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インバウンド需要増加に伴い、キハ261系1000番台に大型の荷物置場を設置

「スーパー北斗」・「スーパーとかち」で使用するキハ261系1000番台に、大型の荷物置場が順次設置されています。「北斗」などで使用されているキハ183系などでは既に設置されていますね。



鉄道技術館に行った際に撮影したものです。「261系1000代・大型荷物置場設置」とあります。

特急「スーパー北斗」・「スーパーとかち」において、今後も訪日外国人旅行者のお客様が増加することが予想されることから、261系1000代の普通席客室内に大型荷物置場を整備し、お客様の利便性向上を図ることとしています。

大きな荷物を抱えて札幌駅や南千歳駅、小樽駅といった各主要駅で大勢の外国人観光客を確認します。彼らが必ずと言っていいほど所持しているのが大型のスーツケースです。列車は異なりますが、これが特に収容スペースがない快速「エアポート」の自由席では通路を塞いでしまう要因の1つとして昨今問題視されるようになってきたのではないでしょうか。特に通路が狭い721系になると尚更ですね。

特急列車についてもそのような傾向があるのかどうか確認していませんが、それらの負担を少しでも減らすべく、大型の荷物置場が設置されます。

対象車両は普通車64両ということで、グリーン車は対象外となるようです。





実際にJR北海道のホームページの列車ガイドで編成を確認してみると、789系0番台「ライラック」の優先スペースを設置した際のときのような表示はされておらず、設置前と同じ案内がされています。

まだまだ設置が進んでいないのかと思いつつ、実際に実車を確認してきました。





すると、既に大型の荷物置場が設置されている車両もありました。掲載写真のとおりですが、「キハ260-1301」です。「スーパーとかち」で使用される車両です。



続いて、今年度に増備された「キハ260-1331」にも設置されていました。こちらは「スーパー北斗」で使用される車両です。



最後に、「キハ260-1307」にも設置されていました。こちらは「スーパーとかち」で使用される車両です。

今回は設置されていた増結用中間車のみ確認しました。設置されている場所は、客室扉の入ってすぐのところです。座席番号だと、14番C席・14番D席を撤去して新たに設置されているようです。

ただし、帯広・函館方2両目のキハ260形1100番台は、13番A席・13番D席が車いす専用席となっています。同車についてはまだ確認できていませんが、車いす専用席が設置されている以上、そこを潰して設置することは考えにくく、他の車両と設置箇所が反対側になる可能性があります。1番C席・1番D席あたりが有力ではないでしょうか。

対象車両が64両で、しかも普通車のみということで実際に計算してみました。

すると、2016年度まで増備された普通車のみで計算した場合、57両で足りません。

ここで注目すべきは、大型荷物置場設置が2017年度の終盤になって実施されているという点です。キハ261系1000番台は今年度20両が増備されますが、第一陣は既に営業運転を開始し、第二陣も定期列車として先日一度使用されました。甲種輸送が年度末に近い第二陣・第三陣が当初から設置されていると仮定し、加えて今回確認した「キハ260-1331」を含め、第一陣として甲種輸送された普通車7両については時期的もまだ設置されていないと仮定すると、前年度までの車両57両に普通車7両を加えることになり、64両で両数が合います。

2月はアジア圏からの外国人観光客が毎年多くなります。2月は道内においても、さっぽろ雪まつりや流氷観光といった見どころが多く、観光に力を注ぐ時期でもあります。

今年2月のさっぽろ雪まつり実施期間中の利用状況は、特急列車・新幹線ともに好調に推移し、各方面で前年を上回りました。前者は苫小牧~東室蘭(函館方面)で107%、札幌~岩見沢(旭川方面)で104%、南千歳~トマム(釧路方面)で115%でした。キハ261系1000番台を使用する函館方面、釧路方面(帯広方面)が特に好調で、特に後者は昨年は台風被害後ということもあり、利用客を少しづつ取り戻しつつある様子が伺えます。

「スーパーとかち」では所定編成が減車されますが、札幌~函館間については、3月のダイヤ改正から新たに3往復がキハ261系1000番台での運転となり、勢力がますます拡大されます。新車効果とともに、さらなる利用拡大を目指して前進してほしいと思います。













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コメント
7564: by 若潮 on 2018/02/26 at 20:55:41 (コメント編集)

こんばんは。
荷物室はあったほうが有難いのは間違いないですが、問題は設置場所ですね。
乗り心地の悪い車端部に設置すれば一見合理的ですが、荷物が仕切り扉の向こうになってしまい、盗難の不安があります。
一方、787系のように客室中央部だと、客室を適度な広さに出来る一方、一番乗り心地のいい車体中央部が荷物置き場、という問題があります (実際、デザインした水戸岡鋭治氏はこれをかなり批判されたらしいです) 。
やはり、今回のキハ261系1000代のような配置が無難かもしれませんね。

7567: by 管理人 on 2018/02/26 at 21:34:03

>>「若潮」さん、コメントありがとうございます。

こんばんは。

盗難防止という点では、客室内の利用客の見える位置に荷物置場を設置することである程度の対策になると思います。

中央部分を荷室とすることで将来的な転用の際は有利になったりします。仕切扉を設けて指定席と自由席と分けたりするなど、このあたりは先にデビューした783系のノウハウが生かされているのではないでしょうか。

一点だけ言わせていただくと、既存車は当初から荷物置場の設置を想定した室内配置となっていないため、側窓から荷物が丸見えで見栄えが悪いです。今後の新製車は当初から荷物置場が設置されているようなので、その部分は側窓を埋めるなどの処理をしていただきたいですね。

7630: by ナナッシー on 2018/03/18 at 07:36:04

おはようございます
183系の北斗に至っては座席撤去では無く、座席の上から網と板を引いて大型荷物置き場として運用していました。
暫しの休養期間中に座席を撤去して261系のような大型荷物置き場でも設置するのでしょうか?
列車ガイドの261系スーパー北斗のページでは、3/17の時点でこのHPで掲載されている内容と差し替わっていますよ。

7633: by 管理人 on 2018/03/19 at 02:17:37

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

今後はそれまでよりもスーツケースなどの大型の荷物を持って乗車する利用客が少ない列車・線区に投入されるので、座席を取り払って大型の荷物置場を設置するのではなく、転用後は通常の座席として使用できるために座席のままの荷物置場としていたのではないでしょうか。

荷物置場設置にそこまで時間はかからないはずですから、設置する意志があれば、既に座席を取り払って荷物置場を設置していることでしょう。

転用後も荷物置場は設置されないのではないでしょうか。同じキハ261系でも「宗谷」・「サロベツ」は設置されていませんね。

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