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【祝】キハ183系『北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ』プロジェクトの最終目標金額1,100万円を達成!!





北海道の安平町(あびらちょう)でキハ183系スラントノーズ車を保存すべく、北海道鉄道観光資源研究会が主催のクラウドファンディング『北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ』プロジェクトの支援金が3月20日の深夜0時の時点でついに最終目標金額の1,100万円に到達し、2両目の保存が決定しました。

最終目標金額達成にあたり、「キハ183-220」も購入することが可能となり、新たに保存車両の仲間入りを果たしました。同車については、安平町鉄道資料館(旧追分機関区)に展示する予定です。こちらは室内に展示される計画のようで、一年を通じて北海道の厳しい雨風や積雪から守られ、程度のよい状態で末永く保存されることでしょう。

ダイヤ改正を前に旭山動物園号用を除くスラントノーズ車は既に営業運転から撤退しており、苗穂工場の敷地内に留置されています。保存される可能性が残されている「キハ183-220」を含め、ヘッドマーク機器類は撤去されておらず、最終目標金額1,100万円に到達したことで同車についても撤去されることなく、新天地で末永く静態保存されることになります。

今回取り上げているキハ183系スラントノーズ車を保存すべく、北海道鉄道観光資源研究会が主催のクラウドファンディング『北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ』プロジェクトは、今年の元旦から始まりました。同研究会は3年前にも711系の保存の際もクラウドファンディングで目標金額を達成し、見事岩見沢に711系2両を展示することに成功しました。

しかし、711系保存の際は岩見沢運転所に疎開されていた711系の保存を視野に入れ、輸送費を極力抑えたことなどで支援金額を234万円に抑えましたが、日数が今回よりもはるかに少ない21日間での挑戦でした。ですが、それも見事に成し遂げ、最終的に412万9千円の支援が募り、支援超過分はその後の整備費用に充て、末永く保存する計画がされ、実現しました。今冬では映画のロケとしても使用されたそうですね。





そしてこの度、第一の目標金額を711系から比べておよそ3倍となる610万円を掲げ、支援を募集しました。すると、早くも1月9日に610万円を基準とした場合の支援金額が50%に達し、支援開始から1カ月も経過しない1月29日の午前10時で第一の目標金額である610万円に達し、見事キハ183系スラントノーズ車を1両保存することが決定しました。

この時点で保存が決定したのが「キハ183-214」で、一般車のスラントノーズ車としては一番最後まで営業運転に入っていた車両になります。同車を2019年4月開業予定の道の駅「あびらD51ステーション」に展示保存することが決まりました。

しかし、これでプロジェクトが終了ではありません。安平町鉄道資料館(旧追分機関区)にさらにもう1両展示する計画があり、2両目を保存するには、今回達成した1,100万円が必要でした。



ほぼ連日支援金の様子を確認していましたが、さすがに日を追うごとに上昇の仕方は鈍くなっていき、数日前の時点では、残念ながら2両目の保存には程遠い支援金額でしたが、ここ数日で一気に盛り返し、一昨日の深夜も取り上げましたが、その際は988万円でしたが、1日で一気に20万円の支援金が集まり、見事最終目標金額に到達し、「キハ183-220」を安平町鉄道資料館(旧追分機関区)に展示することになりそうです。

最終目標金額達成にあたり、公式ページも更新されています。

同プロジェクトが終了するのは3月30日(金)で、あと11日ほど残っています。最後までプロジェクトを走り切りたいということで、さらにもう一度だけゴールを再設定しています。

鉄道資料の保存や展示を実施するに際し、導入後も運営や整備のため資金が必要です。超過分の支援は保存が決まった「キハ183-214」、「キハ183-220」の2両の貴重な資料を有効に活用しつつ、北海道の厳しい気候の中でも可能な限り綺麗な状態で維持・保存していくための運営・設備費として使用するようです。これは711系の際と同じでしたね。

ということで、保存する車両がスラントノーズ車ということで最終目標金額をキハ183系0番台ということで1,830万円に設定しています。これは、営業運転終了を本当の終わりとするのではなく、静態保存という第二の人生が始まり、そこからまた末永く走り続けるといった意味も込められています。要するに、1,100万円で支援を終了としてしまうと、引退という悲しい現実と重なってしまいます。最終目標金額をさらに上に設定することで「支援額の上昇=走り続ける」という意味になぞらえて引き続き支援を募集します。

なので、1,830万円という本当の最終目標金額は設定した当事者側からすると、「キハ183系0番台は走り続ける」、「キハ183系0番台は終わりではない」という意味が込められているのであれば、最終目標を達成してもらいたくないという意味が逆に込められているのかもしれませんね。

今回の同プロジェクトの達成にあたり、道内のみならず、道外の方からも多くの支援をいただいたことでしょう。まずは管理者も北海道の鉄道ファンとして、一道民として、支援をしていただいた方々に感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございました。

北海道では、本州のような本格的な鉄道博物館が存在せず、名車であろうとも保存する動きが外部でなければ呆気なく解体という道を辿ります。前回実施した711系にしても、今回実施したキハ183系にしても、北海道鉄道観光資源研究会が中心となり、車両の保存先の調整や支援金を募集しなければ、間違いなく711系にしてもキハ183系の初期車は完全に消滅していたことでしょう。クラウドファンディングを通じて車両の保存を成功したのは今回で2例目になり、今後もJR北海道では車両の老朽化とともに車慮メンテナンス向上を図り、車種の統一を実施していくことから、今回のようなクラウドファンディングによる車両の保存の必要性がより一層高まることになるでしょう。

今後も今回のような車両を保存する動きがあると思われ、そうした場合には自己満足のブログでありながら、情報を発信できる一ツールとして当ブログも少なからず役立てると思うので、その際は今回のように情報を発信していき、車両保存に向けて協力していく次第です。

改めて北海道鉄道観光資源研究会の関係者の皆様、ならびに支援をしていただいた方々感謝申し上げる次第です。ありがとうございました。

まだキハ183系旭山動物園号のラストランが控えていますが、2019年4月開業予定の道の駅「あびらD51ステーション」でのスラントノーズ車の再出発に期待したいと思います。






キハ183系スラントノーズ車2両の保存は実現しますが、北海道の厳しい気候の中でも可能な限り綺麗な状態で維持・保存していくための運営・設備費として引き続き支援を募集しています。閲覧する皆さんも懐に余裕があれば支援を検討してみてはいかがでしょうか?

応募フォームは以下のリンクからアクセスしてください。


参考URL:『北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ』プロジェクト













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