キハ183系機関換装車も順次苗穂入り
キハ183系 - 2018年02月07日 (水)
キハ183系函館運輸所(函ハコ)所属車のうち、400番台や500番台、1500番台といった波動用の車両が3月ダイヤ改正後の転用へ向けて着々と苗穂運転所(札ナホ)へ異動・準備が進められていますが、「北斗」の定期運用に充当される機関換装車の一部も苗穂運転所入りしています。


新たに確認できたのは「キハ183-8563」です。機関換装前は「キハ183-3563」で、旧130km/h運転対応の先頭車両です。機関換装に合わせて最高運転速度は120km/hに抑えられ、他の換装車と同様、車番は+5000番とされています。
車両をよく確認してみると、車体や下回りが綺麗な状態であることが目につきます。車両の連結面を確認したところ、検査の日付が28年1月となっており、苗穂工場を出場したばかりの車両ではないでしょうか。今回苗穂運転所構内で確認されたことから、苗穂工場出場後、所属先の函館へは戻らず、同運転所でダイヤ改正まで待機する形になるでしょう。
同車は130km/h運転対応としており、滑走再粘着機能付加、ブレーキ圧力の増強などが実施されており、130km/h運転非対応車とはブレーキ圧力が異なるため、500番台などの車両と編成を組むことができません。このため、旧130km/h対応車が一定数揃わなければ運用に入ることはできません。機関換装車はダイヤ改正直前まで札幌~函館間の「北斗」として使用するため、苗穂運転所への異動も大半がダイヤ改正日の直前と直後で実施すると予想され、それまで「キハ183-8563」も小休止といったところでしょうか。
ここ最近は、「北斗」でキハ261系1000番台での代走が多く確認されています。一部車両の苗穂運転所への転出やハイデッカーグリーン車の予備がない(苗穂工場に1両入場中)ことを踏まえると、逆にキハ261系1000番台で代走せざるを得ない状況とも判断できます。


1月23日の特急「北斗12号」にハイデッカーグリーン車が2両連結されていました。このうち、「キロ182-7552」が1月25日に苗穂工場に入場しました。先日紹介した苗穂運転所で待機しているハイデッカーグリーン車2両については、その後車番を確認することができ、「キロ182-504」と「キロ182-505」でした。いずれも昨年の3月ダイヤ改正から定期運用を持たない波動用・代走用として函館運輸所で待機していた車両です。
今回確認した「キハ183-8563」の動きから、先日苗穂工場に入場した「キロ182-7552」についても函館には戻らず、ダイヤ改正まで苗穂運転所で待機という形がとられる可能性があります。これを踏まえると、キハ183系による「北斗」は編成単位の予備がなくなるため、車両故障などが発生した際はキハ261系1000番台での代走がダイヤ改正前日まで実施されることになると予想しています。
ダイヤ改正まで1カ月あまりとなりました。キハ183系による「北斗」はまもなく廃止され、転用に向けて予備車両も最低限まで絞り込んだカツカツの状態で乗り切ることになるでしょう。その分代走なども増えると予想し、通常時・代走時ともに目が離せない列車になりそうです。
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新たに確認できたのは「キハ183-8563」です。機関換装前は「キハ183-3563」で、旧130km/h運転対応の先頭車両です。機関換装に合わせて最高運転速度は120km/hに抑えられ、他の換装車と同様、車番は+5000番とされています。
車両をよく確認してみると、車体や下回りが綺麗な状態であることが目につきます。車両の連結面を確認したところ、検査の日付が28年1月となっており、苗穂工場を出場したばかりの車両ではないでしょうか。今回苗穂運転所構内で確認されたことから、苗穂工場出場後、所属先の函館へは戻らず、同運転所でダイヤ改正まで待機する形になるでしょう。
同車は130km/h運転対応としており、滑走再粘着機能付加、ブレーキ圧力の増強などが実施されており、130km/h運転非対応車とはブレーキ圧力が異なるため、500番台などの車両と編成を組むことができません。このため、旧130km/h対応車が一定数揃わなければ運用に入ることはできません。機関換装車はダイヤ改正直前まで札幌~函館間の「北斗」として使用するため、苗穂運転所への異動も大半がダイヤ改正日の直前と直後で実施すると予想され、それまで「キハ183-8563」も小休止といったところでしょうか。
ここ最近は、「北斗」でキハ261系1000番台での代走が多く確認されています。一部車両の苗穂運転所への転出やハイデッカーグリーン車の予備がない(苗穂工場に1両入場中)ことを踏まえると、逆にキハ261系1000番台で代走せざるを得ない状況とも判断できます。


1月23日の特急「北斗12号」にハイデッカーグリーン車が2両連結されていました。このうち、「キロ182-7552」が1月25日に苗穂工場に入場しました。先日紹介した苗穂運転所で待機しているハイデッカーグリーン車2両については、その後車番を確認することができ、「キロ182-504」と「キロ182-505」でした。いずれも昨年の3月ダイヤ改正から定期運用を持たない波動用・代走用として函館運輸所で待機していた車両です。
今回確認した「キハ183-8563」の動きから、先日苗穂工場に入場した「キロ182-7552」についても函館には戻らず、ダイヤ改正まで苗穂運転所で待機という形がとられる可能性があります。これを踏まえると、キハ183系による「北斗」は編成単位の予備がなくなるため、車両故障などが発生した際はキハ261系1000番台での代走がダイヤ改正前日まで実施されることになると予想しています。
ダイヤ改正まで1カ月あまりとなりました。キハ183系による「北斗」はまもなく廃止され、転用に向けて予備車両も最低限まで絞り込んだカツカツの状態で乗り切ることになるでしょう。その分代走なども増えると予想し、通常時・代走時ともに目が離せない列車になりそうです。
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