快速「ふらの・びえい号」がまもなく運行開始!
臨時列車 - 2018年06月28日 (木)
いよいよ6月30日(土)から旭川~富良野間に快速「ふらの・びえい号」が運行を開始します。
車両は通常では富良野線に入線することのないキハ183系特急気動車ということで、今夏の北海道の臨時列車で一番注目を浴びるのではないでしょうか。加えて、全車両が自由席ということで特急列車用の車両を普通乗車券で乗車できるという点も注目です。
詳細は以下のとおりです。
列車名:快速「ふらの・びえい号」
運転日:6月30日(土)~8月12日(日)の毎日
【運行時刻】
<旭川➡富良野>
※ノロッコ1号:富良野・美瑛ノロッコ1号
<富良野➡旭川>
※ノロッコ2号:富良野・美瑛ノロッコ2号
上記のとおりとなります。
使用車両はキハ183系による3両編成です。全車自由席で運行されます。スラントノーズ車がなき今、N183系またはNN183系で組成された両端貫通編成が充当されるのではないでしょうか。
話題は逸れてしまいますが、先日興味深いコメントをいただき、クリスタルエクスプレスなど、「フラノラベンダーエクスプレス」の間合いを使用して快速「ふらの・びえい号」を設定するというものです。
確かに、1つの車両で統一した方が効率がよく、運行経費も抑えられるでしょう。ここからはコメントの内容をほぼそのまま記載しますが、「フラノラベンダーエクスプレス」で指定席だった車両を快速列車で自由席とする場合、どのように利用客に納得していただくか、仮に管理者が説明する立場であればその方法に苦しみます。
要は、わざわざお金を多く支払って指定席を利用したにも関わらず、その同一の車両が運行経路や列車名を変更したといえど、自由席車両として乗車券のみで乗車できるようになれば、それは納得してもらえない利用者が出てくるでしょう。こうした想定外の事態を避けるためにも、別の車両を持ってきて充当させた方がこうしたリスクを回避することができます。管理者も数十分間にわたって真剣に考えたコメント内容でした。
今回取り上げている快速「ふらの・びえい号」は、初めて設定される臨時列車です。設定される理由は、7月のラベンダー最盛期に「富良野・美瑛ノロッコ1号」と「富良野・美瑛ノロッコ2号」が大変混雑します。ノロッコ号には指定席が1両、自由席が2両の設定ですが、この自由席の混雑緩和を図るべく、地涌席主体の快速列車として新たに設定されます。ダイヤもノロッコ号の後に設定されています。
ダイヤを細かく確認しているわけではありませんが、富良野線を走る普通列車よりも所要時間が延びています。観光列車といえど、あくまで定期列車がダイヤ上優先となるので、行き違いや途中駅の停車等の理由が考えられます。このあたりは確認することができれば、閲覧する皆様にお伝えしようと思います。
新たな試みの臨時列車として今年度は快速「ふらの・びえい号」が運行されます。近年は臨時列車を設定しても翌年または数年で廃止となるケースが多く、北海道で臨時列車は減少傾向にあります。富良野地区の臨時列車は、運行区間は異なるものの、旭川~新得間に設定された「秋の南富良野ノロッコ号」や快速「リゾートみなみふらの号」以来ではないでしょうか。ただし、これらの列車は2012年度に設定され、北海道デスティネーションキャンペーンによる勢いもありましたね。
これらの列車はいずれも翌年には運行されず、2012年度夏季のみの運転となってしまいましたが、今回から新たに設定される快速「ふらの・びえい号」はぜひとも来年度以降も設定し、「フラノラベンダーエクスプレス」などと同様、必ず設定される臨時列車となることができるのか注目です。
ノロッコ号の補完的な役割を全うできる列車になり得るか、はたまた単に写真を撮影するだけの列車になってしまうのか。ぜひとも前者としての役割を期待しましょう。


※写真はイメージです。
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車両は通常では富良野線に入線することのないキハ183系特急気動車ということで、今夏の北海道の臨時列車で一番注目を浴びるのではないでしょうか。加えて、全車両が自由席ということで特急列車用の車両を普通乗車券で乗車できるという点も注目です。
詳細は以下のとおりです。
列車名:快速「ふらの・びえい号」
運転日:6月30日(土)~8月12日(日)の毎日
【運行時刻】
<旭川➡富良野>
ノロッコ1号 | ふらの・びえい号 | |
旭川 | 10:00 | 10:29 |
美瑛 | 10:42 | 11:00 |
美馬牛 | 10:54 | 11:11 |
上富良野 | 11:08 | 11:24 |
ラベンダー畑 | 11:16 | 11:32 |
中富良野 | 11:21 | 11:52 |
富良野(着) | 11:31 | 12:00 |
※ノロッコ1号:富良野・美瑛ノロッコ1号
<富良野➡旭川>
ノロッコ2号 | ふらの・びえい号 | |
富良野 | 12:02 | 12:20 |
中富良野 | 12:11 | 12:36 |
ラベンダー畑 | 12:15 | 12:41 |
上富良野 | 12:26 | 12:51 |
美馬牛 | 12:39 | 13:18 |
美瑛 | 12:50(着) | 13:42 |
旭川(着) | 14:12 | |
※ノロッコ2号:富良野・美瑛ノロッコ2号
上記のとおりとなります。
使用車両はキハ183系による3両編成です。全車自由席で運行されます。スラントノーズ車がなき今、N183系またはNN183系で組成された両端貫通編成が充当されるのではないでしょうか。
話題は逸れてしまいますが、先日興味深いコメントをいただき、クリスタルエクスプレスなど、「フラノラベンダーエクスプレス」の間合いを使用して快速「ふらの・びえい号」を設定するというものです。
確かに、1つの車両で統一した方が効率がよく、運行経費も抑えられるでしょう。ここからはコメントの内容をほぼそのまま記載しますが、「フラノラベンダーエクスプレス」で指定席だった車両を快速列車で自由席とする場合、どのように利用客に納得していただくか、仮に管理者が説明する立場であればその方法に苦しみます。
要は、わざわざお金を多く支払って指定席を利用したにも関わらず、その同一の車両が運行経路や列車名を変更したといえど、自由席車両として乗車券のみで乗車できるようになれば、それは納得してもらえない利用者が出てくるでしょう。こうした想定外の事態を避けるためにも、別の車両を持ってきて充当させた方がこうしたリスクを回避することができます。管理者も数十分間にわたって真剣に考えたコメント内容でした。
今回取り上げている快速「ふらの・びえい号」は、初めて設定される臨時列車です。設定される理由は、7月のラベンダー最盛期に「富良野・美瑛ノロッコ1号」と「富良野・美瑛ノロッコ2号」が大変混雑します。ノロッコ号には指定席が1両、自由席が2両の設定ですが、この自由席の混雑緩和を図るべく、地涌席主体の快速列車として新たに設定されます。ダイヤもノロッコ号の後に設定されています。
ダイヤを細かく確認しているわけではありませんが、富良野線を走る普通列車よりも所要時間が延びています。観光列車といえど、あくまで定期列車がダイヤ上優先となるので、行き違いや途中駅の停車等の理由が考えられます。このあたりは確認することができれば、閲覧する皆様にお伝えしようと思います。
新たな試みの臨時列車として今年度は快速「ふらの・びえい号」が運行されます。近年は臨時列車を設定しても翌年または数年で廃止となるケースが多く、北海道で臨時列車は減少傾向にあります。富良野地区の臨時列車は、運行区間は異なるものの、旭川~新得間に設定された「秋の南富良野ノロッコ号」や快速「リゾートみなみふらの号」以来ではないでしょうか。ただし、これらの列車は2012年度に設定され、北海道デスティネーションキャンペーンによる勢いもありましたね。
これらの列車はいずれも翌年には運行されず、2012年度夏季のみの運転となってしまいましたが、今回から新たに設定される快速「ふらの・びえい号」はぜひとも来年度以降も設定し、「フラノラベンダーエクスプレス」などと同様、必ず設定される臨時列車となることができるのか注目です。
ノロッコ号の補完的な役割を全うできる列車になり得るか、はたまた単に写真を撮影するだけの列車になってしまうのか。ぜひとも前者としての役割を期待しましょう。


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