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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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札幌圏では大変珍しい存在になったキハ261系0番台

今年のダイヤ改正から半年が既に経過しています。

昨年に引き続き、今年のダイヤ改正も北海道は激アツでした。一方で、運行再編で札幌圏では確認することが難しくなった車両もあるのが事実です。旭川駅で特急列車の乗り換えも生じるようになり、不便になったダイヤ改正でもあります。







今年3月のダイヤ改正で札幌圏では大変珍しい存在になった、あるいは確認することが難しくなった車両としてキハ261系0番台が挙げられます。

いずれも、特急「宗谷」として札幌駅に発着する1往復が該当します。下り列車は7時30分に札幌駅を出発してしまい、上り列車は23時前に札幌駅に到着します。早朝と深夜の時間帯にしか確認することが難しく、明るい時間帯となれば、下り列車に限られてしまいます。





稚内へ向かう特急列車は3往復が維持されたものの、2往復が旭川~稚内間の運転になりました。これに伴い、車両もキハ261系0番台に統一され、新たに「サロベツ」としても使用されるようになりました。2往復が旭川駅発着となったことで旭川圏ではより身近な車両になったといえるでしょう。



2往復とも同駅で789系0番台による「ライラック」と接続を図ります。旭川駅ホームが賑わうという意味では、ダイヤ改正後の方が明るくて雰囲気はいいです。


勘違いしてほしくありませんが、網走方面を含め、一部列車の運行区間が縮小された理由について、利用客減少ではなく、あくまで車両の老朽化です。これは最初に特急列車の運行区間縮小についてJRの担当者が北見市を訪れた際に自治体側に説明した内容です。

今年の3月までの運行状況をみていると、特に冬期に車両繰りがより厳しくなる傾向があり、元々予備車両が豊富にある状況ではなかったため、車両繰りに大変苦慮していました。一部特急列車の運行区間を縮小するとともに、キハ261系0番台を活用することで車両不足に陥っていたキハ183系苗穂車を網走方面の特急列車に集約させるとともに、運行区間縮小に伴う運用数の削減によって車両不足を解消しています。

これが「サロベツ」や「大雪」といった旭川駅発着列車が誕生した背景です。

しかし、今回紹介しているキハ261系0番台も車両数が豊富にあるわけではありません。代走時の遅延対策など、残された課題もあります。

今時期にキハ261系0番台を取り上げたことにも理由があり、昨年は特に12月にキハ261系0番台を使用していた「スーパー宗谷」全てが代走運転になった日もあり、代走が常態化していました。

これからの時期はより一層寒くなり、冬が一段と近づきます。もちろん、車両のメンテナンスも入念に実施しなければならない時期と思われ、それに伴う車両繰りに苦慮することでしょう。

車両を組み替えるタイミングは札幌に戻ってきた際だけになりましたが、逆に1日における走行距離は増えています。果たして、昨年のように定期列車充当がほぼ壊滅状態とはならず、これからの時期を無事に乗り越えることができるか注目です。










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コメント
6825: by シニアパートナー on 2017/10/18 at 10:11:26 (コメント編集)

キハ261系0番台がガラパゴス状態になっている感じですね。

この0番台が宗谷線の高速化のため登場した訳で、キハ281系・283系とは違う振り子式を使用しない低コストでの対応を考えたものでした。

キハ281系の走る北斗とキハ283系の走るおおぞら(とかち含む)をすべて振り子式にしようとする計画はあったと思いますが、振り子式は車両費が高く財政圧迫する見通しになったため、結局断念してキハ261系1000番台にシフトしてしまったのが現実と思います。

他の記事で0番台が1000番台と混結できない問題点が指摘されていますが、何故1000番台が登場したとき、0番台との制御共通化をしなかったのか不思議です(0番台は785系電車との協調運転を模索した制御方法になっているとの噂あり)。ならば0番台を1000番台と同じ制御方法に改修することも検討してもいいように思いますがどうなんでしょうか。

0番台が第三セクターの所有であることも、問題を複雑にしているかも知れませんね。

6826:摩訶不思議てますね。 by 旅人 on 2017/10/18 at 12:51:37 (コメント編集)

こんにちは
JR北海道の摩訶不思議な所は後から出た261系1000と最初に登場した0番台を何故、併結できる構造にしなかったことですね。先頭車両のキロハとキロの違いはあっても、連結出来た方が効率いいと思いまするよ。
似た例ではJR東海のワイドビューひだと南紀がありますが、あちらもキロとキロハがありますが、双方で連結できますよ。後年、南紀の運用見直しで南紀のパノラマキロがひだに転用され、逆に南紀はモノクラスにする代わりに普通座席パノラマ車両をひだから南紀に転用しました。
北海道も先々のことを考えてなかったのが、ちぐはぐな運用になってしまったことでしょうね。

6827: by 管理人 on 2017/10/19 at 22:15:28

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

車両製造費用を低コストで実現しても、燃費が悪い分、燃料コストが増大してしまい、結果的にはほぼ変わらない気がしますが、このあたりはどうなのか気になります。

0番台と1000番台は混結できません。それが予備車両不足の中で欠点と言わざるを得ません。0番台はデンマーク国鉄とデザインを考えて製作した車両であり、14両中12両が第三セクター保有という特殊な状況下で使用されています。

1000番台と共通化しない理由はわかりませんが、ここまで実現しないとなると、制御系統のほかにも何らかの理由を抱えているのかもしれませんね。

6828: by 管理人 on 2017/10/19 at 22:26:37

>>「旅人」さん、コメントありがとうございます。

0番台と1000番台で混結できないというのは0番台の予備車両が少ないという状況では欠点とも言わざるを得ません。できない何らかの理由があるかもしれませんね。

第三セクターが車両の大半を保有するという仕組みも欠点として挙げられ、沿線自治体の一部が出資者に加えていることで、0番台を宗谷本線の特急で使用せざるを得ない状況になっています。専用設備を有したことで運行体系が変更された今年3月のダイヤ改正でも中途半端な設備が露呈(ヘッドマークなど)してしまいました。そもそもの車両の製造数が少なすぎです。

後々に欠点ばかりが浮上するわけですから、今後はこうした鉄道車両の運行体系としてはいけないことですね。

7077:簡易運転台の撤去開始 by 龍 on 2017/12/05 at 09:30:16 (コメント編集)

キハ261系0番台のSE-102編成(キハ260-102)の簡易運転台が撤去されました。Twitterで出回った写真では窓も埋められています。使用できるのは工場の構内だけで、本線上の運行では使わないのでこれも止むなしといったところでしょう。

キハ183系の一部とキハ283系では、帯広駅での切り離しを考慮して設置されていましたが、あまり活用される機会がありませんでした。789系0番台は函館時代に使用されましたが、札幌圏転用で不要になり撤去されました。キハ261系1000番台は準備工事だけで結局設置されませんでした。

7080: by 管理人 on 2017/12/06 at 21:17:35

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

簡易運転台を活用した増解結を実現するためには、より多くの乗務員の手配や過密ダイヤの中でどう設定していくか困難や人件コストがかかります。

こまめな需要に対応できる設備として重宝できると思いますが、札幌圏などでは列車の密度が高く、結果として切り離して回送したり、運転所から回送して連結したりすることはダイヤを乱す要因にもなります。

キハ261系0番台は稚内駅を除いて駅構内での折り返し運用がなく、全然使われていなかったので運転所構内で使用する場合を除き、これからも使われることはないでしょう。

簡易運転台取り付け車両は知りませんが、鉄道車両は中間車よりも先頭車の方が高額と聞きます。721系8次車はそれを敬遠して中間車のみ増備されましたね。それを聞くと非常に勿体ないですが、輸送体系が大きく変更している以上、既存車は無駄な設備を省いて故障の原因を少なくすることとし、新製車は必要のない設備として準備工事あるいは設定しない方向としていくのが望ましいですね。

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