代走運転が頻発している宗谷線特急
代走・編成変更 - 2017年12月26日 (火)
札幌・旭川~稚内間を結ぶ「宗谷」・「サロベツ」でここ最近は代走運転が頻発しています。
特に、12月に入ると代走運転を実施する機会が多くなります。昨年は12月のほぼ連日で全ての「スーパー宗谷」が代走運転となり、もはや定期運用が壊滅していました。
今年も11月の下旬から、やはりそのような傾向がみられ始め、ここ数日は「宗谷」・「サロベツ」の全ての列車で代走運転を実施するなど、運行体系が変わっても、根本的な解決策には結びついていません。車両の老朽化を理由にキハ183系を網走方面に、キハ261系0番台を稚内方面にそれぞれ集約させた形ですが、そのキハ261系0番台も車両不足に陥っている以上、運行体系を大幅に改善させたとはいえ、全体的な車両不足が改善されているわけではありません。





11月下旬からさまざまな代走列車を確認することができました。年末年始までには通常通りの運行ができることを期待しています。
今回はあまり奥深く追求しないこととし、別の話題で記事を掲載します。
昨日から発達した低気圧の影響によって、宗谷線の特急列車で運休が相次いでいます。ですが、26日の特急「宗谷」1往復については、旭川~稚内間を部分運休とし、札幌~旭川間を「臨時特急」として運行しています。
運休を余儀なくされている中、下りの「臨時特急」にキハ261系0番台が充当し、久々の営業運転復帰となりました。今までのパターンでいうと、上りの「臨時特急」として札幌に帰ってくるというのが流れです。
ですが26日17時現在、JRサイバーステーションで空席情報を調べてみると、翌27日の下りの特急「宗谷」はグリーン席が設定されないようです。札幌まで戻ってきてまた運用から外れると思ってしまいますよね?
特定の項目さえ押さえておけば、どのような車両繰りなのかを把握できます。
重要項目は以下の通りです。いずれも、JRサイバーステーションで26日17時現在の情報から判断しています。
・26日夕方の時点でキハ261系0番台(4両編成)、ノースレインボーエクスプレスが旭川運転所(旭アサ)で待機している
・26日の上りの「臨時特急」にグリーン席が設定されない
・27日の特急「サロベツ2号」が運休である
・27日の特急「サロベツ1号」は通常通り運行され、グリーン席も設定される
これらから推測できることは以下の流れです。車両別の動きを掲載します。
【キハ261系0番台】
早朝に旭川方面へ「臨時特急」として使用した編成ですが、札幌には戻らず、旭川運転所で滞泊。翌27日の特急「サロベツ1号」から運用に入ると思われます。
【ノースレインボーエクスプレス】
25日の特急「サロベツ3号」が運休となった影響で、同日は旭川運転所で滞泊しています。札幌方面へ回送されている情報もなく、上りの「臨時特急」でグリーン席が連結されないとすると、同列車に充当される可能性が高いのではないでしょうか。
この流れだと、翌27日の下りの特急「宗谷」にグリーン席が設定されないということにも納得がいきます。
翌27日までに別の編成に差し替えられる可能性も高いですが、他の列車や翌日以降の列車とも見比べ、この流れだとグリーン席の設定状況から車両繰りを上記のように判断することができます。
全てを確認しているわけではないので、あくまで予想としか言えませんが、代走運転の様子などを記録したい方は参考にしてみてください。
本来であれば、あってはならない代走運転ですが、ノースレインボーエクスプレスが久々に登板したことで車両性能の差を少なくすることができ、鹿との接触などがなければ遅延を最小限に抑えることができます。翌27日以降の活躍に期待です。
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特に、12月に入ると代走運転を実施する機会が多くなります。昨年は12月のほぼ連日で全ての「スーパー宗谷」が代走運転となり、もはや定期運用が壊滅していました。
今年も11月の下旬から、やはりそのような傾向がみられ始め、ここ数日は「宗谷」・「サロベツ」の全ての列車で代走運転を実施するなど、運行体系が変わっても、根本的な解決策には結びついていません。車両の老朽化を理由にキハ183系を網走方面に、キハ261系0番台を稚内方面にそれぞれ集約させた形ですが、そのキハ261系0番台も車両不足に陥っている以上、運行体系を大幅に改善させたとはいえ、全体的な車両不足が改善されているわけではありません。





11月下旬からさまざまな代走列車を確認することができました。年末年始までには通常通りの運行ができることを期待しています。
今回はあまり奥深く追求しないこととし、別の話題で記事を掲載します。
昨日から発達した低気圧の影響によって、宗谷線の特急列車で運休が相次いでいます。ですが、26日の特急「宗谷」1往復については、旭川~稚内間を部分運休とし、札幌~旭川間を「臨時特急」として運行しています。
運休を余儀なくされている中、下りの「臨時特急」にキハ261系0番台が充当し、久々の営業運転復帰となりました。今までのパターンでいうと、上りの「臨時特急」として札幌に帰ってくるというのが流れです。
ですが26日17時現在、JRサイバーステーションで空席情報を調べてみると、翌27日の下りの特急「宗谷」はグリーン席が設定されないようです。札幌まで戻ってきてまた運用から外れると思ってしまいますよね?
特定の項目さえ押さえておけば、どのような車両繰りなのかを把握できます。
重要項目は以下の通りです。いずれも、JRサイバーステーションで26日17時現在の情報から判断しています。
・26日夕方の時点でキハ261系0番台(4両編成)、ノースレインボーエクスプレスが旭川運転所(旭アサ)で待機している
・26日の上りの「臨時特急」にグリーン席が設定されない
・27日の特急「サロベツ2号」が運休である
・27日の特急「サロベツ1号」は通常通り運行され、グリーン席も設定される
これらから推測できることは以下の流れです。車両別の動きを掲載します。
【キハ261系0番台】
早朝に旭川方面へ「臨時特急」として使用した編成ですが、札幌には戻らず、旭川運転所で滞泊。翌27日の特急「サロベツ1号」から運用に入ると思われます。
【ノースレインボーエクスプレス】
25日の特急「サロベツ3号」が運休となった影響で、同日は旭川運転所で滞泊しています。札幌方面へ回送されている情報もなく、上りの「臨時特急」でグリーン席が連結されないとすると、同列車に充当される可能性が高いのではないでしょうか。
この流れだと、翌27日の下りの特急「宗谷」にグリーン席が設定されないということにも納得がいきます。
翌27日までに別の編成に差し替えられる可能性も高いですが、他の列車や翌日以降の列車とも見比べ、この流れだとグリーン席の設定状況から車両繰りを上記のように判断することができます。
全てを確認しているわけではないので、あくまで予想としか言えませんが、代走運転の様子などを記録したい方は参考にしてみてください。
本来であれば、あってはならない代走運転ですが、ノースレインボーエクスプレスが久々に登板したことで車両性能の差を少なくすることができ、鹿との接触などがなければ遅延を最小限に抑えることができます。翌27日以降の活躍に期待です。
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