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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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キハ183系旭山動物園号ラストランまで1週間を切る!!

3月24日(土)と25日(日)の2日間でキハ183系旭山動物園号のラストランが実施されます。

3月中はクラブツーリズムによる団体臨時列車として札幌~旭川間を何度か運行していますが、最後の最後は多客臨として一般の利用客向けの列車になります。全車指定席で指定券は発売後瞬時に完売になったようですね。

まず運行時刻については以下のとおりです。


キハ183系旭山動物園号ラストラン!
 下り 上り
札幌8:24旭川15:41
岩見沢9:04深川
美唄滝川16:16
砂川砂川
滝川9:33美唄
深川岩見沢16:46
旭川(着)10:10札幌(着)17:22


下りは後継列車である特急「ライラック旭山動物園号」に近い運行時刻ですが、厚別駅で後続の特急「ライラック5号」に抜かれ、旭川駅到着は同列車よりも15分遅い10時10分となります。

上りは途中駅などで後続の特急を待避することはありません。

停車駅は、岩見沢、滝川のみで美唄、砂川、深川は通過となります。これは現役時代から変更されず、最後の最後も変わりないようです。



今回のラストランをもってキハ183系のうち初期車に部類される車両はキロハ182形0番台を除いて営業運転から撤退します。特にキハ183系旭山動物園号については、外装こそオリジナルの状態ではありませんが、先頭車から中間車まで改番されずに0番台として最後まで生き残った貴重な車両たちです。






特に注目すべきが先頭車両で、「キハ183-3」とキハ183-4」は、出力増強化改造を実施せずに最後まで0番台として残ったスラントノーズ車です。外装や内装こそ登場時のオリジナルではありませんが、走行機器はほぼ登場当時のままの状態で維持されていた貴重な2両であり、これはとかち色のスラントノーズ車にはない魅力の1つです。

スラントノーズ車はほかにもダイヤ改正まで3両が残存していましたが、いずれも過去に夜行の「オホーツク」の編成に寝台車を組み込む際、また、「スーパーとかち」から高出力車を「北斗」用に転出及び中間付随車のキサロハ182形550番台連結時の出力不足をカバーする目的で出力増強化改造を実施した200番台であり、完全なオリジナルの車両ではありませんでした。

「オホーツク」・「大雪」や臨時列車などで使用したとかち色のスラントノーズ車はダイヤ改正を前に苗穂工場に入場しました。おそらく時期的にも今後営業運転として本線上で活躍することはないと思われます。今週末に迫るキハ183系旭山動物園号のラストランは同車のラストランのほかにも、スラントノーズ車最後の営業運転になります。製造年月日で数えると、36年半にわたって活躍した車両でした。

ラストランを目的に停車駅や沿線では混雑するでしょう。その一方で、マナーの悪い輩が集まりやすくなるというのも事実です。こうしたイベント時は終了後にどこどこでマナーの悪い輩がいたなどの情報が必ずといっていいほど流れます。撮影する際はマナーを守り、特に列車の運行に支障をきたす行為はやめましょう。










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