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外妻部分が損傷した「キハ260-1308」が営業運転に復帰

昨年の3月中旬ごろ、札幌運転所(札サウ)構内で「キハ260-1308」の外妻部分が損傷されているのが確認されました。

その後同車は、しばらくの間苗穂運転所構内で留置され、苗穂工場へ入場していました。今年に入り、全く音沙汰がなかった車両ですが、先日「スーパーとかち」で営業運転に入っているところを確認しました。





同車は札幌運転所に所属し、「スーパーとかち」の増結の際に使用されます。営業運転時は編成の中間に連結されるため、踏切事故などが発生しても車両そのものに損傷は発生しにくいです。損傷部分がかなり上部であり、営業運転の最中にできたものとは考えにくく、おそらく、札幌運転所で入換作業中に何らかのミスによってできたものではないでしょうか。

鉄道車両の車体を歪ませるほどの損傷具合からして、かなり大きな力を加えられたと推測します。力が加えられたことで車体外妻部分から乗降扉付近までのスペースにくっきりと車体に力が加えられた跡も確認できます。

鉄道車両の構造そのものはわかりませんが、妻鋼体と呼ばれる部分だけが損傷していると思われ、かろうじて妻柱の部分は損傷を回避できたのではないでしょうか。

過去に「キハ182-9」で同様の損傷が確認されたようです。

車番をネットで検索すると、2004年頃に苗穂工場の敷地で今回と同様の状態で「キハ182-9」が確認されたようです。おそらく、修繕不可の判断が下され、当時、予備車両を豊富に有していた背景も考えられ、2005年3月18日付で廃車となったようです。

こうした過去の事例や、営業運転になかなか復帰しない状況から、除籍の可能性もありましたが、見事に修繕され、営業運転に入っています。



写真は6月17日に札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち10号」です。当日は石勝線内で鹿と接触した影響により、1時間ほど遅れて札幌駅に到着しました。

2両増結された6両編成で運行され、その編成中に「キハ260-1308」が確認されました。歪みも確認されず、見事に修繕されていますね。





下回りも綺麗な状態でした。さらに、急増するインバウンド需要に合わせてキハ261系1000番台の既存車に大型の荷物置場が設置されていますが、当該車両も新たに設置された状態で苗穂工場を出場したようです。

3月ダイヤ改正まで「スーパーとかち」は5両編成が基本でした。帯広方と札幌方に2両1ユニットを組み、3両目に「キハ260-1308」のような1両単位で連結できる増結用中間車を組み込んだ編成でした。しかし、同ダイヤ改正以降は基本編成が5両編成から4両編成へ減車され、1両単位で連結できる増結用中間車は増結時しか出番がなくなりました。

それでも、昨年3月のダイヤ改正でキハ261系1000番台の一部を「スーパー北斗」用として函館運輸所(函ハコ)へ転出したため、札幌運転所に残留した「スーパーとかち」用増結用中間車はわずか8両のみとなり、そのような中で、「キハ260-1308」が営業運転に入れなかったため、車両が不足する傾向にあったと思います。基本編成の減車及び、同車の復帰によって今後の繁忙期輸送はこれまでよりも車両繰りがしやすくなるのではないでしょうか。

これまでに発表されていますが、キハ261系は1両あたりの製造費用がおよそ3億円です。同車は2009年度に増備された3次車にあたり、製造から10年弱しか経過していません。製造コストが高額である以上、10年弱でお役御免とするよりは、何としてでも復帰させたかったのでしょう。

完全な増結用車両に回ったことで営業運転で確認する機会は少なくなりましたが、まずは無事に営業運転に復帰でき、今後も引き続き「スーパーとかち」の増結用車両として活躍することを期待します。











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