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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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「大雪」・「サロベツ」、新設&旭川駅発着となって1年

網走方面や稚内方面を結ぶ特急列車は、札幌駅発着となっていましたが、昨年から一部列車で旭川駅発着となり、新たな運行体制となりました。

旭川駅発着となった理由は、使用するキハ183系の老朽・劣化が激しく、一部車両を廃車とするために使用する車両数を少なくせざるを得なくなったためです。


【大雪】

2016年6月に北見市長の定例記者会見から、運行区間を短縮する「オホーツク」の概要が明らかになりました。その中でJRと約45分ほどの説明で日中の2往復(現在の大雪に該当)について、運行区間の縮小を検討しているというものでした。

それ以外の朝・晩の2往復については、現状とおり、札幌~網走間の運行となり、「オホーツク」が残りました。

ここでの理由が車体の老朽化でした。運行区間縮小を検討している昼間の2往復については、別の車体を持ってきて充当させ、速度的には今までよりも早くなる形にできるという提案も合わせてなされ、旭川駅での接続時間分を相殺できる運行システムとなるという内容でした。

それが現実的となり、旭川~網走間は「大雪」の名称が新たに与えられました。車両は「オホーツク」と共通で使用するために速度向上は行き違いの有無などに絞られましたが、札幌~旭川間を高速特急「ライラック」に統一し、速達性で乗継時分を稼ぐことで所要時間を短縮した列車もあります。





「大雪」の名称由来は、平成4年まで札幌~網走間を結ぶ急行列車の名称として使用していた経緯から、昨年3月のダイヤ改正にあわせて列車名が選定されたようです。

車両は「オホーツク」と共通の苗穂運転所(札ナホ)で使用するキハ183系です。後述する「サロベツ」のキハ261系化によって昨年3月まで同列車で活躍した車両が「オホーツク」・「大雪」へ回され、基本的には両端貫通編成で運行されるようになりました。









ですが、残存していた一般車のスラントノーズ車3両も引き続き見られることになり、運用に入る度にその希少さから話題になりました。

貫通型先頭車と比べて高運転台構造で先頭部分に迫力感があることや、ヘッドマークが大きいため、見ごたえがあるのは断然こちらです。ですが、スラントノーズ車を含めて、初期車の一般車14両は今年度をもって全て引退する予定としており、スラントノーズ車による「大雪」のヘッドマークを掲げるシーンもわずか1年で見納めとなりそうです。





旭川駅で1日に4回確認することができる「大雪」×「ライラック」の並びです。稀にスラントノーズ車の並びが実現しましたが、同車が引退することで、今後は写真のようなシーンが定期的に見られるようになります。まさにかつての函館駅のようなシーンですね。



【サロベツ】

昨年3月のダイヤ改正まで「スーパー宗谷」と「サロベツ」で札幌~稚内間を3往復していました。当初の報道では、「サロベツ」のみが旭川駅発着となる予定でしたが、後に「スーパー宗谷」1往復についても運行区間縮小の対象となり、結果的に札幌~稚内間の「宗谷」1往復、旭川~稚内間の「サロベツ」2往復の体制となって現在に至ります。

車両はこれまで、キハ261系は「スーパー宗谷」専属だったものを「宗谷」・「サロベツ」で共通化しました。老朽・劣化の激しかったキハ183系を廃車とし、従来「サロベツ」で使用していたキハ183系を網走方面へ転用するこで稚内方面についても、性能がよいキハ261系に集約する一方で車両数が少ない中で運用せざるを得ない状況になりました。1日の走行距離が増えたことで旭川運転所(旭アサ)で燃料給油のための折り返し時間を確保せざるを得なくなり、全体的に大幅な時刻変更を余儀なくされました。

旭川駅発着となった「サロベツ」については、「大雪」と同様に同一ホームで「ライラック」との接続が図られます。ただし、「大雪」が4番線発着に統一されているのに対し、2往復中1往復が4番線、もう1往復が5番線となっており、後者はホーム上に売店がないホームに発着となるので、利便性に欠けます。しかし、列車によってはそれまでよりも札幌~稚内間で31分ほど時間短縮を果たした列車もあります。









旭川駅に停車中の特急「サロベツ1号」です。「ライラック」が到着するまでは乗り込む客もまばらです。

行先表示器も昨年の3月のダイヤ改正に合わせて「サロベツ」のものが追加されるなど、機器の更新が実施されていると思われます。





ヘッドマークは固定式です。なので、昨年3月のダイヤ改正で「SUPER SOYA」のロゴが消え、全体的に宗谷地方を示すイラストが大きくなりました。かなりシンプルになりましたが、「SOYA&SAROBETSU」ぐらいの文字は入れてほしかったですね。





1日1往復だけになりますが、旭川駅3番線・4番線の「サロベツ」×「ライラック」の並ぶシーンです。

一部が旭川駅発着となり、苗穂運転所に所属する特急車両が札幌圏に顔を出す機会が少なくなり、札幌市在住の管理者にとって少々寂しくなってしまいましたね。

「大雪」と「サロベツ」が新設&旭川駅発着となって1年が経過しました。ダイヤ改正後は網走方面でキハ183系の初期車が置き換えられることで若干の車両変更がありますが、時刻等や運行体系の変更はなく、引き続き現在の運行体系が維持されていくことでしょう。










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コメント
7757:最近 by 煮 on 2018/05/27 at 09:34:20

最近の宗谷サロベツは
故障や遅延もなく安定しているようです。

稚内空港の利用客増は
旭川駅での乗換えの面倒があげられています。

JR利用者の不便の声にも、多いですし
隣りのホームでも駄目なんですね。

車両は2000年に新製したので
あと10年は走れます。
その後は新製するのか、それとも
線路がなくなる?かでしょうか?

7761: by 管理人 on 2018/05/27 at 22:03:31

>>「煮」さん、コメントありがとうございます。

昨年に稚内空港へ初めて行きましたが、市街地からかなり離れており、その距離を移動するぐらいならJRの乗り換えの方が便利だと思います。

ですが、フライト時刻やJR利用の場合の所要時間、考え方は人それぞれなので一概には言えませんね。

キハ183系初期車の反省を踏まえ、北海道で特急気動車の耐用年数は30年が大きな節目とみていいと思います。

キハ261系0番台も2000年に営業運転を開始しているので、あと10年程度は使用できると思います。宗谷本線も重要幹線として残すみたいなので、どのように残すか知りませんが、北海道の鉄道がよりよい方向へ進んでいただけたらと思います。

返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。

7764:承認待ちコメント by on 2018/05/27 at 23:28:08

このコメントは管理者の承認待ちです

7775: by 管理人 on 2018/05/29 at 22:07:12

>>コメントNo,7764さんへ

申し訳ありませんが、新千歳空港と比較してしまいました。

前回のコメントで記載したとおり、昨夏に一度行きました。途中は信号機はほとんどなく、交通量も少ないので、市街地までは確かに10分程度で行くことができました。路線バスも確保されていたはずで、自家用車を保有していなくても市街地と空港へのアクセスは大丈夫のようですね。

ただし、冬期の状況はわかりませんが、昨夏行った際は風が強いという印象がありました。空港なので周囲に風を遮るものが極力ないというのは当たり前のことですが、厳冬期の場合だと危険が伴うこともあるのではないでしょうか?

体験したことがないのであくまで憶測ですが、たとえ夏期に市街地まで10分程度で移動できても北海道の場合は気象条件によってその程度の移動されも困難になる場合があります。特に冬期の地方ではその程度の移動さえも危険を伴う場合も多々あることでしょう。

そう考えると、屋根があって同一ホームで列車の乗り換えができ、稚内の市街地側へ乗り入れるJRの方が便利という見方もできると思います。状況によって双方で利点や欠点があり、あとは利用客次第ですね。

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