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鉄道技術館で展示されているキハ183系スラントノーズ車の貴重な資料

最近、鉄道技術館の一般公開の際に、3月ダイヤ改正を前に営業運転から撤退したキハ183系スラントノーズ車を間近で確認することができるようで、来場者がいつもより多いのではないでしょうか。

その様子については、後日紹介したいと思います。

一方、鉄道技術館内には、キハ183系スラントノーズ車の貴重な資料が展示されています。



鉄道技術館には、車両の製造中の写真や試作車を製作する前に考案されていたデザインスケッチなどの貴重な資料がさまざまあります。

キハ183系スラントノーズ車についても、実車の写真はありませんが、とかち色のスケッチが展示されています。写真は全て4年前に撮影しておいたものを掲載しています。

1枚目は、キサロハ182形550番台を連結したスケッチが展示されています。キハ183系が充当された頃の「スーパーとかち」の様子です。

1991年7月から2000年3月まで「とかち」のほかにも、「スーパーとかち」にもキハ183系が充当されていました。当時は高速化よりも好景気によるリゾートブームの影響により、キサロハ182形550番台を連結した列車を「スーパーとかち」としました。これにより、一旦「とかち」は消滅し、全列車が2階建車両を連結した「スーパーとかち」として運行されていましたが、後に「北斗」で余剰となった車両を活用し、「とかち」が2往復復活しています。どちらもキハ183系での運転でしたが、2階建車両の有無で名称の区別が図られていました。



2枚目は、実際に実車で再現されたのでしょうか。前照灯まわりだけでなく、フロントマスクの下部全面がラベンダーパープル一色に塗装されています。

イラストでは2両編成が再現されています。気づいた方がいるかもしれませんが、後方に昨年度をもって全車が廃車となったキハ183形100番台のとかち色車が連結されています。地味に貴重なイラストと言えるでしょう。



晩年は前照灯まわりがラベンダーパープル一色で塗装されていましたが、とかち色の中でも登場時は「スーパーとかち」に使用される車両は前照灯部分がラベンダーパープル一色に塗装されておらず、車体側面の萌黄色とラベンダーパープルのラインが先頭部分まで延長されたデザインとしていました。

いつの間にか1枚目の写真の車両が消滅することになりますが、おそらく、1993年から始まった「北斗」の高速化のためのNN183系捻出に伴い、「オホーツク」で使用されていたスラントノーズ車と同様の出力増強改造を「スーパーとかち」で使用されていたスラントノーズ車にも同様に実施することになり、ここで先頭部分の列車名のロゴは残ったものの、車両は「オホーツク」とほぼ共通化され、晩年の姿に統一されたのではないかと予想しています。

当記事最後の掲載写真が晩年の実車の姿です。展示されているスケッチは同じとかち色と呼べると思いますが、いずれも晩年の姿とはこれまた異なるデザインです。特に国鉄分割民営化直後はキハ183系も番台区分別にラインナップが豊富で、塗装変更の過渡期にはさまざまな外装の車両や混色編成が確認されたことでしょう。加えて、臨時列車の運行頻度も多く、現在とは異なる華やかな時代でした。

苗穂工場敷地内にある鉄道技術館は、北海道で数少ない北海道の鉄道を振り返ることができる貴重な施設です。本州の鉄道博物館と比べると施設の大きさは比べ物になりませんが、何度行っても見入ってしまう不思議な空間です。

こうした貴重なスケッチも展示されているので、機会があればぜひ見学してみてください。











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