キハ183系スラントノーズ車による特急「大雪」も僅か1年で見納め
キハ183系 - 2018年03月25日 (日)
今年度で引退する予定のキハ183系0番台。現在は旭山動物園号用の2両を除いて一般車は200番台に改造されましたが、こちらも今年度末で引退する予定です。



今回は主に一般車の話題になりますが、中でも2017年3月ダイヤ改正で登場した特急「大雪」は、特急「オホーツク」と車両が共通で使用され、残り3両となっていた希少なスラントノーズ車が運用に入る機会も度々ありました。運用の再編によって新たに登場した「大雪」ですが、一方で今年度の事業計画ではキハ183系の初期車が全て引退と明記されており、スラントノーズ車による「大雪」のヘッドマークを掲げた姿は僅か1年で見納めとなりました。
最後まで残っていた3両もダイヤ改正を前に営業運転を終え、苗穂工場の敷地内に留置されています。

遠軽方スラントノーズ車が連結された際の特急「大雪1号」です。
管理者としては、狙い目はやはり遠軽方にスラントノーズ車が入ることです。撮影日も旭川駅で「ライラック」との並びを撮影すべくリベンジしに行きました。


スラントノーズ車の魅力としては、貫通型先頭車よりもヘッドマークが大きく掲出されることです。過去に当ブログでも紹介していますが、旭川駅における「ライラック」との並びも高運転台同士の方が収まりがよいです。

こちらは引き続き充当されることになる貫通型先頭車(N&NN車)です。貫通型先頭車は国鉄末期から登場し、一部は分割民営化後も製造されました。将来的な運用変更を想定し、臨機応変に対応できるように先頭車も貫通型構造としました。同時に製造コストの低減を図り、教えていただいた情報では、0番台などよりも車体の板厚をワンランク下げているようですね。
ヘッドマークは維持されましたが、貫通型構造のためスラントノーズ車に比べて一回りも二回りも小さく、見栄えがあまりよろしくないです。
僅か3回しかキハ183系スラントノーズ車による「大雪」を確認することができませんでしたが、既に定期運行では見られない、引退したということを踏まえると、わざわざ撮影しに旭川駅まで足を運んだ甲斐がありました。
「オホーツク」を含め、「大雪」はこの1年間はデビューしたばかりであり、車両繰りも0番台、200番台、500番台、1500番台、1550番台と多種多様な組成が確認され、話題が盛りだくさんの列車でした。一定の期間を経て「北斗」からの転用車が今後本格的にに始動しますが、両端貫通編成で揃えられ、外装もHET色をまとった車両でほぼ統一されるので、キハ183系そのものが引退を間近に控えなければそれまでは注目度が今よりも下がるかもしれませんね。
それでも、「オホーツク」・「大雪」については今年も大きな節目を迎えるとともに、定期営業列車として最後の活躍の場になります。日頃の変化が少なくなる列車になるとはいえ、いつしかその日頃のシーンそのものが貴重になる日は必ずやってくるので、そういった意味でも日々の記録は改めて大切だと感じた次第です。
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今回は主に一般車の話題になりますが、中でも2017年3月ダイヤ改正で登場した特急「大雪」は、特急「オホーツク」と車両が共通で使用され、残り3両となっていた希少なスラントノーズ車が運用に入る機会も度々ありました。運用の再編によって新たに登場した「大雪」ですが、一方で今年度の事業計画ではキハ183系の初期車が全て引退と明記されており、スラントノーズ車による「大雪」のヘッドマークを掲げた姿は僅か1年で見納めとなりました。
最後まで残っていた3両もダイヤ改正を前に営業運転を終え、苗穂工場の敷地内に留置されています。

遠軽方スラントノーズ車が連結された際の特急「大雪1号」です。
管理者としては、狙い目はやはり遠軽方にスラントノーズ車が入ることです。撮影日も旭川駅で「ライラック」との並びを撮影すべくリベンジしに行きました。


スラントノーズ車の魅力としては、貫通型先頭車よりもヘッドマークが大きく掲出されることです。過去に当ブログでも紹介していますが、旭川駅における「ライラック」との並びも高運転台同士の方が収まりがよいです。

こちらは引き続き充当されることになる貫通型先頭車(N&NN車)です。貫通型先頭車は国鉄末期から登場し、一部は分割民営化後も製造されました。将来的な運用変更を想定し、臨機応変に対応できるように先頭車も貫通型構造としました。同時に製造コストの低減を図り、教えていただいた情報では、0番台などよりも車体の板厚をワンランク下げているようですね。
ヘッドマークは維持されましたが、貫通型構造のためスラントノーズ車に比べて一回りも二回りも小さく、見栄えがあまりよろしくないです。
僅か3回しかキハ183系スラントノーズ車による「大雪」を確認することができませんでしたが、既に定期運行では見られない、引退したということを踏まえると、わざわざ撮影しに旭川駅まで足を運んだ甲斐がありました。
「オホーツク」を含め、「大雪」はこの1年間はデビューしたばかりであり、車両繰りも0番台、200番台、500番台、1500番台、1550番台と多種多様な組成が確認され、話題が盛りだくさんの列車でした。一定の期間を経て「北斗」からの転用車が今後本格的にに始動しますが、両端貫通編成で揃えられ、外装もHET色をまとった車両でほぼ統一されるので、キハ183系そのものが引退を間近に控えなければそれまでは注目度が今よりも下がるかもしれませんね。
それでも、「オホーツク」・「大雪」については今年も大きな節目を迎えるとともに、定期営業列車として最後の活躍の場になります。日頃の変化が少なくなる列車になるとはいえ、いつしかその日頃のシーンそのものが貴重になる日は必ずやってくるので、そういった意味でも日々の記録は改めて大切だと感じた次第です。
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