【2018年4月15日】『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』開催で運行された臨時「ライラック91号」レポート
臨時列車 - 2018年04月25日 (水)
4月14日(土)・15日(日)に札幌ドームにて、『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』が開催されました。これに合わせて、帰宅時間帯に旭川方面へ臨時特急列車が設定されました。
臨時特急列車は、いずれも789系0番台による「ライラック」でした。14日は臨時「ライラック93号」を、15日は臨時「ライラック91号」がそれぞれ設定されました。
前者については以前確認しているので今回は確認しませんでしたが、後者は789系0番台が道央圏転用後初の設定となったので確認してきました。
今回はいつもとは違うカメラを使用しているため、画質が粗くなっています。

これまで、札幌から旭川方面への臨時の「ライラック」は23時台に設定されていた93号のみでしたが、今回から新たに抜けていた91号が設定されました。
札幌ドームでLIVEを伴う帰宅時間帯の輸送を担う場合、これまでの「スーパーカムイ」にしても旭川運転所(旭アサ)に滞泊する編成(運用)を使用していました。これは「ライラック」となっても変更されず、運用を終えた編成が旭川から回送されて臨時「ライラック93号」や臨時「ライラック91号」に充当されるという流れになります。
このため、早くても20時前から順次運用を終える「ライラック」は札幌へ編成を送り込む時間を含め、21時台に設定することは特に厳しく、そうした場合はキハ183系による「臨時特急」が設定されていました。

編成は21時50分ごろに苗穂方から7番線に入線してきます。今回はHE-105編成+HE-205編成(SORACHIラッピング)による6両編成が充当されました。
当該編成は、当日の特急「ライラック34号」に充当されていたようです。この運用は、最終的に特急「ライラック35号」となって旭川運転所に滞泊する運用になります。旭川駅到着後、札幌へ回送されて臨時「ライラック91号」に充当されたようです。

ヘッドマークや行先表示器も定期列車と変わりませんでした。
今回のような札幌ドームでのLIVEの際は運用上の関係でやむを得ませんが、定期列車の本数や特急「ライラック旭山動物園号」、旭川駅発着の特急列車との接続などを含め、2017年3月以降は789系0番台による「ライラック」が札幌~旭川間で重宝される傾向にあります。「えきねっとトクだ値」についても同区間で運行されている「カムイ」は設定されず、「ライラック」のみになっていることから、これらを踏まえると、札幌~旭川間の定期特急列車の主軸は「ライラック」とみて間違いないでしょう。
「えきねっとトクだ値」については、一部列車で網走・稚内方面の特急列車との接続を担うことも理由の1つとして挙げられます。また、「カムイ」に加え、同じ789系1000番台を使用する「すずらん」についても設定されていないことから、同じ指定席でも「uシート」はワンランク上という位置づけなのかもしれませんね。
789系0番台による「ライラック」は冬期に車両故障が多くなるという点が問題ですが、今後も札幌~旭川間の主力列車として活躍が期待されます。こうして調べてみると、意外と利用する機会がありそうな身近な車両・特急列車であることがわかりますね。
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臨時特急列車は、いずれも789系0番台による「ライラック」でした。14日は臨時「ライラック93号」を、15日は臨時「ライラック91号」がそれぞれ設定されました。
前者については以前確認しているので今回は確認しませんでしたが、後者は789系0番台が道央圏転用後初の設定となったので確認してきました。
今回はいつもとは違うカメラを使用しているため、画質が粗くなっています。

これまで、札幌から旭川方面への臨時の「ライラック」は23時台に設定されていた93号のみでしたが、今回から新たに抜けていた91号が設定されました。
札幌ドームでLIVEを伴う帰宅時間帯の輸送を担う場合、これまでの「スーパーカムイ」にしても旭川運転所(旭アサ)に滞泊する編成(運用)を使用していました。これは「ライラック」となっても変更されず、運用を終えた編成が旭川から回送されて臨時「ライラック93号」や臨時「ライラック91号」に充当されるという流れになります。
このため、早くても20時前から順次運用を終える「ライラック」は札幌へ編成を送り込む時間を含め、21時台に設定することは特に厳しく、そうした場合はキハ183系による「臨時特急」が設定されていました。

編成は21時50分ごろに苗穂方から7番線に入線してきます。今回はHE-105編成+HE-205編成(SORACHIラッピング)による6両編成が充当されました。
当該編成は、当日の特急「ライラック34号」に充当されていたようです。この運用は、最終的に特急「ライラック35号」となって旭川運転所に滞泊する運用になります。旭川駅到着後、札幌へ回送されて臨時「ライラック91号」に充当されたようです。

ヘッドマークや行先表示器も定期列車と変わりませんでした。
今回のような札幌ドームでのLIVEの際は運用上の関係でやむを得ませんが、定期列車の本数や特急「ライラック旭山動物園号」、旭川駅発着の特急列車との接続などを含め、2017年3月以降は789系0番台による「ライラック」が札幌~旭川間で重宝される傾向にあります。「えきねっとトクだ値」についても同区間で運行されている「カムイ」は設定されず、「ライラック」のみになっていることから、これらを踏まえると、札幌~旭川間の定期特急列車の主軸は「ライラック」とみて間違いないでしょう。
「えきねっとトクだ値」については、一部列車で網走・稚内方面の特急列車との接続を担うことも理由の1つとして挙げられます。また、「カムイ」に加え、同じ789系1000番台を使用する「すずらん」についても設定されていないことから、同じ指定席でも「uシート」はワンランク上という位置づけなのかもしれませんね。
789系0番台による「ライラック」は冬期に車両故障が多くなるという点が問題ですが、今後も札幌~旭川間の主力列車として活躍が期待されます。こうして調べてみると、意外と利用する機会がありそうな身近な車両・特急列車であることがわかりますね。
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