ラストランの翌日は苗穂運転所で待機するキハ183系旭山動物園号
キハ183系 - 2018年03月26日 (月)
昨日をもってキハ183系旭山動物園号のラストランが終了しました。
ラストランから1日経過した本日はまだ所属先の苗穂運転所(札ナホ)で待機していました。

これまで何度か紹介してきた苗穂丘珠通沿いから撮影しました。同車は運用がなければ、比較的この場所で待機することが多かったですね。たいていその隣にキハ201系やキハ261系が待機しており、編成全体を撮影することは難しい状況のことが多々ありましたが、今回は隣に待機している車両はおらず、編成全体を収めることができました。
エンジンはかけられた状態で、行先表示器やヘッドマーク機器はまだ取り付けられていました。
ここ数年の傾向をみていると、年度末にダイヤ改正を実施し、そこでお役御免となった車両は一部を除いて年度末で除籍されており、キハ183系旭山動物園号も書類上は年度末で除籍されるのではないでしょうか。
保存する予定はなく、全ての車両が除籍された後に解体されると思われますが、それがどこで実施されるのか気になります。過去には、785系が旭川運転所(旭アサ)に疎開されてそのまま解体という運命を辿り、昨年度末に除籍されたキハ183系の初期車は札幌で解体せずに室蘭の崎守ふ頭へ輸送され、現地で解体されないまま放置されています。今年度まで活躍したキハ182形0番台は一部が函館の五稜郭運転所へ輸送されているようで、これは現地で解体されることになるでしょう。
なので、キハ183系旭山動物園号も札幌でそのまま解体されるのか、または地方へ飛ばされるのか。今後の動向が気になります。
今思うと、旭山動物園号はスラントノーズ車でなければ、ここまで外装にイラストを描くことはできなかったかもしれません。中間車は0番台でなくても500番台などで後継車両として改造できそうですが、非貫通構造で先頭部分の面積が広いスラントノーズ車だからこそ、豪快に先頭部分にもイラストを描くことができたと思います。これがNまたはNN183系といったマイナーチェンジ版の貫通型先頭車となると、先頭部分の面積が狭くなってしまうため、前照灯を動物の目に見立てたイラストが限界でしょう。
既存の車両の中から後継車両の用意が必ずしもできない状況ではありませんが、旭山動物園へのアクセス列車として使用するには、電化設備を有している以上、気動車を活用する必要はありません。こうした背景も後継車両を登場させなかった理由の1つにあるでしょう。
もしかしたら近々動きがあるのかもしれませんが、そうなるとまた一時的に注目の的になるかもしれませんね。
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ラストランから1日経過した本日はまだ所属先の苗穂運転所(札ナホ)で待機していました。

これまで何度か紹介してきた苗穂丘珠通沿いから撮影しました。同車は運用がなければ、比較的この場所で待機することが多かったですね。たいていその隣にキハ201系やキハ261系が待機しており、編成全体を撮影することは難しい状況のことが多々ありましたが、今回は隣に待機している車両はおらず、編成全体を収めることができました。
エンジンはかけられた状態で、行先表示器やヘッドマーク機器はまだ取り付けられていました。
ここ数年の傾向をみていると、年度末にダイヤ改正を実施し、そこでお役御免となった車両は一部を除いて年度末で除籍されており、キハ183系旭山動物園号も書類上は年度末で除籍されるのではないでしょうか。
保存する予定はなく、全ての車両が除籍された後に解体されると思われますが、それがどこで実施されるのか気になります。過去には、785系が旭川運転所(旭アサ)に疎開されてそのまま解体という運命を辿り、昨年度末に除籍されたキハ183系の初期車は札幌で解体せずに室蘭の崎守ふ頭へ輸送され、現地で解体されないまま放置されています。今年度まで活躍したキハ182形0番台は一部が函館の五稜郭運転所へ輸送されているようで、これは現地で解体されることになるでしょう。
なので、キハ183系旭山動物園号も札幌でそのまま解体されるのか、または地方へ飛ばされるのか。今後の動向が気になります。
今思うと、旭山動物園号はスラントノーズ車でなければ、ここまで外装にイラストを描くことはできなかったかもしれません。中間車は0番台でなくても500番台などで後継車両として改造できそうですが、非貫通構造で先頭部分の面積が広いスラントノーズ車だからこそ、豪快に先頭部分にもイラストを描くことができたと思います。これがNまたはNN183系といったマイナーチェンジ版の貫通型先頭車となると、先頭部分の面積が狭くなってしまうため、前照灯を動物の目に見立てたイラストが限界でしょう。
既存の車両の中から後継車両の用意が必ずしもできない状況ではありませんが、旭山動物園へのアクセス列車として使用するには、電化設備を有している以上、気動車を活用する必要はありません。こうした背景も後継車両を登場させなかった理由の1つにあるでしょう。
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