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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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ダイヤ改正で「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」の一部列車で時刻変更を実施

迫る3月17日のダイヤ改正のメインは、札幌~函館間の定期特急列車が全て「スーパー北斗」になることです。

それに伴い、キハ183系の話題が多いですが、「スーパーおおぞら」と「スーパーとかち」の一部列車についてもダイヤ改正を機に時刻が変更されます。


<<札幌➡帯広・釧路>>


 特急「スーパーとかち1号」特急「スーパーおおぞら3号」
改正前改正後改正前改正後
札幌7:547:548:548:54
新札幌8:028:029:039:03
南千歳8:268:269:269:26
追分8:388:389:409:40
新夕張8:578:5710:0110:01
占冠9:189:1810:2610:26
トマム9:329:3210:4110:41
新得10:029:5511:0711:06
十勝清水10:0910:03
芽室10:2710:27
帯広10:36(着)10:36(着)11:4011:40
池田11:5811:58
白糠13:0013:00
釧路(着)13:2013:20




<<釧路・帯広➡札幌>>


 特急「スーパーとかち4号」特急「スーパーおおぞら4号」
改正前改正後改正前改正後
釧路 8:238:23
白糠 
浦幌 
池田  9:369:36
帯広8:518:479:579:56
芽室9:018:57
十勝清水9:249:18
新得9:329:2610:2710:26
トマム9:579:55レ注レ注
占冠10:1110:11
新夕張10:3410:34
追分10:5410:54
南千歳11:0811:0811:5311:53
新札幌11:3211:3212:1612:16
札幌(着)11:4011:4012:2612:26





上記のとおりとなります。

変更箇所は赤字で示してあります。途中の信号場での行き違いの変更等による時刻修正ではないでしょうか。全体的な所要時分の変更は特急「スーパーとかち4号」を除いて行われません。

特急「スーパーとかち4号」のみ所要時間が2時間49分から2時間53分に延びます。改正後のダイヤは2017年3月ダイヤ改正以前のダイヤとほぼ似ており、1年で元に戻された形になります。前回のダイヤ改正で同列車が4分時間短縮されたのと引き換えに、特急「スーパーとかち1号」の所要時間が数分延びましたが、今回はそれに伴う所要時間の変更はありませんでした。ですが、札幌方面から新得駅、十勝清水駅へ向かう際は所要時間が短縮されていますね。

時刻変更の理由は不通となっている東鹿越方面の代行バスの接続改善などの理由でもないようですね。

また、特急「スーパーおおぞら4号」のトマム駅通過は引き続き実施されますが、インバウンド需要の増加、スキー客向けに3月31日まで同駅に臨時停車しています。発車時刻は10時52分で、同列車の時刻修正は引き続きトマム駅の臨時停車を考慮したためと予想しています。

石勝線特急は一部列車の時刻修正に加え、「スーパーおおぞら」3往復と「スーパーとかち」全列車で減車措置が実施されます。「スーパーおおぞら」は全列車が基本6両編成、「スーパーとかち」は全列車が基本4両編成となります。

高速道路の延伸やマイカー需要、高速バスの台頭で「スーパーおおぞら」、「スーパーとかち」は苦戦を強いられている状況にあります。

比較的利用が好調な函館方面と比較すると、本数が少なく、間隔が空いてしまっていること、速達性が薄れてしまったことが背景として挙げられます。石勝線開業と同時に時代の流れとともに速達化を優先的に進めてきたわけですから、これを失っている昨今は、かなり厳しい輸送状況が続いています。

短編成化を実施し、列車の増発でこまめに需要に対応すればそれはそれで利用客の増加が期待され、1列車ごとの利用状況も短編成化を実施したことで満席になりやすい傾向になり、表面上は利用増に結びつくでしょう。

しかし、高速バスなどとは違った大量輸送において威力を発揮する鉄道においては、こうした短編成化や列車の増発を図ってこまめに対応することは、反って負担が大きくなることが予想されます。例えば、列車の本数を増やせば車掌や乗務員を増やさなければならず、仮にワンマン運転で車掌を省いたとしてもJR九州を事例に、車内に監視カメラを設置するなど、人件費、設備投資費でいずれにしても負担を余儀なくされます。

また、気動車である以上、燃料コストや走行距離の問題も加わってきます。特に燃費が悪いとの情報があるキハ261系1000番台が今後北海道における特急気動車のスタンダードになっていきます。列車を増発させるとすると、燃料を給油する時間の確保を視野に入れた運用を組まなければなりません。

この給油のロスが現在でも2時間程度発生している以上、それをカバーするために車両を多く確保する必要があり、1両あたり3億円という莫大な費用を負担しなければならなくなります。

道東方面の特急列車再編については、複数の方々からコメントをいただいていますが、管理者としても今後の輸送体系において最良の方法はいまだに見いだせていません。しかし、現状ではあまりにも所要時間の増加が著しいことは言うまでもなく、列車の行き違い方法を変更したり、時刻を修正することで現状の限りある資源の中で容易に時間の短縮は可能です。

今回のダイヤ改正で基本編成の減車という将来的な黄色信号が出された以上、帯広・釧路方面についても早急に対策をしなければ、特急列車そのものが生き残れなくなるかもしれませんね。














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コメント
7629:改善工夫したら所要時間短縮は出来る by dorb777 on 2018/03/17 at 19:51:39

この区間はとかちもおおぞらも高速道路延伸によりマイカー需要が高まり更に高速バスの高い利便性で鉄道が苦戦なのは確かで今の停車駅やダイヤを見直すのが一番と思います。特にとかちの停車駅は全て南千歳ー追分ー新夕張ー占冠―トマムー新得ー十勝清水ー芽室ー帯広とおおぞらより速度は速いのに停車駅が多いとその優位性が薄れてる感じです。一部のとかちを南千歳ートマムー新得ー帯広だけ止まるダイヤを設定したら所要時間は短縮出来ると思います。列車交換も工夫する、インバウンド需要のある南千歳やトマムでは停車時間を少し多目に取る等改善工夫出来る事は沢山あるはずです。基本編成減車も1両にかかるコストが減り繁忙期運用で増結対応出来る等良い事もあると思います

7632: by 管理人 on 2018/03/19 at 02:12:38

>>「dorb777」さん、コメントありがとうございます。

運行時刻変更とともに停車駅見直しと列車の交換を停車駅で実施することで所要時分の短縮は容易に実施できると思います。

特に夕方以降の下りは「スーパーとかち」が多く設定されており、「スーパーおおぞら」との役割を完全に二分化した方が釧路方面の到着時刻も繰り上げることができ、より利便性が向上すると思います。

現状の最高運転速度のままでも所要時分の短縮は十分可能なので、次回以降のダイヤ改正で検討してほしいところです。

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