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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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ニセコエクスプレス最終期の姿

ニセコエクスプレスのラストランが2週間前に終了しました。

札幌~倶知安・蘭越間が本線上でのラストランとなり、その後は苗穂運転所(札ナホ)構内で苗穂工場入場まで残された余生を送っていることでしょう。ここ最近も同運転所から音沙汰はないようですね。

以前約束した通り、ニセコエクスプレスの最終期の姿としてここ近年の様子を写真とともに振り返りたいと思います。



管理者がニセコエクスプレスに最初で最後に乗車した4年前夏の特急「ヌプリ」です。5年前の2012年に北海道デスティネーションキャンペーンが開催されるに伴い、札幌~函館間を函館本線の山線を経由して結ぶ特急「ヌプリ」が運行されるようになります。

2013年は札幌~長万部間の同区間経由で特急「ワッカ」を新設したため、特急「ヌプリ」は小樽~函館間の運転となりました。同時に、直前に発生したキハ183系の出火事故の影響でキハ183系による一般車からニセコエクスプレスに車両が変更されました。

車両変更は、一部車両の使用休止により、一般車の車両不足が理由と思われます。加えて、特急「ヌプリ」が運行される直前まで定期「北斗」の代替としてニセコエクスプレスを使用した臨時「北斗65号」・臨時「北斗74号」が運行されており、函館運輸所(函ハコ)に滞泊する運用が組まれていたため、これを有効活用する形になったと記憶しています。

さらに2014年は、運行開始時と同様に札幌~函館間をの直通運転が復活しましたが、下り列車と上り列車で「ヌプリ」と「ワッカ」で愛称が区別されました。

2015年には特急「ニセコ号」へ愛称が変更されるなど、試行錯誤が続いていました。それがようやく、ここ数年では特急「ニセコ号」で統一されていますね。



次に、2014年4月に函館駅で撮影した1枚です。臨時「北斗90号」として運行を終えたニセコエクスプレスと485系3000番台による「白鳥」の並びです。

前者は先日ラストランを迎え、後者は北海道新幹線開業とともに廃止されました。本州からの乗り入れも在来線の車両は基本的には貨物列車のみとなり、3年前に撮影しました比較的新しい写真ですが、一時代を感じさせる1枚です。



3枚目は、2015年2月に札幌駅で確認したノースレインボーエクスプレスとの並びです。同車は臨時特急「流氷特急オホーツクの風」として網走へ向かう列車です。現在は設定されていませんね。

ニセコエクスプレスは函館へ向かう特急「ヌプリ」です。前者が同駅3番線後者が2番線からそれぞれ発車するため、このような並びが実現できました。

両列車とも臨時列車の削減によって使用する機会が減っていたので、ここ数年はリゾート気動車同士の並びも難しい状況でした。



4枚目は昨年のちょうど今頃(正確には11月下旬)に設定された臨時「北斗88号」を新札幌駅で撮影しました。

臨時「北斗」への充当はこのときが最後だったと思います。



5枚目は、今年1月に運行された特急「ニセコ号」を小樽駅で撮影しました。管理者としては、20年以上前の絵本からニセコエクスプレスを知っていますが、それら絵本の情景や名高いニセコ方面でのウィンタースポーツの数々を考慮すると、冬期のニセコエクスプレスが一番カッコよく、輝いてみえます。

雪で下回りを真っ白にしたり、雪をかぶった状態での走行シーンこそ、ニセコエクスプレスに一番合っている気がします。



6枚目は、今年の3月ダイヤ改正以降の苗穂運転所構内のワンシーンからです。同じく今年度末に完全に引退予定のキハ183系初期車(スラントノーズタイプの先頭車)との並びを撮影することができました。

写真のキハ183系初期車は今年3月のダイヤ改正まで活躍した車両で、既にヘッドマーク機器が取り外されていました。既に崎守ふ頭?かどこかへ輸送された車両だと思われ、こうした並びも今年度であとどのぐらい同運転所構内でみられるか・・・

これも後々貴重なシーンになります。











7枚目から11枚目の写真は今年3月の団体臨時列車で使用された際のものです。ラストラン以前はこれが最後の運転だと思われます。

7枚目は千歳駅で撮影したもので、それ以外の4枚は上野幌駅で復路の様子を撮影したものです。快速「エアポート117号」と特急「スーパーおおぞら4号」を待避するため、同駅2番線に停車した際の様子です。

駅構内そのものがカーブしているので、11枚目の写真のように、非振り子式車両でも迫力あるシーンを撮影することが可能です。札幌駅から近いわりには、撮影者が訪れることが少ない駅なので、最近は重宝させていただいています。



3月の団体臨時列車終了からラストランまでは、12枚目の写真のように、苗穂運転所で遊休状態が続きます。12枚目は今年の苗穂工場一般公開の日に撮影しました。

この直後に引退発表がありましたね。







そして、最後の3枚はラストランを小樽駅で撮影したときの様子を載せておきます。

今回のニセコエクスプレス引退によって、北海道のリゾート気動車の名称から地名が入った車両が消滅しました。

列車名の通り、ニセコ方面という山岳路線の使用を想定し、床面はフラットな構造とされました。そのため、床面の嵩上げはJR東海のキハ85系と同程度の200mmにとどめられました。床面はフラットな構造でありながら、一般車両よりも床が嵩上げされている分、客室窓が低く感じられ、その分、北海道の雄大な車窓を堪能することができました。

床が嵩上げされていますが、屋根がその分高いため、室内空間は犠牲にされることなく、そのまま広い空間が維持されていました。

ニセコ方面での活躍を中心に、シーズン以外は函館地区(リゾート大沼号)や日高方面(優駿浪漫号)、富良野方面(フラノラベンダーエクスプレス)、留萌方面(増毛エクスプレス)など、道内全域で活躍するオールマイティさも兼ね備え、北海道のリゾート気動車として29年間にわたって活躍しました。

製造時期が好景気ということもあり、冷房装置を床置き式にしたり、プラグドアを採用したり、各座席にモニターつきのAV機器を装備するなど、デザインや設備優先で斬新な構造とされましたが、昨今の経営難という状況では、その構造が仇となり、部品がなくなり、修理が困難になってしまいました。昨今の稼働状況から引退を余儀なくされました。

冷房機器が特殊構造ゆえ、他の車両と共用することができない特殊な部品を使用するようで、この調達が困難になり、修理そのものができない事態に陥りました。修理や冷房機器の載せ替え(新品に交換など)を検討しても、臨時列車の削減という昨今の稼働状況を含め、引退という判断がされたと思います。

今回の引退に際し、発端となった出来事が昨夏に運行された際に発生した「キハ183-5002」の冷房機器の故障だと思われます。

昨年の8月下旬から9月上旬にかけて同車によって特急「ニセコ号」が設定された際、初日に旭川方先頭車である「キハ183-5002」で冷房機器が故障した影響により、キハ183系一般車で代走となりました。 ここから、ニセコエクスプレスを使用した列車というのが、さらに極端に減っているはずです。

ラストランで有終の美を飾ったとはいえ、昨今の稼働状況は悲惨なものでした。車両そのものを残す予定もなく、今年度中に除籍され、苗穂工場で解体という流れではないでしょうか。

また何らかの動きが確認できれば、お伝えしたいと思います。











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