2018年度ゴールデンウィーク輸送期間中の臨時「北斗88号」レポート
臨時列車 - 2018年05月28日 (月)
ゴールデンウィーク輸送期間中に運行された臨時「北斗88号」について取り上げます。
ゴールデンウィーク輸送期間中は、臨時「北斗88号」と臨時「北斗95号」がキハ183系一般車での運転となりました。3月のダイヤ改正を機に、札幌~函館間からキハ183系による「北斗」がキハ261系に置き換えられ、定期特急列車全てが「スーパー北斗」になりました。これにより、千歳線や室蘭本線など、道南方面へキハ183系が定期的に運行することはなくなりました。
今年のゴールデンウィークは道南方面へ定期特急列車の営業運転撤退後初めての充当ということもあり、注目された列車だったと思います。久しぶりに千歳線や室蘭本線、函館本線でキハ183系が走行するシーンが見られたことでしょう。
管理者も確認することができたので紹介したいと思います。

まずは、臨時「北斗88号」の苗穂運転所(札ナホ)出区前の様子です。比較的早い時間から待機しており、特急「オホーツク1号」や特急「宗谷」となる車両が次々と出区すると、寂しく1編成だけポツリと待機する状態になります。かつては学園都市線で使用していた気動車も同運転所に配置していましたが、電化によってそのほとんどが電車の運転となり、運転所内も比較的寂しくなりました。

ゴールデンウィーク前半は千歳駅で撮影しました。晴れでもないし、曇りでもない微妙な天気でしたが、とりあえず撮影できたのでよしとしましょう。
3月ダイヤ改正までは毎日キハ183系が千歳駅を通過していましたが、それも今や過去のものとなり、同駅通過シーンも臨時列車などで確認するだけになりました。

ゴールデンウィーク後半は恵庭駅付近にある車道橋から撮影しました。晴れている中での撮影には至りませんでしたが、久々に千歳線内でキハ183系を撮影することができたのでよしとしましょう。
ゴールデンウィークの前半と後半で車両が差し替えられていたようです。実際に差し替えられた日にちは不明ですが、以下の2パターンの編成で運行されたようです。
<函館⇔札幌:GW前半>
<函館⇔札幌:GW後半>
先頭車は差し替えられなかったようですが、中間車がGW前半が400番台、GW後半が500番台だったようです。
先頭車は現在、「オホーツク」・「大雪」の札幌・網走方先頭車として稼働することが多い車両です。元々は2000年3月のダイヤ改正で宗谷本線の優等列車が急行から特急へ格上げされた際、特急化された「サロベツ」の稚内方先頭車として3両(キハ183-1501・キハ183-1502・キハ183-1503)が改造されました。改造内容は、内装をキハ261系に準じたものとし、座席も新品に交換、各側窓下に電源コンセントを増設しています。また、車内販売の代わりに自動販売機を設置するため、トイレ・洗面所の設置と合わせてデッキ側から3列分の座席が撤去され、側窓も埋められています。
見た目は「北斗」で使用していたキハ183系とほとんど変わりないですが、道北方面で長らく活躍している車両で、千歳線や道南方面の入線は珍しいことです。2013年から2014年にかけてキハ183系の一部車両が使用停止になった際、臨時列車でありながら毎日運行されていた「北斗」2往復の函館方先頭車として一時期見られましたが、それ以外は道南方面への入線歴はほとんどない車両だと思います。
ほかの一般的なN183系またはNN183系とは定員数が異なることから、今後は波動用などでの活躍がメインになるのかもしれません。「オホーツク」・「大雪」の編成変更が実施される7月1日以降(一部を除く)、旧「北斗」用機関換装車の転用に伴い、動向が気になる車両です。
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ゴールデンウィーク輸送期間中は、臨時「北斗88号」と臨時「北斗95号」がキハ183系一般車での運転となりました。3月のダイヤ改正を機に、札幌~函館間からキハ183系による「北斗」がキハ261系に置き換えられ、定期特急列車全てが「スーパー北斗」になりました。これにより、千歳線や室蘭本線など、道南方面へキハ183系が定期的に運行することはなくなりました。
今年のゴールデンウィークは道南方面へ定期特急列車の営業運転撤退後初めての充当ということもあり、注目された列車だったと思います。久しぶりに千歳線や室蘭本線、函館本線でキハ183系が走行するシーンが見られたことでしょう。
管理者も確認することができたので紹介したいと思います。

まずは、臨時「北斗88号」の苗穂運転所(札ナホ)出区前の様子です。比較的早い時間から待機しており、特急「オホーツク1号」や特急「宗谷」となる車両が次々と出区すると、寂しく1編成だけポツリと待機する状態になります。かつては学園都市線で使用していた気動車も同運転所に配置していましたが、電化によってそのほとんどが電車の運転となり、運転所内も比較的寂しくなりました。

ゴールデンウィーク前半は千歳駅で撮影しました。晴れでもないし、曇りでもない微妙な天気でしたが、とりあえず撮影できたのでよしとしましょう。
3月ダイヤ改正までは毎日キハ183系が千歳駅を通過していましたが、それも今や過去のものとなり、同駅通過シーンも臨時列車などで確認するだけになりました。

ゴールデンウィーク後半は恵庭駅付近にある車道橋から撮影しました。晴れている中での撮影には至りませんでしたが、久々に千歳線内でキハ183系を撮影することができたのでよしとしましょう。
ゴールデンウィークの前半と後半で車両が差し替えられていたようです。実際に差し替えられた日にちは不明ですが、以下の2パターンの編成で運行されたようです。
<函館⇔札幌:GW前半>
キハ183-1503 | キハ182-404 | キハ182-406 | キハ183-1501 |
<函館⇔札幌:GW後半>
キハ183-1503 | キハ182-508 | キハ182-511 | キハ183-1501 |
先頭車は差し替えられなかったようですが、中間車がGW前半が400番台、GW後半が500番台だったようです。
先頭車は現在、「オホーツク」・「大雪」の札幌・網走方先頭車として稼働することが多い車両です。元々は2000年3月のダイヤ改正で宗谷本線の優等列車が急行から特急へ格上げされた際、特急化された「サロベツ」の稚内方先頭車として3両(キハ183-1501・キハ183-1502・キハ183-1503)が改造されました。改造内容は、内装をキハ261系に準じたものとし、座席も新品に交換、各側窓下に電源コンセントを増設しています。また、車内販売の代わりに自動販売機を設置するため、トイレ・洗面所の設置と合わせてデッキ側から3列分の座席が撤去され、側窓も埋められています。
見た目は「北斗」で使用していたキハ183系とほとんど変わりないですが、道北方面で長らく活躍している車両で、千歳線や道南方面の入線は珍しいことです。2013年から2014年にかけてキハ183系の一部車両が使用停止になった際、臨時列車でありながら毎日運行されていた「北斗」2往復の函館方先頭車として一時期見られましたが、それ以外は道南方面への入線歴はほとんどない車両だと思います。
ほかの一般的なN183系またはNN183系とは定員数が異なることから、今後は波動用などでの活躍がメインになるのかもしれません。「オホーツク」・「大雪」の編成変更が実施される7月1日以降(一部を除く)、旧「北斗」用機関換装車の転用に伴い、動向が気になる車両です。
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