2018年度ゴールデンウィーク輸送期間中の「スーパーとかち」~最大は6両編成でした!
繁忙期輸送 - 2018年06月06日 (水)
ゴールデンウィーク輸送期間中に確認した「スーパーとかち」について取り上げます。
「スーパーとかち」は、札幌~帯広間を結ぶ特急列車です。同区間には「スーパーおおぞら」も設定されていますが、こちらが比較的速達タイプなのに対し、「スーパーとかち」は主要駅をこまめに停車していく都市間輸送タイプの列車です。
3月のダイヤ改正で大幅な時刻変更はなかったものの、基本編成が従来の5両編成から4両編成になりました。今年のゴールデンウィーク輸送期間中は減車後初の繁忙期輸送となりましたが、同期間中については、従来どおり5両編成や6両編成が確認され、今年も最大は6両編成だったと思います。

まずは、4月27日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち9号」です。1両増結の5両編成でした。

次に、4月28日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち1号」です。オール新色の5両編成でした。

最後に、5月4日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。2両増結の6両編成でした。
ゴールデンウィーク輸送期間中は6両編成が最大だったと思います。2017年3月のダイヤ改正を機に、キハ261系1000番台はそれまで札幌運転所(札サウ)に一括配置だったものが、当時のおよそ半数にあたる27両が函館運輸所(函ハコ)に転属となりました。インバウンド需要などで需要が見込まれる「スーパー北斗」用として1両単位で使用できる増結用中間車のほとんどがそちらへ転出してしまったため、「スーパーとかち」用の増結用中間車は8両しか確保されず、予備車両や所定編成として日々使用することも想定した結果、以前確認された7両編成や8両編成を組むことが難しくなりました。
さらに、昨年の3月中旬ごろに札幌運転所構内で「キハ260-1308」の外妻部分が損傷していることが確認され、修繕とともに営業運転に入ることができなくなっていることから、「スーパーとかち」用は実質7両で回している状況です。
そのような中、先日ようやく同車は苗穂工場を出場したようでコメントをいただきました。修繕後の実車の様子を確認していませんが、まもなく運用復帰するか、既に営業運転に入っているのかもしれませんね。
さっぽろ雪まつり輸送期間中は釧路方面(南千歳~トマム)の利用は前年を大きく上回る良好な輸送状況でした。今回のゴールデンウィーク輸送期間中も「スーパーおおぞら」と合わせて前年比104%となり、前年を上回っています。
列車や使用車両としては、新塗色化がほぼ完了し、編成も4両編成から6両編成で安定して運行されているので、撮影する機会が極端に少なくなってしまいました。対抗するバスや自家用車に苦戦を強いられている列車の1つですが、まだまだ改善余地はあります。
現状のダイヤでは、列車の交換などが支障をきたし、キハ261系の恩恵を受けているダイヤとは思えません。ダイヤの変更等で列車の行き違いを少なくしたり、停車駅で実施することで所要時分の短縮を図ることが当列車の課題です。4両編成となり、再びミニ特急のような印象になったことは否めませんが、引き続き札幌~帯広間を結ぶ重要な列車として活躍を期待したいと思います。
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「スーパーとかち」は、札幌~帯広間を結ぶ特急列車です。同区間には「スーパーおおぞら」も設定されていますが、こちらが比較的速達タイプなのに対し、「スーパーとかち」は主要駅をこまめに停車していく都市間輸送タイプの列車です。
3月のダイヤ改正で大幅な時刻変更はなかったものの、基本編成が従来の5両編成から4両編成になりました。今年のゴールデンウィーク輸送期間中は減車後初の繁忙期輸送となりましたが、同期間中については、従来どおり5両編成や6両編成が確認され、今年も最大は6両編成だったと思います。

まずは、4月27日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち9号」です。1両増結の5両編成でした。

次に、4月28日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち1号」です。オール新色の5両編成でした。

最後に、5月4日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。2両増結の6両編成でした。
ゴールデンウィーク輸送期間中は6両編成が最大だったと思います。2017年3月のダイヤ改正を機に、キハ261系1000番台はそれまで札幌運転所(札サウ)に一括配置だったものが、当時のおよそ半数にあたる27両が函館運輸所(函ハコ)に転属となりました。インバウンド需要などで需要が見込まれる「スーパー北斗」用として1両単位で使用できる増結用中間車のほとんどがそちらへ転出してしまったため、「スーパーとかち」用の増結用中間車は8両しか確保されず、予備車両や所定編成として日々使用することも想定した結果、以前確認された7両編成や8両編成を組むことが難しくなりました。
さらに、昨年の3月中旬ごろに札幌運転所構内で「キハ260-1308」の外妻部分が損傷していることが確認され、修繕とともに営業運転に入ることができなくなっていることから、「スーパーとかち」用は実質7両で回している状況です。
そのような中、先日ようやく同車は苗穂工場を出場したようでコメントをいただきました。修繕後の実車の様子を確認していませんが、まもなく運用復帰するか、既に営業運転に入っているのかもしれませんね。
さっぽろ雪まつり輸送期間中は釧路方面(南千歳~トマム)の利用は前年を大きく上回る良好な輸送状況でした。今回のゴールデンウィーク輸送期間中も「スーパーおおぞら」と合わせて前年比104%となり、前年を上回っています。
列車や使用車両としては、新塗色化がほぼ完了し、編成も4両編成から6両編成で安定して運行されているので、撮影する機会が極端に少なくなってしまいました。対抗するバスや自家用車に苦戦を強いられている列車の1つですが、まだまだ改善余地はあります。
現状のダイヤでは、列車の交換などが支障をきたし、キハ261系の恩恵を受けているダイヤとは思えません。ダイヤの変更等で列車の行き違いを少なくしたり、停車駅で実施することで所要時分の短縮を図ることが当列車の課題です。4両編成となり、再びミニ特急のような印象になったことは否めませんが、引き続き札幌~帯広間を結ぶ重要な列車として活躍を期待したいと思います。
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