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現行「スーパーおおぞら」の札幌車7両編成もまもなく見納め

ダイヤ改正を控え、世間はキハ183系初期車や「北斗」の定期列車運行終了などの話題が盛りだくさんですが、札幌と釧路を結ぶ「スーパーおおぞら」についても、現行の札幌車の7両編成が見納めとなります。





「スーパーおおぞら」で使用するキハ283系は、札幌運転所(札サウ)所属車(以下、札幌車)と釧路運輸車両所(釧クシ)所属車(以下、釧路車)に分かれます。主に車番が偶数の車両が札幌車、奇数の車両が釧路車になります。

基本編成(以下、所定編成)も札幌車と釧路車で異なり、前者が7両編成に対して、後者は6両編成となっています。前者はかつて共通で使用されていた「スーパー北斗」の編成に合わせるため、後者については、2011年5月に発生した脱線火災事故で6両が焼失したことで車両不足を解消するための目的がそれぞれありました。

長らくこの体制が維持されてきましたが、全ての列車で所定が6両編成になります。






JR北海道のホームページから編成図を引っぱってきました。いずれも3月ダイヤ改正までのもので上が札幌車(7両編成)、下が釧路車(6両編成)です。

最新の時刻表でも確認できるとおり、6両編成に統一されます。現在札幌車は5号車に車いす対応車が連結されていますが、ダイヤ改正後は釧路車と同じく4号車に車いす対応車が連結され、5号車と6号車の札幌側2両が自由席となります。

要は、



減車となるのは現在の4号車の指定席車両です。これを編成から外し、1両ずつ詰めると釧路車と同じ編成が出来上がります。過去に同じ道東方面を結ぶ「スーパーとかち」では自由席が減車されましたが、「スーパーおおぞら」は指定席が減車となります。



写真は今冬に苗穂ストレートで撮影した特急「スーパーおおぞら2号」です。札幌運転所(札サウ)所属車で運行されるため、所定が7両編成です。

前から3両目の5号車に車いす対応車が連結されていますが、ダイヤ改正後は4号車(グリーン車のとなり)になります。

6両編成での運行になっても、繁忙期になれば7両編成や8両編成が引き続き確認できると思いますが、増結を実施する場合、現在の釧路車のように5号車、6号車として車いす対応設備のない普通車指定席が増結されることになるので、5号車にキハ282形0番台を連結した「スーパーおおぞら」はダイヤ改正で見納めとなります。

元々キハ283系は2007年まで札幌運転所に一括配置されていました。同年10月1日のダイヤ改正まで「スーパーおおぞら」は全列車が所定6両編成で運行されていました。ですが実際は利用が多い列車で増結が常態化していたため、6両編成で運行する列車の方が珍しかったと思います。キハ283系は「スーパーおおぞら」のみならず、「スーパー北斗」や「スーパーとかち」でも使用され、まさに活躍の黄金期でした。

現在の札幌車の7両編成は、キハ281系による「スーパー北斗」の組成に合わせています。「スーパーおおぞら」が「スーパーとかち」を含めて5日サイクルの運用が組まれていたのに対し、これらの関係で同ダイヤ改正までは「スーパー北斗」だけ単独で運用が組まれ、組み替えが実施されなければ、連日同じ車両が札幌~函館間を2往復していました。

詳しく確認していませんが、同ダイヤ改正以降は「スーパーおおぞら」と3日サイクルの運用が組まれたと推測し、増結が常態化していた「スーパーおおぞら」も所定を7両編成に増強すると同時に、編成を「スーパー北斗」に合わせて編成の自由度を向上させました。ちなみに同ダイヤ改正前後でキハ261系1000番台の登場や、釧路運輸車両所に所属していたキハ183系を淘汰することで半数が釧路へ異動しています。

ヘッドマークや活躍場所が異なっても、2013年10月まで定期運用をもっていた「スーパー北斗」の編成そのものでした。営業運転終了後もおよそ4年半にわたって確認することができると同時に、函館方面へ入線していた頃を思い出させてくれる編成でしたが、道東方面の高速道路の延伸、マイカー需要、対高速バス輸送などで苦戦を強いられ、遂に減車というメスが入れられました。

ですが、昨今JR北海道にとって大きな収益源となりつつある外国人観光客の増加、いわゆるインバウンド需要の増加によって2月5日から12日のさっぽろ雪まつり期間中の輸送は釧路方面(南千歳~トマム間)は前年比115%となりました。昨年が台風被害の営業運転再開から3カ月程度しか経過していなかったことを踏まえると妥当な数値かもしれませんが、特にトマムへの外国人観光客の増加が目立っているようで、実際に当ブログでもコメントが寄せられています。

インバウンド需要が増加している傾向にある中で所定編成の減車という不安要素はありますが、需要が増加する際に適宜増結を実施して対応すれば、より無駄をなくした輸送の適正化が図られるでしょう。

まもなく実施されるダイヤ改正で所定編成が減車されることになりましたが、またインバウンド需要の増加によって通年の利用が増え、所定編成がさらに増えることを期待しましょう。将来的には、キハ261系1000番台に置き換えられ、再び10両編成などが見られるかもしれませんね。










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