【2017年10月現在】JR苗穂駅移転工事進ちょく状況
駅 - 2017年10月11日 (水)
平成30年度にJR苗穂駅が橋上駅舎化したうえで移転する予定となっています。
苗穂駅はJR札幌駅から江別・千歳方面に向かって1つ隣の駅です。普通列車のみが停車し、特急列車や快速列車、区間快速列車はいずれも通過します。
苗穂駅北側には大型商業施設「アリオ札幌」があり、周辺の再開発が著しくなってきました。
平成30年度に使用する新・苗穂駅は現在の位置から札幌駅方向へおよそ300㍍移転します。現在の南北を結ぶ跨線橋(自由通路)と一体的な施設になると思われ、苗穂駅側、国道12号線側が「北3東11周辺地区」として再開発も進められる予定で、駅前広場の両側に医療・商業施設、高層階が共同住宅となる地上25階のツインタワーが計画されています。
現在の苗穂駅周辺は札幌の都心から東に2~3Kmと、都心機能を補完すべき重要な位置にありながら、適切な土地利用更新が図られておらず、土地の低利用(駐車場や倉庫群)、JR線による南北分断、住工混在等の課題を抱えている地区となっています。
これにより、
・来街者や地域住民が集い、交流する交通結節点、コミュニティ拠点としての「にぎわい核」づくり
・来街者や地域住民にとって歩きやすい快適なまちの実現
・地域資源を結ぶ観光交流のネットワークの形成
これら3点は札幌市のホームページより、「苗穂まちづくり目標」として記載されています。
では実際に、周辺住民が利用する自由通路の現在の状況を確認してみましょう。


苗穂駅舎側から撮影していますが、ついこの前までサラ地だった場所が既にこのような状況になっています。
駅舎は札幌駅側に移転されても、南北を結ぶ通路は現在の苗穂駅側に若干ずれるようですね。


3枚目と4枚目の写真は、おそらく新駅舎のホームです。手前が札幌方面、奥が江別・千歳方面になります。ホームがない中線2本は、同駅留置線として移転後も使用していくことでしょう。
この場所に駅のホームが設置されれば、留置線に留置中の列車や苗穂運転所(札ナホ)西出区線の様子、苗穂工場の様子が違うアングルから様子を伺えるようになるかもしれませんね。



実は最近、跨線橋で撮影した写真を紹介できない理由の1つですが、新しい自由通路が南北に繫がれたため、苗穂工場の風景や苗穂運転所からの出区や入区の様子を確認することができなくなりました。新しい自由通路がどのような構造になるか興味深いところですが、最新の安全基準が盛り込まれていると思われ、現在の自由通路のような開放的な通路とはならないと予想しています。
本来撮影目的で立ち寄る場所ではありませんが、ここから苗穂工場などの風景が完全に見えなくなったのが9月末のことです。管理者自身がTwitterなどで情報を探していると、今年度の「フラノラベンダーエクスプレス」の運行最終日前に、新しい通路で風景が見られなくなったはずです。実は最後にクリスタルエクスプレスの出区シーンを撮影したいと思っていましたが、その情報が先に入ってきたため、あえなく断念しました。
本来は苗穂地区の南北を結ぶ地域住民の足として長きにわたって使い続けられてきた跨線橋です。絶好の撮影ポイントということもあって、管理者もよく使わせていただいた思い出の跨線橋です。苗穂地区の都市再開発のため、思い出のある跨線橋がなくなってしまうのは残念ですが、駅舎移転とともに使用開始になるであろう新しい自由通路も地域住民に愛されるように長く使い続けられることを願います。
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苗穂駅はJR札幌駅から江別・千歳方面に向かって1つ隣の駅です。普通列車のみが停車し、特急列車や快速列車、区間快速列車はいずれも通過します。
苗穂駅北側には大型商業施設「アリオ札幌」があり、周辺の再開発が著しくなってきました。
平成30年度に使用する新・苗穂駅は現在の位置から札幌駅方向へおよそ300㍍移転します。現在の南北を結ぶ跨線橋(自由通路)と一体的な施設になると思われ、苗穂駅側、国道12号線側が「北3東11周辺地区」として再開発も進められる予定で、駅前広場の両側に医療・商業施設、高層階が共同住宅となる地上25階のツインタワーが計画されています。
現在の苗穂駅周辺は札幌の都心から東に2~3Kmと、都心機能を補完すべき重要な位置にありながら、適切な土地利用更新が図られておらず、土地の低利用(駐車場や倉庫群)、JR線による南北分断、住工混在等の課題を抱えている地区となっています。
これにより、
・来街者や地域住民が集い、交流する交通結節点、コミュニティ拠点としての「にぎわい核」づくり
・来街者や地域住民にとって歩きやすい快適なまちの実現
・地域資源を結ぶ観光交流のネットワークの形成
これら3点は札幌市のホームページより、「苗穂まちづくり目標」として記載されています。
では実際に、周辺住民が利用する自由通路の現在の状況を確認してみましょう。


苗穂駅舎側から撮影していますが、ついこの前までサラ地だった場所が既にこのような状況になっています。
駅舎は札幌駅側に移転されても、南北を結ぶ通路は現在の苗穂駅側に若干ずれるようですね。


3枚目と4枚目の写真は、おそらく新駅舎のホームです。手前が札幌方面、奥が江別・千歳方面になります。ホームがない中線2本は、同駅留置線として移転後も使用していくことでしょう。
この場所に駅のホームが設置されれば、留置線に留置中の列車や苗穂運転所(札ナホ)西出区線の様子、苗穂工場の様子が違うアングルから様子を伺えるようになるかもしれませんね。



実は最近、跨線橋で撮影した写真を紹介できない理由の1つですが、新しい自由通路が南北に繫がれたため、苗穂工場の風景や苗穂運転所からの出区や入区の様子を確認することができなくなりました。新しい自由通路がどのような構造になるか興味深いところですが、最新の安全基準が盛り込まれていると思われ、現在の自由通路のような開放的な通路とはならないと予想しています。
本来撮影目的で立ち寄る場所ではありませんが、ここから苗穂工場などの風景が完全に見えなくなったのが9月末のことです。管理者自身がTwitterなどで情報を探していると、今年度の「フラノラベンダーエクスプレス」の運行最終日前に、新しい通路で風景が見られなくなったはずです。実は最後にクリスタルエクスプレスの出区シーンを撮影したいと思っていましたが、その情報が先に入ってきたため、あえなく断念しました。
本来は苗穂地区の南北を結ぶ地域住民の足として長きにわたって使い続けられてきた跨線橋です。絶好の撮影ポイントということもあって、管理者もよく使わせていただいた思い出の跨線橋です。苗穂地区の都市再開発のため、思い出のある跨線橋がなくなってしまうのは残念ですが、駅舎移転とともに使用開始になるであろう新しい自由通路も地域住民に愛されるように長く使い続けられることを願います。
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