新たにキハ261系1000番台ST-1206編成が新塗色化されて営業運転開始
キハ261系 - 2018年07月03日 (火)
新たにキハ261系1000番台ST-1206編成(キハ261-1206+キハ260-1206)が新塗色化されて営業運転を開始しています。

写真は7月1日に新札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗12号」です。札幌方に今回取り上げているST-1206編成が連結されていました。
先日撮影することができましたが、実際には6月の20日過ぎあたりから既に営業運転に入っていたようです。同車は3月ダイヤ改正でキハ183系を置き換えた3往復の運用に重点的に入っているようです。
ST-1206編成は、2015年度に増備された1000番台の5次車にあたります。2016年3月のダイヤ改正を機に北海道新幹線が開業することから、札幌~函館間の特急列車も新幹線との接続に合わせて再編すべく、それまでの9往復から12往復へと増発しました。増発分は新たにキハ261系1000番台の5次車を投入し、最大10両編成で運行され、それまで喫緊の課題であった混雑緩和がようやく解消されました。
2017年3月のダイヤ改正では、789系0番台の道央圏転用と入れ替わる形でそれまで札幌運転所(札サウ)の一括配置だったものが約半数にあたる27両が函館運輸所(函ハコ)へと転属となり、「スーパー北斗」として日々運用に入っています。これを機に、「スーパーとかち」で使用することはなくなりました。
5次車の札幌方ユニットで新塗色化はST-1205編成(キハ261-1205+キハ260-1205)に続いて2例目になります。ただし、同車は2017年3月のダイヤ改正以降も札幌運転所に残留している唯一の5次車の札幌方ユニットであり、「スーパー北斗」用として函館運輸所に配置されるグループとしては、今回取り上げているST-1206編成が初となります。

同時期に北海道入りした函館方ユニットST-1106編成(キハ261-1106+キハ260-1106)については、既に新塗色化されており、これにより、従来のHET色で残る5次車ユニットは函館方と札幌方で2本ずつ(ST-1107編成・ST-1108編成・ST-1207編成・ST-1208編成)となりました。

また、2013年度までに増備された4次車までは新塗色化とともにヘッドマークも幕式タイプから6次車と同様のフルカラーLEDタイプに交換されていますが、5次車については経年が浅い理由からか、ヘッドマーク機器は更新されず、従来の幕式のまま営業運転に復帰しています。今回確認した「キハ261-1206」についても、ヘッドマーク機器は未更新のままでした。「スーパー北斗」で運用され、新塗色化された車両で札幌方の先頭車が幕式のヘッドマークであれば、現時点では「キハ261-1206」しかありません。
次第に従来のHET色の車両が少なくなってきました。ここ最近の「スーパー北斗」を確認していると、オール新色編成の充当率が高くなっており、従来色と新色の混色編成ですら確認が難しくなってきました。今年度末か来年度中には全ての車両が新色で統一される可能性が高く、従来色を記録するには早めの方がいいですね。
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写真は7月1日に新札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗12号」です。札幌方に今回取り上げているST-1206編成が連結されていました。
先日撮影することができましたが、実際には6月の20日過ぎあたりから既に営業運転に入っていたようです。同車は3月ダイヤ改正でキハ183系を置き換えた3往復の運用に重点的に入っているようです。
ST-1206編成は、2015年度に増備された1000番台の5次車にあたります。2016年3月のダイヤ改正を機に北海道新幹線が開業することから、札幌~函館間の特急列車も新幹線との接続に合わせて再編すべく、それまでの9往復から12往復へと増発しました。増発分は新たにキハ261系1000番台の5次車を投入し、最大10両編成で運行され、それまで喫緊の課題であった混雑緩和がようやく解消されました。
2017年3月のダイヤ改正では、789系0番台の道央圏転用と入れ替わる形でそれまで札幌運転所(札サウ)の一括配置だったものが約半数にあたる27両が函館運輸所(函ハコ)へと転属となり、「スーパー北斗」として日々運用に入っています。これを機に、「スーパーとかち」で使用することはなくなりました。
5次車の札幌方ユニットで新塗色化はST-1205編成(キハ261-1205+キハ260-1205)に続いて2例目になります。ただし、同車は2017年3月のダイヤ改正以降も札幌運転所に残留している唯一の5次車の札幌方ユニットであり、「スーパー北斗」用として函館運輸所に配置されるグループとしては、今回取り上げているST-1206編成が初となります。

同時期に北海道入りした函館方ユニットST-1106編成(キハ261-1106+キハ260-1106)については、既に新塗色化されており、これにより、従来のHET色で残る5次車ユニットは函館方と札幌方で2本ずつ(ST-1107編成・ST-1108編成・ST-1207編成・ST-1208編成)となりました。

また、2013年度までに増備された4次車までは新塗色化とともにヘッドマークも幕式タイプから6次車と同様のフルカラーLEDタイプに交換されていますが、5次車については経年が浅い理由からか、ヘッドマーク機器は更新されず、従来の幕式のまま営業運転に復帰しています。今回確認した「キハ261-1206」についても、ヘッドマーク機器は未更新のままでした。「スーパー北斗」で運用され、新塗色化された車両で札幌方の先頭車が幕式のヘッドマークであれば、現時点では「キハ261-1206」しかありません。
次第に従来のHET色の車両が少なくなってきました。ここ最近の「スーパー北斗」を確認していると、オール新色編成の充当率が高くなっており、従来色と新色の混色編成ですら確認が難しくなってきました。今年度末か来年度中には全ての車両が新色で統一される可能性が高く、従来色を記録するには早めの方がいいですね。
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