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2月25日の特急「スーパーおおぞら9号」がモノクラス6両編成で運転

2月24日にトマム駅構内におけるポイント(線路を切り替える部分)が破損した影響で、札幌~釧路間を結ぶ「スーパーおおぞら」、札幌~帯広間を結ぶ「スーパーとかち」の全列車が運休となりました。

運休は翌25日の特急「スーパーおおぞら1号」と特急「スーパーおおぞら2号」まで影響し、それ以外の列車については通常どおり運行されました。

ですが、車両繰りの関係で特急「スーパーおおぞら6号」と特急「スーパーおおぞら9号」がグリーン車を連結しないモノクラス編成で運行されました。



新札幌駅の編成表を確認してみると、グリーン車が連結されていないことのほかに、自由席も2両から1両になっていました。



苗穂駅留置線に停車している特急「スーパーおおぞら9号」となる回送列車です。中間に連結されていた先頭車は「キハ283-13」で、全て釧路運輸車両所所属車でした。本来グリーン車が入る手前から3両目に札幌方先頭車(普通車)が連結されていました。所定では見られない編成です。

今回確認した編成はかつての「スーパーおおぞら」を思い出します。

2011年5月の石勝線脱線火災事故で「スーパーおおぞら」で使用するキハ283系が6両焼失したことにより、車両の定期検査時などで通常どおりの運行ができなくなることから、同年7月21日より、「スーパーおおぞら」1往復と「スーパーとかち」1往復の編成をキハ283系によるグリーン車なしモノクラス5両編成としました。同じく、最低限の両数しか確保されていない車いす対応車についても連結されない日が設定され、稀にではありましたが、今回のようなグリーン車なしで中間に先頭車を組み込む編成が2013年10月まで見られました。

減速・減便後は運用数を減らしたことでキハ283系を使用する全ての列車でグリーン車が連結されるようになりましたが、車両繰りで苦慮した時期を思い起こすような編成でした。現在でも悪天候による列車の運休が発生した際などは、車両繰りの関係で稀に確認することができますね。

今回は、特急「スーパーおおぞら6号」に使用する折り返し列車が運休となっていたことで、モノクラス編成を釧路運輸車両所で用意して1往復に充当しました。

そして、特急「スーパーおおぞら10号」で編成が差し替えられたようです。おそらく、本来札幌車を充当する特急「スーパーおおぞら5号」に特急「スーパーおおぞら1号」で使用するはずだった釧路車を充当させ、編成が差し替えられた特急「スーパーおおぞら10号」には、特急「スーパーおおぞら2号」で使用するはずだった札幌車を充当させることで翌日以降の車両繰りは通常どおりできるようになるはずですよ。

ダイヤ改正以降、6往復全ての列車で基本編成が6両編成となります。そうすることで、今回のように札幌車と釧路車で通常とは違う列車に充当するような事態となっても、編成を統一しておくことで座席の変更等も発生しなくなります。キハ283系は「スーパー北斗」として運行を終了して以降、同じ札幌車の「スーパーおおぞら」が7両編成として運行する理由がよくわかりませんでしたが、4年半を経てようやく基本編成が6往復全て統一されます。

かつてのような先頭車が連なる編成を確認することは難しくなりましたが、稀に今回のようなモノクラス編成であったり、編成のほぼ真ん中に先頭車を連結する編成も確認できるので、時間があれば今後も取り上げていきたい次第です。










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コメント
7576:模型的な編成、 by キハ283好き on 2018/03/03 at 17:54:22

カトーのキハ283を持っているので、先程この編成を再現してみました。走行させると、この位置の先頭車はチョット落ち着かないですね。振り子するとバランスが悪い感じです。しかも6両編成、
自由席1両なので、元は7両に増結と云えど、この時期にこの程度の輸送量とは驚きです。苦戦の実態が見てとれます。
10年前はこの時期毎日9両、週末10両、それで朝の2、4号と夜の9、11号は連日満席でした。
それは望めないにせよ、さびしいですね。

7579: by TN on 2018/03/03 at 22:35:47 (コメント編集)

この日のスーパーおおぞらはご指摘の通り運用上の都合だと思いますが、

札幌車:
運用1 札幌→5→釧路
運用2 釧路→4→7→12→札幌


釧路車:
運用3 釧路→10→札幌
運用4 札幌→3→8→11→釧路
運用5 釧路→6→9→釧路

でした。

運用5は1号充当車が遅延や車両故障などで6号へ折り返せないときによく使う手ですが、

一部を除き札幌車と釧路車を入れ換えたような運用ですね。

北斗・おおぞら・とかち系統は稚内・網走方面と違い札幌と函館または釧路の両方に車両(特にキハ261系や同283系)が置いてあるので、

緊急時の臨時運用が容易なのが特徴です。

7582: by 管理人 on 2018/03/03 at 23:52:51

>>「キハ283好き」さん、コメントありがとうございます。

脱線火災事故以降は、6両編成や7両編成ばかりになってしまいました。所要時間が多く、時間帯によって不便を強いられるので、ぜひともダイヤ変更などの改善をしてもらいたいです。

2010年あたりまでが増結も頻繁に実施されて黄金期でしたね。

7585: by 管理人 on 2018/03/04 at 00:21:48

>>「TN」さん、コメントありがとうございます。

詳しい情報ありがとうございます。

今回のモノクラス編成の運用は1号が運休したり、遅延が発生したりする際に実施するものでした。

今回のような運用は北斗系統でもみられ、緊急時の運用変更にも対応しやすいことが特徴です。改めてダイヤを作成する際の難しさを感じます。

7594: by 南の虎 on 2018/03/06 at 10:19:29

スピードダウン&道東道阿寒延伸で、完全に青息吐息ですね。これが釧路外環道と繋がったら、さらに20分近く短縮され、札幌~釧路間の総所要時間差が現在の約1時間ないし1時間20分からさらに減りますから、バスが増便でもされたら、スーパーおおぞらは完全に競争力を失うでしょう。
せめて、線形がよく車体に負担のかからない新夕張~池田間と新吉野~豊頃、白糠~釧路間だけでも130km/h運転を復活して、全列車3時間台に戻せないものかと思います。

ひとつの赤字ローカル線に年間何億もかけるくらいなら、さっさと廃止して経費削減を図り、4~5年で283系を置き換える(約60両)くらいの投資はできると思うのですが。製造事業者がいないのかもしれませんが、川重じゃ作れないんですかね。

7596: by 管理人 on 2018/03/07 at 01:24:09

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

道東道のさらなる延伸は「スーパーおおぞら」にとって脅威となります。さらなる速達性や高速バスのノウハウ(行きたいときに行ける、着きたいときに着ける)を取り入れるしか道は残されていないと思います。

前者は速度向上や列車の交換を極力停車駅で、後者は短編成化などを実施して本数を多くすることが必要だと思います。

車両の製造についてはわからないことが多いですが、振り子式車両のほとんどが富士重工製であったことを踏まえると、何らかの理由がありそうですね。

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