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【祝】営業運転開始から10年!789系1000番台

789系1000番台が営業運転を開始したのが2007年10月1日のダイヤ改正からです。今年の10月1日で営業運転開始から10年を迎えました!



まだまだ新車だと思っていた車両ですが、10年も経過すればもはやベテランの域です。それでも10年の古さを感じさせないエクステリアはさすが北海道の車両です。

1枚目の写真は2015年3月に岩見沢駅で撮影したものです。減速・減便ダイヤ施行からしばらくの間は一部時間帯を除いて岩見沢駅では上下の「スーパーカムイ」が同時刻で発車していました。2016年3月ダイヤ改正で日中は見られなくなり、今となっては大変貴重な1枚といえるのではないでしょうか。



789系1000番台といえば、やはり「スーパーカムイ」のイメージが一番強いです。同車がデビューするのに伴い、一般公募で札幌~旭川間の電車特急の愛称も一新しました。

現在は「カムイ」となり、789系1000番台充当列車から"スーパー"が消えてしまいましたが、所要時間やサービスに変更はありません。



10年となれば、その間に見られなくなったシーンもあるわけです。1992年から続いた旭川駅発着の特急列車による新千歳空港駅乗り入れも昨年3月のダイヤ改正を機に廃止されました。

札幌~新千歳空港間は快速「エアポート」として運行されていました。近年は同列車は利用が著しく伸びており、外国人観光客の増加などの理由もあり、2ドア5両編成の車両では新千歳空港アクセスに加え、千歳線内における通勤・通学需要を担うには輸送力に限界がきていました。さらに、長距離輸送ゆえ、遅延が発生しやすい状況であったため、これを解消する目的もありました。

設定当初は旭川方面から新千歳空港へダイレクトにアクセスすることで重宝されたと思いますが、晩年は遅延が発生しやすい列車、乗降がしづらく混雑する列車として札幌圏のダイヤで定時運行において足を引っ張る存在になっていました。

789系1000番台は2007年10月の「スーパーカムイ」デビュー時から新千歳空港駅に乗り入れ、2016年3月のダイヤ改正を機に8年半にわたる同駅乗り入れを終了しました。



2008年3月にもダイヤ改正が実施されました。新千歳空港駅に直通する旭川駅発着列車を1往復増発しました。

増発されたのは夜の時間帯であり、最終の旭川行き快速「エアポート213号」では、特急車両を使用しながらも、普段は主に普通列車しか停車しない白石駅にも停車するようになったことで、白石駅に特急車両が停車するという異様な光景が1日1回確認されました。

これも2016年3月ダイヤ改正を機にみられなくなりました。



4枚目の写真は、今年3月に旭川駅で撮影した785系との並びです。785系とともに「スーパーカムイ」で9年半もの間活躍しました。よき相棒だった785系の一部はこの世を去り、現在は「すずらん」で共演するだけになりました。



その「すずらん」も営業運転開始当初は使用されていませんでした。営業運転開始から3年後の2010年12月ダイヤ改正で「すずらん」の運行時刻を変更することに伴い、臨時「すずらん82号」が週末やイベント開催時に設定されることになりました。同列車は「スーパーカムイ」の運用に含まれたため、臨時列車という形でありながら789系1000番台が「すずらん」として室蘭方面に乗り入れるようになりました。

定期列車としては2013年11月のダイヤ改正から使用されるようになり、これによって完全に785系と共通運用となりました。



現在は種別も「L特急」から「特急」に変わり、「スーパーカムイ」から「カムイ」となり、789系1000番台充当列車からついに"スーパー"の名称が消えてしまいました。

在籍数にも変化があり、営業運転開始時は5両編成×7本の計35両でしたが、2010年1月の踏切事故で5両編成×1本(HL-1005編成)が大破し、廃車となったため、現在の在籍数は5両編成×6本の計30両となっています。

踏切事故や減速・減便、新千歳空港乗り入れ廃止、室蘭方面への入線、愛称の変更など、デビューから10年もの間にさまざまな変化がありました。今後はこのままいけば、JR北海道は破綻するという報道が流れるし、利用客の減少を理由に輸送力適正化によって運行体系に大きな変化が訪れるのかもしれませんが、まずは営業運転開始から10年を無事に経過したということで、これからも活躍を期待しています。










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コメント
6788:あの事故の穴埋めは… by ダッフィー on 2017/10/06 at 17:50:52

7年前の事故は秩父鉄道でも原因違えど同じダンプカーではあるため衝撃があったのを覚えています。
クリスタルエクスプレスはオイルダンパーが備わっていなかったことに加え、展望車両ならではの安全面から席を減らしたことも記憶に新しいです。

しかし、789-0の転属で事故の穴埋めが出来、今ではライラックのほうがよく見る光景です。

今後789-1000は時系列的に2037年ぐらいまで活躍すると思いますので、札幌が新幹線最北端の駅として完成する頃には世代交代があると思います。
しかし、それはJRが倒産しない限りの問題で北海道はなぜか7がつく年の前後は倒産する企業(たくぎん、雪印、木の城たいせつ、ミートホープ(これは自業自得)等)も多いので、JRもそこに入らないことを祈るばかりです。

さて、789-0との比較としては車内はシンプルにまとまっているのでニューレッドアロー、りょうもう、EXEといった通勤通学にも沿えるものになってますね。
自由席はE217系やE231系の二階建てグリーン車と同じ座席なので外国人でも座れる感じだと思います。

あとは、ディズニーリゾートラインがドアの上で使ってる液晶を使えば789-0みたいに時計も表示出来ると思ったりもするんですが…

6791: by 管理人 on 2017/10/07 at 06:51:56

>>「ダッフィー」さん、コメントありがとうございます。

7年前の事故は台車そのものも衝撃で歪んでしまったはずで、修繕不可能なまま廃車になりました。その後も安全を考慮して定期列車及びクリスタルエクスプレスの前面展望はできなくなりましたね。

今までの傾向からすると、789系1000番台の活躍は30年弱になります。将来が危機的状況のJR北海道ですが、なんとか乗り越えてほしいというのが本音です。

元々がビジネス特急ということもあって、車内は電球色とし、通勤・通学輸送にも最適な車両です。自由席利用でも全く苦になりません。今では「ライラック」と「カムイ」で当初のコンセプトが異なる車両同士が使用されているので、将来的には車両とともに統一していく必要がありますね。

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