現行の「オホーツク」・「大雪」の所定編成も来年3月で見納め
キハ183系 - 2017年11月29日 (水)
今回は現行の「オホーツク」・「大雪」の所定編成について紹介します。


写真は札幌圏で撮影した「オホーツク」のみ掲載します。連日「オホーツク」・「大雪」をマークすれば、難なく撮影できる編成です。今年の3月ダイヤ改正から1枚目と2枚目の写真のような編成が所定の編成となっています。
ダイヤ改正前後で変更点を挙げるとすれば、札幌・網走方がスラントノーズ車から旧「サロベツ」用の稚内方先頭車を方向転換して充当されるようになりました。スラ貫編成ばかりだった「オホーツク」・「大雪」が初期車の一部淘汰によって両貫編成で主に運行されるようになりました。
その現行編成も、おそらく来年3月に実施するであろうダイヤ改正で見納めとなるでしょう。その理由が3枚目の写真です。

現行の所定編成では、初期車の一部が淘汰されたとはいえ、グリーン車は従来のキロハ182形0番台が引き続き活躍しています。JR北海道の今年度の事業計画より、キハ261系の増備によってキハ183系0番台を全て置き換えることが明記されており、キロハ182形0番台がこのグループに該当することから、現行の所定の編成でも今年度末から何らかの編成変更が考えられるというわけです。
ダイヤ改正後、「オホーツク」・「大雪」がどのような体制となるかは不明のままです。予想としては、キハ261系の増備によって、キハ183系による「北斗」を全て置き換え、函館運輸所(函ハコ)に在籍する「北斗」で使用した車両を全て苗穂運転所(札ナホ)に転属させ、「オホーツク」・「大雪」で使用するという流れではないでしょうか。
しかし、中には旧130km/h対応車両が含まれており、従来車との混用ができない車両も含まれます。仮に500番台のハイデッカーグリーン車を活用するにしても、現行の「オホーツク」・「大雪」の車両で使用できる車両は2両(キロ182-504、キロ182-505)のみとなります。
現在の運用では、少なくとも1日に3運用あり、グリーン車つきの4両編成を3編成使用することになりますから、ダイヤ改正後も現在の運行体制をそのまま引き継ぐとすると、旧130km/h対応編成による4両編成を1日のどれかに少なくとも1運用を充当させなければならない状況になります。なぜなら、現行の「オホーツク」・「大雪」に使用できるハイデッカーグリーン車は2両しかないからです。ということは、現行の所定編成も確認できる機会が減る場合もあるわけです。
Twitterなどを確認していると、毎日のように誰かが「オホーツク」や「大雪」の編成確認を行っており、希少な車両で運行されるだけに非常に注目度が高いです。一方、スラントノーズタイプの先頭車が入った際など、そうしたときに極端に注目度が上がり、両貫編成はスルーしてしまいがちのような傾向が見受けられます。
おそらく、1年後には見られなくなっている編成なので、注目度は後々上がるはずです。いろいろと撮影しに出かけますが、やはり、事業計画なり、そうした背景・事情から日々の記録が重要だということを改めて感じます。何気ない風景や写真が数年後には注目されることはよくあることです。
特に、現行の「オホーツク」・「大雪」の所定の編成は平屋型グリーン車ということもあり、加えて先頭車両もほぼ同じ形状の車両で揃えられており、編成全体がまとまっていて個人的にはここ数年で1番好きです。これでオールHET色であれば尚更よいです。
これがハイデッカーグリーン車になってしまうと、編成の真ん中の一部が突起してしまい、何十年かぶりの新鮮さ(塗色変更以来)はある反面、編成美は崩れるのではないでしょうか。
いずれにしても、おそらく来年3月までしか確認できない編成と思われ、スラントノーズ車のような珍車両に限らず、こうして普段の光景を写真に残しておいた方が無難ですね。
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写真は札幌圏で撮影した「オホーツク」のみ掲載します。連日「オホーツク」・「大雪」をマークすれば、難なく撮影できる編成です。今年の3月ダイヤ改正から1枚目と2枚目の写真のような編成が所定の編成となっています。
ダイヤ改正前後で変更点を挙げるとすれば、札幌・網走方がスラントノーズ車から旧「サロベツ」用の稚内方先頭車を方向転換して充当されるようになりました。スラ貫編成ばかりだった「オホーツク」・「大雪」が初期車の一部淘汰によって両貫編成で主に運行されるようになりました。
その現行編成も、おそらく来年3月に実施するであろうダイヤ改正で見納めとなるでしょう。その理由が3枚目の写真です。

現行の所定編成では、初期車の一部が淘汰されたとはいえ、グリーン車は従来のキロハ182形0番台が引き続き活躍しています。JR北海道の今年度の事業計画より、キハ261系の増備によってキハ183系0番台を全て置き換えることが明記されており、キロハ182形0番台がこのグループに該当することから、現行の所定の編成でも今年度末から何らかの編成変更が考えられるというわけです。
ダイヤ改正後、「オホーツク」・「大雪」がどのような体制となるかは不明のままです。予想としては、キハ261系の増備によって、キハ183系による「北斗」を全て置き換え、函館運輸所(函ハコ)に在籍する「北斗」で使用した車両を全て苗穂運転所(札ナホ)に転属させ、「オホーツク」・「大雪」で使用するという流れではないでしょうか。
しかし、中には旧130km/h対応車両が含まれており、従来車との混用ができない車両も含まれます。仮に500番台のハイデッカーグリーン車を活用するにしても、現行の「オホーツク」・「大雪」の車両で使用できる車両は2両(キロ182-504、キロ182-505)のみとなります。
現在の運用では、少なくとも1日に3運用あり、グリーン車つきの4両編成を3編成使用することになりますから、ダイヤ改正後も現在の運行体制をそのまま引き継ぐとすると、旧130km/h対応編成による4両編成を1日のどれかに少なくとも1運用を充当させなければならない状況になります。なぜなら、現行の「オホーツク」・「大雪」に使用できるハイデッカーグリーン車は2両しかないからです。ということは、現行の所定編成も確認できる機会が減る場合もあるわけです。
Twitterなどを確認していると、毎日のように誰かが「オホーツク」や「大雪」の編成確認を行っており、希少な車両で運行されるだけに非常に注目度が高いです。一方、スラントノーズタイプの先頭車が入った際など、そうしたときに極端に注目度が上がり、両貫編成はスルーしてしまいがちのような傾向が見受けられます。
おそらく、1年後には見られなくなっている編成なので、注目度は後々上がるはずです。いろいろと撮影しに出かけますが、やはり、事業計画なり、そうした背景・事情から日々の記録が重要だということを改めて感じます。何気ない風景や写真が数年後には注目されることはよくあることです。
特に、現行の「オホーツク」・「大雪」の所定の編成は平屋型グリーン車ということもあり、加えて先頭車両もほぼ同じ形状の車両で揃えられており、編成全体がまとまっていて個人的にはここ数年で1番好きです。これでオールHET色であれば尚更よいです。
これがハイデッカーグリーン車になってしまうと、編成の真ん中の一部が突起してしまい、何十年かぶりの新鮮さ(塗色変更以来)はある反面、編成美は崩れるのではないでしょうか。
いずれにしても、おそらく来年3月までしか確認できない編成と思われ、スラントノーズ車のような珍車両に限らず、こうして普段の光景を写真に残しておいた方が無難ですね。
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