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札幌~旭川間から785系が撤退して1年、有終の美を飾った最終日のL特急「スーパーカムイ46号」

早いもので、明日は3月4日となります。

そう、1年前の3月4日といえばダイヤ改正が実施された日であり、789系0番台が道央圏に転用され、「スーパー白鳥」から「ライラック」となり再出発しました。

一方で、789系0番台の転用によって札幌~旭川間から785系が消えると同時に、785系のデビュー当初から基本編成として活躍していた5両編成×5本がダイヤ改正前日となる昨年の3月3日で営業運転を終了しました。

ダイヤ改正数日前から運用調整が実施されているような動きがみられ、特に札幌~旭川間の「スーパーカムイ」においては、ダイヤ改正が迫るにつれ、789系1000番台の充当列車を多く確認するようになりました。

そのような中でもNE-4編成は、最終日のL特急「スーパーカムイ46号」に充当されました。旭川方面からの上り最終列車となるので、まさに有終の美を飾ったと言えるでしょう。





2017年3月3日、札幌駅に到着したL特急「スーパーカムイ46号」です。785系NE-4編成が充当されました。

当該列車をもって、785系は札幌~旭川間の運用から撤退し、789系0番台「ライラック」、789系1000番台「カムイ」にそれぞれバトンを渡しました。

付属編成同士を組み合わせた5両編成×2本の計10本については、ダイヤ改正以降も札幌~東室蘭・室蘭間の「すずらん」として営業運転を継続していますが、デビュー当初から基本編成として活躍していた5両編成×5本の計25両については、ダイヤ改正を機に営業運転から撤退しました。その後、苗穂工場で車両が解体されました。

営業運転開始から27年。北海道という厳しい環境下で猛暑の中、極寒の中を矢のごとく疾走し、札幌~旭川間を高速で結びました。現在は「すずらん」で最後の活躍を続けていますが、運行ダイヤ上、高速運転と言えるような設定はされておらず、完全に脇役のような存在になってしまいました。

ですが、785系は威厳のある車両だと思っています。札幌~旭川間だけに焦点を当てると、営業運転開始から撤退まで途中で名称変更はされているものの、最後まで列車名に「スーパー」がついていました。残念ながら、昨年のダイヤ改正を機に 「宗谷」は「サロベツ」との車両運用が共通化され、「カムイ」は同じ区間を運転する「ライラック」と所要時分が変わらない状況、また案内表示・掲示物のシンプル化を図るため、運行体系が変更となることにあわせて「スーパー」の冠名を取りやめることとしました。

今でこそ切符を購入して乗車することは容易になりましたが、管理者も登場当時はやはり特急ということもあり、決して身近な存在ではありませんでした。それを身近な存在にしてくれたのが快速「エアポート」として新千歳空港駅まで乗り入れてくれたことです。特急車両でありながら乗車券のみで乗車できるようになったことが嬉しかったです。

設備は最新の789系からすると劣りますが、当時置かれていた状況下(多くの金銭を手にすることができない状況下)では、785系の存在は憧れであり、乗車することも夢のまた夢のような話でした。やはり、金銭を自由に使えるようになってから登場した車両というのは、そうした憧れや夢のまた夢など、そうした気持ちにはなりませんね。

そういった意味では、785系は管理者にとってとても大きな存在でした。昨年の札幌~旭川間からの撤退は残念でしたが、個人的には785系の存在は偉大であり、名称に「スーパー」がつくということが絶対でなければならないと思っていたので、「スーパー」を名称から外すという方針とした昨年の3月ダイヤ改正は、ちょうどよい引き際だったのかもしれません。

785系の札幌~旭川間の営業運転最終日は、NE-4編成のほかに、NE-2編成、NE-502編成が運用に入りました。NE-501編成については、「すずらん」としてひたすら札幌~東室蘭・室蘭間を往復していたようです。

NE-2編成とNE-502編成については、L特急「スーパーカムイ46号」到着前に札幌に帰ってきました。



NE-502編成は、ダイヤ改正前日の3日はL特急「すずらん3号」から運用に入り、札幌運転所(札サウ)で待機後、L特急「スーパーカムイ21号」から再び運用に入りました。

最終的には、L特急「スーパーカムイ33号」で旭川駅到着後、札幌に戻ってきたという流れです。札幌駅4番線到着は22時05分ごろでした。



NE-2編成は、最終的にL特急「スーパーカムイ37号」として旭川駅到着後、札幌まで戻ってきました。早朝、夕方、深夜と3回に分けて運用に入ったり、運転所に戻ったりを繰り返しました。

札幌駅2番線に23時22分ごろに到着しました。

写真は掲載しませんが、ほかに789系1000番台HL-1007編成も札幌に戻ってきています。ダイヤ改正後、789系0番台「ライラック」の旭川滞泊編成が3本存在するため、これらの編成が札幌に戻ってきた形になります。

冒頭のとおりですが、早いもので785系が札幌~旭川間から撤退してから1年が経過しようとしています。


785系の今後について、2015年1月に地元メディアが報じましたが、2018年度末をもって全て引退することが既に報じられています。報道が現実のものとなれば、来年の3月のダイヤ改正あたりに残る付属編成同士を活用したNE-501編成とNE-502編成は引退することになります。

しかし、報道された時期はJR北海道が大きく進路転換をする以前の話です。785系が完全に引退すると、789系1000番台が車両不足に陥りやすくなることは言うまでもなく、一方で代替車両を製造する話題もありませんから、残る2編成の動向は現時点ではわからないというのが管理者の見解です。

いずれにしても、2018年度末で引退という1つの答えが出ているので、悔いのないように日々記録するなり、乗車するなりして785系の晩年を良き思い出として残せるように準備しておいた方が無難ですね。

今月末に発表される新年度の事業計画で明らかにされるかどうか注目です。











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コメント
7587: by 運転士は僕だ on 2018/03/05 at 01:04:19 (コメント編集)

785系は昨今の同じような顔した特急車両に比べて他に似た顔が無い事(西日本の223系に似ているという説もありますが)と、あまり大衆からウケるような車両ではないですが、いぶし銀的な渋さがあり、一匹狼的で硬派なイメージがして好きな車両です。デビュー当時は少し傾斜のかかった大型のパノラミックフロントガラスやボディの配色等がはそれまでの北海道には無かった斬新なスタイルだと思いました。また、個人的には貫通路を化粧板で覆っており、床と同じ模様の渡り板のデザイン等が本州大手私鉄の特急車両のようで好きでした。車内に電光掲示板を施したのも北海道では785系が最初ではないでしょうか?(違ったらごめんなさい)今でも全然古臭さを感じませんが、あと1年かもしれないんですね。多くの方は引退時にさよならセレモニーをやって欲しいと思うのかもしれませんが、私は785系だけは何もせずにそっと引退させてあげたい気持ちです。自分の中では一番多く乗った特急車両なので、なんか特別な感情があります。
私が億万長者なら車両を買い取るのですが、残念ながら一般庶民なので模型の保存で我慢します。

7591: by 管理人 on 2018/03/06 at 01:30:52

>>「運転士は僕だ」さん、コメントありがとうございます。

デビューした当初、ほかの車両と見比べてみると、先頭部分はかなりイカついデザインで、攻撃的、挑戦的な迫力あるフロントマスクとなっています。30年弱経過した現在でも十分迫力あるデザインですね。

定期特急列車用としては、初めて車内に電光掲示板が設置され、ヘッドマークもLEDが採用されました。リニューアル後についても、道内で初めてフルカラーLEDによるヘッドマークとなり、時代とともに内装のレベルでも最先端をいく車両でした。

実際に乗車しても古臭さは感じられず、まだまだ活躍できる車両です。しかしながら、報道内容が正しければあと1年で営業運転が終了します。ただし、JR北海道の方針転換前の報道であり、785系を廃車とすると、現状の列車の本数を減らさない限り、本数を維持していくのは難しいと思われ、そうした意味では完全な引退は先送りされるかもしれませんね。

旭川市内などでぜひとも保存してもらいたい車両です。管理者も模型は全て持っていますよ。大好きな車両です。

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