キハ183系旭山動物園号が苗穂工場に入場
キハ183系 - 2018年06月11日 (月)
6月6日と7日の2回にわけて遂にキハ183系旭山動物園号が苗穂工場に入場しました。


まずは、7日の早朝に確認した3両(6日夕方入場分)から。
旭川方先頭車「キハ183-3」(草原のサバンナ号)、「キハ183-4」(極寒の銀世界号)、「キハ182-48」(鳥たちの大空号)の3両が苗穂工場敷地内で確認されました。この3両については、先頭車両不足に陥っていたキハ183系苗穂車のピンチヒッターとして定期列車の先頭車として連結されたり、「キハ182-48」についても同様、中間車の車両不足で定期列車に登板する機会が比較的多かった車両です。


そして、8日の早朝に確認した2両(7日夕方入場分)が「キハ182-47」(北海道の大地号)、「キハ182-46」(熱帯のジャングル号)です。
報道によると、検査期限(車検)がゴールデンウィーク頃まで残っていたようです。これに合わせて解体が実施されるようです。このタイミングでの入場ということは、もう苗穂工場を出場することはなく、まもなく車両が解体されるのではないでしょうか。情報を探していると、先に入場した3両については、同工場の解体線に留置されているようです。
また、一時旭川市が車両を保存できるかどうかJR北海道と協議している報道も流れましたが、このまま車両が解体されるとすると、このプランは白紙になり、キハ183系初期車の車両の保存はクラウドファンディングで決定した「キハ183-214」と「キハ183-220」の2両のみとなります。カラフルで特徴的な外装から鉄道ファンのみならず、万人から愛された旭山動物園号ですが、残念ながら保存車両を残すことなく解体という運命を辿ることでしょう。


本線走行は3月31日に旭川駅で実施された内覧会の回送として苗穂~旭川間を1往復したのが本当の最後でした。最後の2枚はその旭川へ回送するシーンと、苗穂へ戻るシーンです。これが本当に最後の本線のラストランでした。
後継車両はなく、旭山動物園へのアクセス列車は789系0番台を使用した特急「ライラック旭山動物園号」となり、シーズン期間の週末を中心に1往復が設定されています。この1往復とは、特急「ライラック5号」と特急「ライラック38号」のスジを使用して運行され、定期列車に旭山動物園へのアクセス輸送のためのイベントやサービスを兼ね備えた列車として、引き続き活躍が期待されます。
2007年4月に営業運転を開始し、およそ11年間の活躍でした。特に晩年は旭山動物園へのアクセス列車としての本来の役目よりも、車両不足に陥っていたキハ183系苗穂車・キハ261系0番台のピンチヒッターとして、また、函館・富良野方面の臨時列車としても活躍し、道内各地を駆け巡りました。老朽化による引退はとても残念ですが、いずれまた鉄道ファンのみならず、万人に愛される特急車両の登場が期待されます。
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まずは、7日の早朝に確認した3両(6日夕方入場分)から。
旭川方先頭車「キハ183-3」(草原のサバンナ号)、「キハ183-4」(極寒の銀世界号)、「キハ182-48」(鳥たちの大空号)の3両が苗穂工場敷地内で確認されました。この3両については、先頭車両不足に陥っていたキハ183系苗穂車のピンチヒッターとして定期列車の先頭車として連結されたり、「キハ182-48」についても同様、中間車の車両不足で定期列車に登板する機会が比較的多かった車両です。


そして、8日の早朝に確認した2両(7日夕方入場分)が「キハ182-47」(北海道の大地号)、「キハ182-46」(熱帯のジャングル号)です。
報道によると、検査期限(車検)がゴールデンウィーク頃まで残っていたようです。これに合わせて解体が実施されるようです。このタイミングでの入場ということは、もう苗穂工場を出場することはなく、まもなく車両が解体されるのではないでしょうか。情報を探していると、先に入場した3両については、同工場の解体線に留置されているようです。
また、一時旭川市が車両を保存できるかどうかJR北海道と協議している報道も流れましたが、このまま車両が解体されるとすると、このプランは白紙になり、キハ183系初期車の車両の保存はクラウドファンディングで決定した「キハ183-214」と「キハ183-220」の2両のみとなります。カラフルで特徴的な外装から鉄道ファンのみならず、万人から愛された旭山動物園号ですが、残念ながら保存車両を残すことなく解体という運命を辿ることでしょう。


本線走行は3月31日に旭川駅で実施された内覧会の回送として苗穂~旭川間を1往復したのが本当の最後でした。最後の2枚はその旭川へ回送するシーンと、苗穂へ戻るシーンです。これが本当に最後の本線のラストランでした。
後継車両はなく、旭山動物園へのアクセス列車は789系0番台を使用した特急「ライラック旭山動物園号」となり、シーズン期間の週末を中心に1往復が設定されています。この1往復とは、特急「ライラック5号」と特急「ライラック38号」のスジを使用して運行され、定期列車に旭山動物園へのアクセス輸送のためのイベントやサービスを兼ね備えた列車として、引き続き活躍が期待されます。
2007年4月に営業運転を開始し、およそ11年間の活躍でした。特に晩年は旭山動物園へのアクセス列車としての本来の役目よりも、車両不足に陥っていたキハ183系苗穂車・キハ261系0番台のピンチヒッターとして、また、函館・富良野方面の臨時列車としても活躍し、道内各地を駆け巡りました。老朽化による引退はとても残念ですが、いずれまた鉄道ファンのみならず、万人に愛される特急車両の登場が期待されます。
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