新たにキハ261系1000番台ST-1106編成が新塗色化されて営業運転開始
キハ261系 - 2018年04月27日 (金)
新たにキハ261系1000番台ST-1106編成(キハ261-1106+キハ260-1106)が新塗色化されて営業運転を開始しています。


写真は全て4月21日に撮影しています。
札幌駅に到着した特急「スーパー北斗17号」です。函館方に今回新塗色化が確認されたST-1106編成(キハ261-1106+キハ260-1106)が連結されていました。
おそらく、4月19日の特急「スーパー北斗3号」から営業運転を開始したのではないでしょうか。

今回の新塗色化によって2015年度に増備された5次車の中で先頭車つきのユニットが新塗色化されたのはST-1205編成、ST-1105編成に続き3例目です。先に新塗色化された2ユニット同様、ヘッドマークは更新されず、従来の幕式タイプのものが引き続き採用されています。

翌22日には特急「スーパー北斗8号」から営業運転に入っていました。
先に新塗色化された同じ5次車のST-1205編成、ST-1105編成と違うところは所属先で、これらのユニットが札幌運転所(札サウ)所属に対し、今回新塗色化されたST-1106編成は函館運輸所(函ハコ)所属車です。同ユニットは2017年3月ダイヤ改正を機に、札幌運転所から函館運輸所へ転属されました。引き続き「スーパー北斗」として営業運転に入ることでしょう。
当初の予定では、昨年度末で既存の全ての車両がホワイトを基調とした新色に塗り替えられる予定でしたが、スケジュールが大幅に遅れており、まだまだ青系のHET色車が残っている状況です。ST-1206編成は苗穂工場に入場中のはずで、これを除くと、先頭車を含むユニットだけでもST-1107編成、ST-1207編成、ST-1108編成、ST-1208編成の4ユニットがHET色車として残存しています。いずれも函館運輸所所属車で「スーパー北斗」で運用に入ります。
そのほか、増結用の中間車についても、2015年度に増備された車両を中心にHET色車が残っています。ここ最近はオールHET色編成による「スーパー北斗」も確認されたようで、新塗色化が進むにつれ、次第に確認することが難しくなることでしょう。この様子については後日お伝えします。
キハ261系は今年度も引き続き19両が増備されます。既存の車両の置き換え計画とともに、新製車両がどのように使用していくのかについては事業計画で明らかにされていませんが、当初の予定どおり、既存の特急気動車をキハ261系に一本化する計画は着実に進んでおり、それが実現するのもそう遠くはないと予想しています。
道内における現役の最古参の特急気動車はキハ183系ですが、キハ281系やキハ283系についてもそう遠くない将来にキハ261系に置き換えられ、道内における特急気動車網が一応の完成となるでしょう。
車種統一による鉄道の面白さは薄れてしまいますが、逆に今後は運行線区の拡大等でこれまでとは違った土地や風景の中で活躍することが予想され、写真を撮影する立場の人間からすると、それはまた違った面白さがあり、非常に楽しみです。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング


写真は全て4月21日に撮影しています。
札幌駅に到着した特急「スーパー北斗17号」です。函館方に今回新塗色化が確認されたST-1106編成(キハ261-1106+キハ260-1106)が連結されていました。
おそらく、4月19日の特急「スーパー北斗3号」から営業運転を開始したのではないでしょうか。

今回の新塗色化によって2015年度に増備された5次車の中で先頭車つきのユニットが新塗色化されたのはST-1205編成、ST-1105編成に続き3例目です。先に新塗色化された2ユニット同様、ヘッドマークは更新されず、従来の幕式タイプのものが引き続き採用されています。

翌22日には特急「スーパー北斗8号」から営業運転に入っていました。
先に新塗色化された同じ5次車のST-1205編成、ST-1105編成と違うところは所属先で、これらのユニットが札幌運転所(札サウ)所属に対し、今回新塗色化されたST-1106編成は函館運輸所(函ハコ)所属車です。同ユニットは2017年3月ダイヤ改正を機に、札幌運転所から函館運輸所へ転属されました。引き続き「スーパー北斗」として営業運転に入ることでしょう。
当初の予定では、昨年度末で既存の全ての車両がホワイトを基調とした新色に塗り替えられる予定でしたが、スケジュールが大幅に遅れており、まだまだ青系のHET色車が残っている状況です。ST-1206編成は苗穂工場に入場中のはずで、これを除くと、先頭車を含むユニットだけでもST-1107編成、ST-1207編成、ST-1108編成、ST-1208編成の4ユニットがHET色車として残存しています。いずれも函館運輸所所属車で「スーパー北斗」で運用に入ります。
そのほか、増結用の中間車についても、2015年度に増備された車両を中心にHET色車が残っています。ここ最近はオールHET色編成による「スーパー北斗」も確認されたようで、新塗色化が進むにつれ、次第に確認することが難しくなることでしょう。この様子については後日お伝えします。
キハ261系は今年度も引き続き19両が増備されます。既存の車両の置き換え計画とともに、新製車両がどのように使用していくのかについては事業計画で明らかにされていませんが、当初の予定どおり、既存の特急気動車をキハ261系に一本化する計画は着実に進んでおり、それが実現するのもそう遠くはないと予想しています。
道内における現役の最古参の特急気動車はキハ183系ですが、キハ281系やキハ283系についてもそう遠くない将来にキハ261系に置き換えられ、道内における特急気動車網が一応の完成となるでしょう。
車種統一による鉄道の面白さは薄れてしまいますが、逆に今後は運行線区の拡大等でこれまでとは違った土地や風景の中で活躍することが予想され、写真を撮影する立場の人間からすると、それはまた違った面白さがあり、非常に楽しみです。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
苗穂駅構内の留置線で確認する機会が多くなったキハ261系1000番台 2018/04/30
-
新たにキハ261系1000番台ST-1106編成が新塗色化されて営業運転開始 2018/04/27
-
キハ261系1000番台ST-1213編成が営業運転開始 2018/04/24
-