2017年度年末年始輸送期間中の「すずらん」~785系と789系1000番台を交互に使用
繁忙期輸送 - 2018年01月07日 (日)
今年度の年末年始輸送期間中の様子について取り上げたいと思います。第一弾は「すずらん」です。
繁忙期輸送期間中における「すずらん」は、今回初めて取り上げると思います。その理由は、年末年始輸送期間中に札幌~旭川間で年末年始に臨時「カムイ63号」、臨時「カムイ70号」がそれぞれ設定されたためです。
臨時の「カムイ」を含めて「すずらん」も共通で789系1000番台が使用されます。臨時「カムイ」が設定されたことで「すずらん」にもその影響があるのかどうか調べるため、今回は「すずらん」も取り上げさせていただきます。

まずは、12月29日に札幌駅で撮影した特急「すずらん2号」です。789系1000番台HL-1006編成が充当されました。

次に、12月30日に千歳駅で撮影した特急「すずらん5号」です。785系NE-502編成が充当されました。

3枚目は、12月31日に白石駅で撮影した特急「すずらん5号」です。車両が差し替えられ、789系1000番台HL-1002編成が充当されました。

そして、年明けの1月3日に新札幌駅で撮影した特急「すずらん3号」です。差し替えがなければ、31日の特急「すずらん5号」から続く運用ですが、785系NE-501編成に差し替えられていました。

5枚目は、1月3日に白石駅で撮影した特急「すずらん5号」です。差し替えがなければ、30日の特急「すずらん5号」から続く運用ですが、789系1000番台HL-1006編成に差し替えられていました。

最後は、1月3日の特急「すずらん6号」です。特急「すずらん3号」と同様、785系が充当されましたが、同じ形式同士で車両が差し替えられ、NE-502編成が充当されました。
「カムイ」の臨時列車が設定されたことで、「すずらん」には785系が優先して充当されると思いきや、1日おきに785系と789系1000番台が交互に充当されるような運用でした。1月1日から3日までは「ライラック」の代走でさらに1編成多く稼働しており、フル稼働に近い状態だったと思います。
後日お伝えしますが、「すずらん」で使用されたHL-1006編成とHL-1002編成は臨時の「カムイ」には充当されなかった編成でした。

室蘭地区の一部普通列車運用は除いています。
「すずらん」は編成の差し替えがなければ、2日おきに同じ車両が充当されます。特急「すずらん11号」から特急「すずらん12号」になる際も札幌運転所(札サウ)に一度入区しますが、確認する限りではここでは編成の差し替えは実施されません。
限られた編成数の中で「すずらん」を設定しているため、どうしても1つの運用に対して負担が大きくなってしまいます。例えば、2日目の運用は折り返し時間を多く確保することができず、一昨年3月のダイヤ改正から東室蘭駅発着列車も新たに誕生しました。本数が多くなった「北斗」・「スーパー北斗」の絡みもありますが、1編成で運用をやり繰りしてしまうと、どうしても偏ったダイヤが生まれてしまいます。
日中の時間帯を中心に空席が目立つ列車があることも事実で、時間帯の変更や本数の削減など、全体的な見直しを実施した方がよい列車です。いずれは「北斗」・「スーパー北斗」の白老駅の停車拡大も控えており、「すずらん」に近い役割を担う列車も出てくるでしょう。
来年3月のダイヤ改正で実施されるであろう残りの785系の引退とともに、その先がどうなるのか動向が注目される列車です。
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繁忙期輸送期間中における「すずらん」は、今回初めて取り上げると思います。その理由は、年末年始輸送期間中に札幌~旭川間で年末年始に臨時「カムイ63号」、臨時「カムイ70号」がそれぞれ設定されたためです。
臨時の「カムイ」を含めて「すずらん」も共通で789系1000番台が使用されます。臨時「カムイ」が設定されたことで「すずらん」にもその影響があるのかどうか調べるため、今回は「すずらん」も取り上げさせていただきます。

まずは、12月29日に札幌駅で撮影した特急「すずらん2号」です。789系1000番台HL-1006編成が充当されました。

次に、12月30日に千歳駅で撮影した特急「すずらん5号」です。785系NE-502編成が充当されました。

3枚目は、12月31日に白石駅で撮影した特急「すずらん5号」です。車両が差し替えられ、789系1000番台HL-1002編成が充当されました。

そして、年明けの1月3日に新札幌駅で撮影した特急「すずらん3号」です。差し替えがなければ、31日の特急「すずらん5号」から続く運用ですが、785系NE-501編成に差し替えられていました。

5枚目は、1月3日に白石駅で撮影した特急「すずらん5号」です。差し替えがなければ、30日の特急「すずらん5号」から続く運用ですが、789系1000番台HL-1006編成に差し替えられていました。

最後は、1月3日の特急「すずらん6号」です。特急「すずらん3号」と同様、785系が充当されましたが、同じ形式同士で車両が差し替えられ、NE-502編成が充当されました。
「カムイ」の臨時列車が設定されたことで、「すずらん」には785系が優先して充当されると思いきや、1日おきに785系と789系1000番台が交互に充当されるような運用でした。1月1日から3日までは「ライラック」の代走でさらに1編成多く稼働しており、フル稼働に近い状態だったと思います。
後日お伝えしますが、「すずらん」で使用されたHL-1006編成とHL-1002編成は臨時の「カムイ」には充当されなかった編成でした。

室蘭地区の一部普通列車運用は除いています。
「すずらん」は編成の差し替えがなければ、2日おきに同じ車両が充当されます。特急「すずらん11号」から特急「すずらん12号」になる際も札幌運転所(札サウ)に一度入区しますが、確認する限りではここでは編成の差し替えは実施されません。
限られた編成数の中で「すずらん」を設定しているため、どうしても1つの運用に対して負担が大きくなってしまいます。例えば、2日目の運用は折り返し時間を多く確保することができず、一昨年3月のダイヤ改正から東室蘭駅発着列車も新たに誕生しました。本数が多くなった「北斗」・「スーパー北斗」の絡みもありますが、1編成で運用をやり繰りしてしまうと、どうしても偏ったダイヤが生まれてしまいます。
日中の時間帯を中心に空席が目立つ列車があることも事実で、時間帯の変更や本数の削減など、全体的な見直しを実施した方がよい列車です。いずれは「北斗」・「スーパー北斗」の白老駅の停車拡大も控えており、「すずらん」に近い役割を担う列車も出てくるでしょう。
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