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特急「オホーツク」・特急「大雪」が編成変更を経て営業運転開始

今年の5月18日にJR北海道のプレスリリースで札幌・旭川~網走間を結ぶ特急「オホーツク」と特急「大雪」の編成が変更されることが発表されました。



編成変更は7月1日から実施されますが、運用の関係で30日の特急「大雪3号」と特急「オホーツク3号」については、前日から編成が変更されています。

ついに正式な編成変更初日となる7月1日を迎えました。「オホーツク」・「大雪」は引き続きキハ183系が使用されていますが、これまでには見られなかった編成で運行されていることで真新しさを感じることでしょう。

早速、撮影することができたので紹介したいと思います。



苗穂運転所から出区準備中の特急「オホーツク1号」となる回送列車です。編成変更は前日30日の特急「大雪3号」や特急「オホーツク3号」から既に実施されていますが、これらの列車に使用した編成は網走で滞泊しなければならず、送り込みのためのやむを得ない措置です。

正式には7月1日から編成変更が実施されるわけですから、そうした意味では、1日の特急「オホーツク1号」に充当する編成が新編成移行後、所属先の苗穂運転所(札ナホ)から発つ1番列車ではないでしょうか。





初日の特急「オホーツク1号」となる編成は、500番台や1500番台を中心とした車両で組成されていました。ハイデッカーグリーン車の「キロ182-504」や、唯一とかち色の外装をまとう中間車「キハ182-512」などが連結されていました。これらの車両は、苗穂運転所構内の旧扇形庫付近にある転車台を使って方向転換を実施したと予想しています。



走行中の様子は江別駅で撮影してみました。編成は以下のとおりです。


<遠軽⇔札幌・網走>

キハ183-1506キロ182-504キハ182-512キハ182-508キハ183-1551



上記の5両編成でした。

基本は変わらず4両編成ですが、1両増結の5両編成でした。増結された車両は4号車の「キハ182-508」(自由席)です。これまでは指定席を増結する運行体系でしたが、自由席を増結する運行体系に変更されているのかもしれません。

1号車の「キハ183-1506」は、元々「北斗」で使用されていた車両でグレードアップ指定席が設置されています。そしてハイデッ化グリーン車が2号車に連結され、3号車の「キハ182-512」が自由席と一部指定席となっていました。そして、5号車の「キハ183-1551」は、これまで遠軽方の先頭車として活躍していた車両で、新編成移行に伴い、自由席の位置の変更によって同車も方向転換が実施されているようです。

今回の編成では、指定席は必ずしもグレードアップ指定席ではありませんでしたが、方向転換とともに極力指定席がグレードアップ指定席の座席になるように考慮されていると思われます。





そして、こちらも7月1日から新編成で運行となる特急「オホーツク2号」です。平和駅で撮影してみました。

こちらは3月のダイヤ改正まで「北斗」で使用されていた旧130km/h対応の機関換装車が充当されていました。編成は以下のとおりです。


<遠軽⇔札幌・網走>

キハ183-9562キロ182-7553キハ182-7553キハ182-7559キハ183-4559



上記の5両編成でした。

編成は昨日30日の特急「大雪3号」に充当された編成です。運用はまだ把握していませんが、500番台・1500番台と機関換装を実施した7550番台で運用が共通化されているのかもしれません。

まだまだ運行が開始されたばかりなので、日々どのような形で運行していくのか注目していきたいと思います。

今回の編成変更は旭川駅で789系0番台による「ライラック」と旭川~網走間を結ぶ「大雪」の接続利便向上を図るべく、編成内の座席の位置を極力前者の「ライラック」に合わせることが目的です。一部は「オホーツク」と運用が共通のため、結果的に「オホーツク」・「大雪」の全ての列車で編成変更が実施されています。

単に接続のためなら車両そのものを方向転換する必要はありませんが、以前当ブログに掲載したとおり、あくまで管理者の予想ですが、札幌駅で快速「エアポート」や「ライラック」で問題となっている指定席車両や隣の車両から自由席車両への乗り込みを防止するため、新たに自由席を札幌寄りにしたことで乗降扉の位置を変更せざるを得ませんでした。

そこで、方向転換を実施することで「ライラック」と極力合わせた座席配置に加え、指定席車両や隣の車両から自由席車両への乗り込みを防止を考慮し、新たな運行体系で再出発する運びとなりました。

網走方面の「オホーツク」・「大雪」は道内で唯一キハ183系による定期特急列車が運行されています。新たな運行体系がスタートしたばかりですが、車両メンテナンス向上や全体の車両数の抑制を図るべく、道内の特急気動車をキハ261系に一本化する計画があり、いずれこの運行体系も過去のものとなる日が必ずやってきます。

特に老朽化した車両の置き換えは特急車・普通車問わず急ピッチで今後も引き続き展開すると予想し、キハ183系も機関換装車が含まれているからといって今後長期的にわたって活躍が保障されるわけではありません。機関換装はあくまで従来の機器の部品が生産が中止し、メンテナンスに苦慮していたことによって実施したものであり、延命を図るものではありません。

7550番台で運行される際は組成される車両が制約されますが、初日の特急「オホーツク1号」のように500番台・1500番台を中心に組成された場合は、増結の際などに編成のバリエーションが豊富に展開されることでしょう。注目度は後者に軍配が上がりそうですね。

0番台や200番台といった初期車はお役御免となりましたが、引き続き活躍を期待しています。











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コメント
7832: by シニアパートナー on 2018/07/02 at 16:41:04 (コメント編集)

3月改正で余剰となった北斗使用のN183・NN183の車両が、これで当てはめられたということですね。

少し話題が逸れますが、(キハ183系完全置き換えまで)キハ261系の新製は続くことが確定的としても、キハ281系・283系の全車両置き換えまで新製されると、新幹線延伸後は過剰増備になってしまいます。

キハ281・283の経年も高く、置き換え急務のような感じもしますが、札幌延伸を前倒しする動きもあり、一部の281・283を特別工事を施して延命させ、新幹線開業と同時に引退することもあり得ると思い始めています。

7833: by 管理人 on 2018/07/03 at 00:38:53

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

将来的に北海道の特急気動車がキハ261系に一本化されるとしても、仰るとおり、北海道新幹線が札幌まで延伸した際は在来線にも大きな変化が訪れることは言うまでもありません。

少なくとも、「スーパー北斗」で使用する車両については余剰車が発生する可能性が高く、これらの車両を上手く活用していかなければならないため、単純に老朽化した車両を次々と置き換えていくだけでは、後に過剰増備・余剰車が発生してしまいます。

このあたりが難しいところで、5か年計画で触れられていた既存の特急気動車の置き換えは、北海道新幹線の札幌延伸を見据えて計画が変更される可能性もあり、今後どのような形で特急気動車が置き換えれていくか気になるところですね。

7855: by ナナッシー on 2018/07/16 at 14:55:54

こんにちは
特急オホーツクの最高速度は運転士のスタフを見ると120km/hになってました。
速度種別は特通気B7でした。
速度種別がそのままだったのも意外でしたね。

N183系の北斗が特通気A10で、NN183系の北斗は特通気A3(エンジン改装後)ですが、北斗の場合は運用が完全に分けられていました。
しかし、オホーツクはN183系とNN183系が共通運用のため速度種別まで変えることができなかったと推測します。

札幌〜旭川間において仮に最高速度120km/hで走破した場合、3分短縮できればいい方です。そういった意味で781系のライラックは785系と789系に比べて更に余裕の無いダイヤが組まれていたと思われます。

7857: by 管理人 on 2018/07/18 at 00:43:02

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

石北本線は設備の関係で最高運転速度は95km/hのままで、最高運転速度向上分を函館本線で活用したとしてもそれまでと比較しても1~2分程度の短縮しか期待できないと思います。見た目は同じでも性能が異なる車両は同じ列車に投入しました。過去に実施した専用改造がここでも欠点として出ている気がします。

どちらかというと高速バスのように速度向上よりもいかに快適に目的地まで輸送できるかという方向にシフトしているので、費用を抑えて全席にコンセントを設置する等の方が今後は利用客に結びつきやすいのかもしれませんね。

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