するための列車のようです。札幌駅前ターミナル18時20分発の「ドリーミントオホーツク号」があり、これが北見ターミナルに23時ちょうどに到着します。特急「ライラック35号」と今回紹介している臨時快速列車の時刻とほぼ一致し、ライバル意識むき出しのダイヤ・列車設定といえるでしょう。
時刻はほぼ同じですが、料金差は高速バスとJRで異なっており・・・
・ドリーミントオホーツク号
一般片道:¥5,340円 学割片道:¥4,830円
・特急「ライラック35号」+臨時快速
運賃5,940円(札幌➡北見)+自由席特急料金1,800円(ライラック)
合計¥7,740円
大人1人の片道利用だと、¥2,400円の差額があり、学生利用でも¥2,910円の差額があります。総合的に判断すると乗り換えが発生しない高速バスに軍配が上がるのではないでしょうか。
あとは、JR利用か高速バス利用か利用者自身の判断に委ねられます。



実は今年の4月にどのような実態なのか確認しに行きました。
情報が出回っていなかった影響からか、特急「ライラック35号」到着前に1人、同列車到着後に6人が乗車しました。1両編成とはいえ、これだけの利用のために臨時列車を設定するのはもちろん採算がとれないと思います。
確認した日が日曜日だったため、金曜日や土曜日はそこそこ利用があるのかもしれません。この様子であれば、9月までの運転で打ち切りとなる予想をしていましたが、まさか運行期間が延長されるとは思いもしませんでした。
最近の様子を確認していませんが、その後、利用が上向きに推移しているのかもしれません。もしかして利用もないのに設定しているのでしょうか?このあたりは非常に気になります。
これからは気温が次第に下がり、厳冬期を迎えます。旭川や北見方面となると、札幌とは比較にならないほど天候も悪化することが多く、気温も下回ります。そのような中で、高速バス以上に安全運行やダイヤの定時制、快適性が求められるのではないでしょうか。
今後の運行にも期待したいですね。
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当初は9月30日までの設定でしたが、10月以降も週末を中心に2月まで運行期間が延長されることになりました。
新しい運行日は以下の通りです。
【運転日】
10月 | 1・6~8・13~15・20~22・27~29日 | ||||
11月 | 3~5・10~12・17~19・24~26日 | ||||
12月 | 1~3・8~10・15~17・22~24・29~31日 | ||||
1月 | 5~7・12~14・19~21・26~28日 | ||||
2月 | 2~4・9~11・16~18・23~25日 | ||||
【運行時刻】
特急「オホーツク3号」 | 特急「ライラック35号」 | 臨時快速 | |
札幌 | 17:30 | 18:30 | |
岩見沢 | 17:58 | 18:55 | |
美唄 | 18:09 | 19:05 | |
砂川 | 18:22 | 19:17 | |
滝川 | 18:29 | 19:22 | |
深川 | 18:44 | 19:36 | ↴1番ホーム発車 |
旭川 | 19:08 | 19:55(着) | 20:00 |
当麻 | レ | 6番ホーム到着↳ | 20:16 |
上川 | 19:49 | 20:50 | |
白滝 | 20:34 | レ | |
丸瀬布 | 20:52 | 21:44 | |
遠軽 | 21:12 | 22:06 | |
生田原 | 21:28 | レ | |
留辺蘂 | 21:50 | 22:41 | |
東相内 | レ | 22:55 | |
西北見 | レ | 22:58 | |
北見(着) | 22:08 | 23:04 | |
⇩網走23:01着⇩ | |||
上記の通りとなります。
時刻については、札幌方面から最終となる特急「オホーツク3号」とともに記載しています。
札幌方面から、遠軽・北見方面への列車は特急「オホーツク3号」が最終となります。同列車よりも旭川駅発車時刻を1時間繰り下げた臨時快速列車を引き続き10月以降も2月まで週末に設定されます。
札幌方面からの利用及び乗り継ぎを考慮し、旭川駅で札幌方面からの特急「ライラック35号」との接続を図ります。接続時間は5分です。同列車は旭川駅にて特急「サロベツ3号」と同一ホームで接続を図る関係上、臨時快速列車については同一ホームで接続が図られません。接続時分を含め、旭川駅で買い物をする時間はほぼないでしょう。
札幌~旭川間を足の速い電車特急とすることで、特急「オホーツク7号」よりも札幌~北見間の所要時間で4分早いです。特急列車に引けをとらないダイヤで設定されていることが魅力の1つです。
過去にコメントで教えていただきましたが、この臨時快速列車というのが高速バス「ドリーミントオホーツク号」に対抗するための列車のようです。札幌駅前ターミナル18時20分発の「ドリーミントオホーツク号」があり、これが北見ターミナルに23時ちょうどに到着します。特急「ライラック35号」と今回紹介している臨時快速列車の時刻とほぼ一致し、ライバル意識むき出しのダイヤ・列車設定といえるでしょう。
時刻はほぼ同じですが、料金差は高速バスとJRで異なっており・・・
・ドリーミントオホーツク号
一般片道:¥5,340円 学割片道:¥4,830円
・特急「ライラック35号」+臨時快速
運賃5,940円(札幌➡北見)+自由席特急料金1,800円(ライラック)
合計¥7,740円
大人1人の片道利用だと、¥2,400円の差額があり、学生利用でも¥2,910円の差額があります。総合的に判断すると乗り換えが発生しない高速バスに軍配が上がるのではないでしょうか。
あとは、JR利用か高速バス利用か利用者自身の判断に委ねられます。



実は今年の4月にどのような実態なのか確認しに行きました。
情報が出回っていなかった影響からか、特急「ライラック35号」到着前に1人、同列車到着後に6人が乗車しました。1両編成とはいえ、これだけの利用のために臨時列車を設定するのはもちろん採算がとれないと思います。
確認した日が日曜日だったため、金曜日や土曜日はそこそこ利用があるのかもしれません。この様子であれば、9月までの運転で打ち切りとなる予想をしていましたが、まさか運行期間が延長されるとは思いもしませんでした。
最近の様子を確認していませんが、その後、利用が上向きに推移しているのかもしれません。もしかして利用もないのに設定しているのでしょうか?このあたりは非常に気になります。
これからは気温が次第に下がり、厳冬期を迎えます。旭川や北見方面となると、札幌とは比較にならないほど天候も悪化することが多く、気温も下回ります。そのような中で、高速バス以上に安全運行やダイヤの定時制、快適性が求められるのではないでしょうか。
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