FC2ブログ

プロフィール

管理人

Author:管理人
北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

<公式Facebook>


<公式Twitter>


<公式Instagram>

Amazon.co.jp(鉄道雑誌その他)

RSS

2017年苗穂工場公開レポートその3:迫力ある「C62-3」号機の牽引運転!

引き続き、今年の苗穂工場の一般公開の様子です。

今年も毎年恒例となっている「C62-3」号機の迫力ある牽引運転を確認することができました。









本線上で活躍している様子とは異なりますが、この迫力あるシーンは1年に1回実施される苗穂工場の一般公開のときだけです。

「C62-3」号機は、国鉄分割民営化直後に車籍復帰を果たし、「C62ニセコ号」として運行されるようになりましたが、維持費用が高額になるなどの理由から、1996年に再び除籍されました。将来の復活運転を考慮し、再び保管される運びとなりました。この代替として除籍前には小型で運用コストの低廉なC11形を復活しています。

ですが、SLに新型の自動列車停止装置(ATS)の搭載が難しいことなどの理由から、SLを使用した臨時列車を縮小し、現在は「SL冬の湿原号」のみとなっています。

一連のトラブルや不祥事が相次ぎ、安全対策を重視しなければならず、復活は難しい状況です。それでも、過去にいただいたコメントで教えていただきましたが、他社への譲渡をJRが頑なに拒んでいるということを教えていただきました。JR北海道としても愛着ある蒸気機関車であり、大切に保管しておきたいという意思表示を感じます。

夏期は苗穂工場敷地内にある鉄道技術館の横で保管されていますが、冬期は同工場の施設内に移動して保管しているようです。この様子からも、大切に維持していくという意志がみれると思います。



牽引運転とはいえ、動力源は同工場で車両の入換の際に使用される「DE15-2516」号機です。話題は逸れますが、いよいよマイクロエースから製品化されますね。



牽引運転を体験できる車両として中間に「キハ40-336」が連結されていました。キハ40形気動車の330番台に属し、2両しか残存しない貴重な車両です。車両も綺麗になっていたことから、何らかの検査入場に伴って使用されたのではないでしょうか。

発電機か何かは稼働していたと思います。

330番台はもと急行「宗谷」などで使用されていたグループで2000年3月に「スーパー宗谷」がデビューした際、再び学園都市線用に改造された車両です。現在も「キハ40-331」と「キハ40-336」の2両が苗穂運転所(札ナホ)に在籍しています。実は3年前にも同グループに属する「キハ40-333」が牽引運転の際に活用されました。同車については既に廃車されています。

記憶にある限りでは、ここ近年で330番台が本線上で営業運転で使用されることはなかったと思います。専ら苗穂工場入場の際に使用されるか、「マヤ34-2008」で検測を実施する際の動力車としての役目しかなかったと思います。機関換装した車両だけに、活用方法が勿体ない気がします。

先日、JRのプレスリリースから冬期の臨時列車運転計画が発表されました。牽引機は異なりますが、来年も「SL冬の湿原号」が1月下旬から運行する予定です。道内でSLの機体数は減りつつありますが、北海道の鉄道の歴史においてかかせない車両だと思うので、これからも大切に維持してほしいですね。










↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村 鉄道ブログ 北海道の鉄道へ
にほんブログ村

鉄道コム
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
6843:またレアな連結が... by 急行つやま on 2017/10/23 at 20:20:18 (コメント編集)

蒸気機関車とキハ40の連結自体結構レアな気が....

6844: by 管理人 on 2017/10/23 at 22:27:31

>>「急行つやま」さん、コメントありがとうございます。

気動車と蒸気機関車が一緒に連結されているシーンも一般公開ならではの光景かもしれません。以前は14系客車だったりしたこともありました。

今は保有車両も限られてきたので、今後もキハ40形気動車が牽引運転の際に活用されそうです。

6848: by シニアパートナー on 2017/10/25 at 10:57:03 (コメント編集)

去年の同様記事でもコメントしたと思いますが、蒸気機関車は走ってナンボの要素もあると思うので、JR他社への貸し出しにより走る姿を見てみたい気持ちはあります。

走るための全般検査や保安装置の取付け等、費用はどこが持つのかの議論があるのでしょう。それなら費用を持つから譲渡してほしいとなれば、中々JR北海道としては容認できないのでしょうね。

6852: by 管理人 on 2017/10/26 at 00:43:27

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

蒸気機関車はもはや定期営業列車として使用することは困難なため、臨時列車として活用していくしかありません。その点では、走ってナンボ、活用してナンボだと思います。

単純に譲渡そのものを拒んでいるだけなのか、納得のいく取引ができないのか不明ですが、宝の持ち腐れのように置いておくよりも、何らかの形で活用してほしいです。

7238:C62 by 東海のどら猫 on 2017/12/26 at 06:36:32 (コメント編集)

一般公開に、行く予定でした。9月上旬に、なっていたとは。こんな感じでも稼動してくれるのは嬉しいですね。東も、C62を保存しておくべきでしたね。当時の、国鉄も最終番号の49号車を保存する予定だったらしい。場所が、決まらなかったという事で解体したいきさつがある。東海の、場合は完全に宝の持ちぐされですよ!

7241: by 管理人 on 2017/12/26 at 22:30:47

>>「東海のどら猫」さん、コメントありがとうございます。

公式ページに公開日の情報が記載されていませんでした。展示車両も少なかったので、例年に比べて消極的な一般公開でした。完全な牽引運転ですが、こうしたイベントが残されていることだけでも有難いことです。

車両を保存する場合、本州では保存=室内というイメージです。北海道はそうした施設を有していないので羨ましい限りです。そうした施設がないから、屋外で修繕しながら保存する場合がほとんどです。

北海道に比べて車体の劣化速度も少ないと思われ、貴重な車両でもスペースがなければ屋外で保存するなど、視野を広くしてほしいですね。

7276:承認待ちコメント by on 2018/01/08 at 11:25:17

このコメントは管理者の承認待ちです

10131:ハドソン by 龍 on 2021/01/27 at 01:10:58 (コメント編集)

C62 3による臨時快速「C62ニセコ号」(1988年4月29日〜1995年11月3日)は、民間団体「北海道鉄道文化協議会」(鉄文協)によって運行されました。その主要スポンサーだったのが、北海道札幌市豊平区平岸を拠点としたゲームソフト開発・販売会社「ハドソン」(1973年5月18日〜2012年3月1日)です。

ハドソンの創業者はニセコ町出身であり、大の鉄道好きとして有名で、特にC62形蒸気機関車がお気に入りでした。「ハドソン」という会社名も、C62形の車軸配置(2-C-2または4-6-4、先輪が2軸・動輪が3軸・従輪が2軸という意味)の通称「ハドソン形」にちなんだものです。それだけではありません。社長室には常に組み立て中の鉄道模型が置かれ、本社の入口にはC62形の部品の一部が飾られていました。また、会社の代表電話番号の末尾4桁は「4622」(C62 2の語呂合わせ)、2005年に東京に移転するまでの本社の所在地は郵便番号が「062」(これもC62の語呂合わせ)から始まる北海道札幌市豊平区平岸、自社開発のCPUの名前は「HuC62」……。そのこだわりは挙げればきりがありません。鉄文協の本部も当初は小樽市にありましたが、末期は札幌市のハドソン本社内に移転しています。

残念ながら、メインバンクだった北海道拓殖銀行(拓銀)の破綻以降は経営が悪化し、最終的にコナミに吸収合併されてハドソンは消滅してしまいました。しかし、そのDNAは今なお生き続けています。鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のゲームシリーズ……そう、『桃太郎電鉄シリーズ』(桃鉄)です。これは元々ハドソンによって開発・発売されていたシリーズで、コナミに権利が引き継がれた後に一度はシリーズ終了の危機を迎えながらも奇跡的に復活。2020年発売の最新作がシリーズ最大の売り上げを記録しています。

10140: by 管理人 on 2021/01/27 at 22:53:14

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

ハドソンは懐かしいです。聞いたこともあり、1年前に読んだ本でも出てきました。拓銀破綻の節目の年で、色々漁って読んだものです。その中にハドソンのメインバンクが拓銀であったことも記されていましたよ。

社長は鉄道が好きな方ということまでは把握していましたが、そこまでこだわりのある方だとは初めて知りました。

桃鉄シリーズは出た当初は地味な印象でしたが、今や新作が出る度に大人気ゲームになっています。Swichでも上位ランクに君臨しているはずです。鉄道系ボードゲームですが、鉄道にあまり興味のない方にも浸透されていて嬉しいですよね。

せっかくそうした触れる機会があるのだから、何かコラボして何かできないのかというのが正直なところです。

▼このエントリーにコメントを残す