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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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L特急「ライラック」廃止から10年

2007年9月30日、

これが何の日か皆さんはご存じでしょうか?少し日数が経過していしまいましたが、ちょうど10年前です。

2007年10月1日といえば、北海道の鉄道においても、特に大規模なダイヤ改正が実施された日です。その一方で、その前日となる9月30日は消えていった車両や列車が存在します。

今回は撮影データを持っていないので、プリントした写真越しの写真で紹介したいと思います。







2007年10月ダイヤ改正は道内の鉄道網が大きく変わりました。その中でも、札幌~旭川間はL特急「ライラック」として活躍してきた781系が引退し、翌日から789系1000番台に置き換えられ、既存の785系とともにL特急「スーパーカムイ」として再出発することになりました。

これまで札幌~旭川間の電車特急は「スーパーホワイトアロー」と「ライラック」の2本立てでしたが、ダイヤ改正を機に、「スーパーカムイ」1本に統一されました。車両性能や車内設備を785系に合わせたことで使用車両の共通化が実施され、運用を分ける必要がなくなり、車両繰りがしやすくなったことでしょう。

1枚目から3枚目の写真は全て2007年9月30日に旭川駅で撮影した写真です。10年前は旭川駅も高架化されておらず、非常に懐かしく思いながら記事を作成している次第です。

写真は最終日のL特急「ライラック20号」です。「ライラック」は旭川駅3番線に主に発着していました。現在の駅舎はエスカレーターで上がればすぐに特急列車が停車するホーへたどり着けますが、「ライラック」を利用する場合は一旦地下の連絡通路を通り、そこからホームにエスカレーターで上がらなければなりませんでした。翌日のダイヤ改正以降は札幌駅発着となる毎時30分発の「スーパーカムイ」が同ホームを使用することになります。



実は、札幌へ向かう最終列車に乗車できたことがよき思い出として残っており、乗車証明書をいまだに保管しています。最終列車はL特急「ライラック22号」(旭川20:30発➡札幌22:00着)でした。

元々この時間帯には特急「スーパー宗谷4号」が走っていましたが、稚内駅滞在時間確保を理由に1時間以上運行時刻を繰り下げたため、旭川~札幌間は一時的にL特急「ライラック22号」が設定されました。しかし、利用が不振だったため、1年半で特急「スーパー宗谷4号」の運行時刻は戻され、再度急行「はまなす」に接続するダイヤとして設定されました。





愛称名が「スーパーカムイ」に統一されることで「スーパーホワイトアロー」も2007年9月30日限りで運行を終了しました。使用していた785系はそのまま「スーパーカムイ」として使用されることになり、一部の編成は今年の3月まで活躍しました。



785系は2005年にNE-3編成からリニューアル工事が施行されました。エクステリアで注目したいのがヘッドマークのフルカラーLED化です。特に「スーパーホワイトアロー」は更新前と比べて非常にかっこよく表現されるようになりました。

日中は新千歳空港駅発着となり、「スーパーホワイトアロー/エアポート」の両併記タイプのヘッドマークが表示されたため、「スーパーホワイトアロー」単体の表示は朝・晩に限られました。



写真は最終日のL特急「スーパーホワイトアロー30号」です。編成は先日旭川運転所(旭アサ)で解体された785系NE-4編成でした。個人的にも思い出深き編成です。

というのも、記憶にある限りでは、ダイヤ改正前後でも大役を担った編成です。最終的にL特急「スーパーホワイトアロー33号」(旭川行き最終列車)で旭川に滞泊し、翌ダイヤ改正初日にL特急「スーパーカムイ2号」として1番列車に使用されていたはずです。

写真を撮影した日から10年が経ちました。今は785系も札幌~旭川間で走っていません。写真撮影当時、全く予想もしていなかったことが現実となっていて驚いています。

後日、驚愕のダイヤ改正からちょうど10年が経過したので、列車別に紹介していきたいと思いますが、10年前が北海道の鉄道における全盛期でした。高速道路の影響もまだまだ少なく、札幌~旭川間の特急が朝・晩を除いて毎時30分を維持していました。

この翌日から「スーパーカムイ」として再出発するにあたり、「スーパーホワイトアロー」と「ライラック」の愛称は廃止されました。今まで馴染みのある愛称が一気に廃止されたことで寂しさを感じる反面、当時から置き換え後の欠点・デメリットを模索するも、いまだにその答えが出てきません。

スピードアップはされるし、車両は統一されて故障などの対応も強化されるし、愛称も統一されてわかりやすくなるし・・・

良い点ばかりしか思い浮かびません。



そして、9年半を経て今年の3月に「ライラック」が789系0番台で復活しました。停車駅は変わりませんが、種別が「L特急」から「特急」に変わり、グリーン車も連結されるようになりました。網走・稚内方面の特急列車が老朽化によって一部が旭川駅発着となったため、「スーパーホワイトアロー」を補完する役割だった10年前とは違い、今は「カムイ」よりも本数が多く、実質札幌~旭川間の主力特急列車となっています。

一旦廃止されてから10年、今となっては主力特急として「ライラック」は過去の立場とは逆転しています。再び「カムイ」と2本体制となり、車両繰りもそれぞれ別となってしまいましたが、形式は同じなので、車両のメンテナンスはある程度カバーできる部分もあるでしょう。

また10年後には札幌~旭川間の特急網は大きく変化しているのでしょうか?今回は過去の写真のデータがなく、残念な写真ばかりで紹介してしまいました。引き続き日々の記録を大事にし、また大きく変化する際に撮影しておいてよかったと思えるようにしたいですね。










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コメント
6787:札旭間特急の系譜 by ダッフィー on 2017/10/06 at 17:25:55

現在のライラックは系譜としてはこれまでのライラックとは別物になっています。
安全性第一でスピードアップが見込めなくなったため快適性と旭川から先の特急の補完目的でグレードを上げたに違いありません。
また、カムイは来年度は785系の引退もあり、すずらんに使う車両の割り振りもあるので、再来年度のダイヤ組成にも注目です。

6790: by 管理人 on 2017/10/07 at 06:39:08

>>「ダッフィー」さん、コメントありがとうございます。

現在は旭川駅乗換による特急との接続もあり、「ライラック」の役割は非常に大きくなったと言えます。同じ120km/hで走行しても今の列車は元々は「スーパーカムイ」ですから、かつての穏やかな印象はなくなりましたね。

残る785系が引退となった際、現状のままだと「カムイ」にも変化があるのは必須で、このあたりはどのようになっていくのか気になりますね。

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