733系3000番台B-3111編成+B-3211編成が営業運転開始
近郊形電車 - 2018年07月05日 (木)
733系3000番台B-3111編成+B-3211編成が試運転を経て営業運転を開始しています。


写真は7月4日に札幌駅で撮影した快速「エアポート201号」です。同駅から普通列車となります。これまで営業運転に入った情報はなかったので、4日から営業運転を開始したのではないでしょうか。
今回取り上げているB-3111編成+B-3211編成は、B-3110編成+B-3210編成とともに5月27日に札幌運転所(札サウ)へ向けて本州から甲種輸送されました。
JR北海道の今年度の事業計画によると、快速「エアポート」用として733系が増備される計画です。内訳は6両編成×4本の計24両です。既に6両編成×3本が5月下旬から順次営業運転を開始しており、これによって今年度に増備される733系の全ての車両が営業運転を開始したことになります。
一昨年10月に政府要人(菅義偉・官房長官)から快速「エアポート」の増発について取り上げられ、「2020年度をめどに3割増やす」との発言がありました。この理由は、混雑を理由に時間帯によって6両編成での運転に対応できなくなったためです。快速列車でありながら、特急列車並みの速達性をもつ列車として空港アクセスのみならず、通勤・通学から普段の足として幅広く利用されています。その結果、普通列車よりも本数が多く、同列車に利用が集中してしまい、データイム毎時4本、15分間隔運転でも対応しきれない問題を抱えていました。
さらに、新千歳空港を発着する航空機の発着枠を拡大し、加えてインバウンド需要の増加で混雑がより目立つようになり、同列車の混雑緩和は喫緊の課題として取り組まなければなりませんでした。この対応策として現在のデータイム15分間隔の毎時4本運転から、データイム12分間隔の毎時5本で検討され、今年度増備された6両編成×4本が活用されることになります。
B-3111編成+B-3211編成の営業運転開始によって、快速「エアポート」で使用する721系の6両固定編成と733系3000番台の編成数が11編成ずつになりました。前者はまだ置き換え計画等は発表されておらず、しばらくは721系と733系で快速「エアポート」を支えていくことになるでしょう。
データイム5本の運転となった場合、増発されるのが札幌駅発着便なのか小樽駅発着便なのか興味深いですが、いずれにしても、列車の増発とロングシート化で現在よりも混雑緩和が図られることでしょう。それまでは現行ダイヤで活躍することになり、一時的に予備車両が増え、車両故障や輸送障害時には強い運行体制がとられることでしょう。
来年3月のダイヤ改正で快速「エアポート」に動きがあるのか注目です。
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今回取り上げているB-3111編成+B-3211編成は、B-3110編成+B-3210編成とともに5月27日に札幌運転所(札サウ)へ向けて本州から甲種輸送されました。
JR北海道の今年度の事業計画によると、快速「エアポート」用として733系が増備される計画です。内訳は6両編成×4本の計24両です。既に6両編成×3本が5月下旬から順次営業運転を開始しており、これによって今年度に増備される733系の全ての車両が営業運転を開始したことになります。
一昨年10月に政府要人(菅義偉・官房長官)から快速「エアポート」の増発について取り上げられ、「2020年度をめどに3割増やす」との発言がありました。この理由は、混雑を理由に時間帯によって6両編成での運転に対応できなくなったためです。快速列車でありながら、特急列車並みの速達性をもつ列車として空港アクセスのみならず、通勤・通学から普段の足として幅広く利用されています。その結果、普通列車よりも本数が多く、同列車に利用が集中してしまい、データイム毎時4本、15分間隔運転でも対応しきれない問題を抱えていました。
さらに、新千歳空港を発着する航空機の発着枠を拡大し、加えてインバウンド需要の増加で混雑がより目立つようになり、同列車の混雑緩和は喫緊の課題として取り組まなければなりませんでした。この対応策として現在のデータイム15分間隔の毎時4本運転から、データイム12分間隔の毎時5本で検討され、今年度増備された6両編成×4本が活用されることになります。
B-3111編成+B-3211編成の営業運転開始によって、快速「エアポート」で使用する721系の6両固定編成と733系3000番台の編成数が11編成ずつになりました。前者はまだ置き換え計画等は発表されておらず、しばらくは721系と733系で快速「エアポート」を支えていくことになるでしょう。
データイム5本の運転となった場合、増発されるのが札幌駅発着便なのか小樽駅発着便なのか興味深いですが、いずれにしても、列車の増発とロングシート化で現在よりも混雑緩和が図られることでしょう。それまでは現行ダイヤで活躍することになり、一時的に予備車両が増え、車両故障や輸送障害時には強い運行体制がとられることでしょう。
来年3月のダイヤ改正で快速「エアポート」に動きがあるのか注目です。
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