【代走レポート】7月7日の下りの特急「宗谷」をキハ183系一般車3両編成で代走
代走・編成変更 - 2018年07月09日 (月)
7月7日の下りの特急「宗谷」がキハ183系一般車3両編成による代走運転となりました。

代走列車を岩見沢駅で撮影しました。キハ183系による3両編成の定期列車は存在しないので、この時期としては貴重な記録になりました。車両は違えど、2017年3月ダイヤ改正までの特急「サロベツ」のような編成でした。
編成は以下のとおりです。
<稚内⇔札幌>
上記の3両編成でした。
岩見沢駅到着は22時39分ごろで、10分ほど遅れていました。最高運転速度110km/h運転対応のキハ183系の引退後は最高運転速度120km/h対応車が代走に登板するようになり、下りの特急「宗谷」の場合は遅延が10分程度に抑えられるようになりました。
今回は所定が3両編成ということで、混雑が心配されたようですが、その心配は全くなく、ほぼ空気輸送でした。
今回初めて車両の方向転換後の代走列車を確認することができました。先頭車は変わりないですが、中間の2号車の乗降扉の位置が従来は写真奥側(旭川・稚内方)だったのに対し、今回は写真手前側(札幌方)に変更されています。「オホーツク」・「大雪」の運行体系再編に伴う方向転換措置ですが、代走列車もこれに合わせて乗降扉の位置が一部で変更されているようです。
また注目すべきは、本来は所定が4両編成であり、代走時もモノクラス編成で運行する際は4両編成が充当されることが多くありましたが、今回確認した代走列車は3両編成で運行されました。これまで所定の編成よりも短い編成が「宗谷」・「サロベツ」の代走を担うということはありませんでした。所定のキハ261系はATS不具合によって特急「サロベツ2号」充当後にリタイアし、その影響で苗穂運転所(札ナホ)から車両が送り込まれ、特急「サロベツ1号」と下りの特急「宗谷」に充当されました。
キハ261系は1000番台の1両単位で連結できる増結用中間車を除き、先頭車と2両1ユニットを組みます。0番台は増結専用の中間車が存在しないため、どんなに利用が低迷しても4両編成よりも編成を短くすることはできません。逆に増結も1両単位で実施することができず、必然的に6両編成になります。
現在は旭川~富良野間で快速「ふらの・びえい号」の運用もあり、車両が不足する傾向にあったためとも想定されますが、今回の代走編成は、通常期における「宗谷」と「サロベツ」の輸送は3両編成で十分という実態が読み取れ、管理者としてはある意味で危機感をもった代走運転でした。
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代走列車を岩見沢駅で撮影しました。キハ183系による3両編成の定期列車は存在しないので、この時期としては貴重な記録になりました。車両は違えど、2017年3月ダイヤ改正までの特急「サロベツ」のような編成でした。
編成は以下のとおりです。
<稚内⇔札幌>
キハ183-1555 | キハ182-509 | キハ183-1505 |
上記の3両編成でした。
岩見沢駅到着は22時39分ごろで、10分ほど遅れていました。最高運転速度110km/h運転対応のキハ183系の引退後は最高運転速度120km/h対応車が代走に登板するようになり、下りの特急「宗谷」の場合は遅延が10分程度に抑えられるようになりました。
今回は所定が3両編成ということで、混雑が心配されたようですが、その心配は全くなく、ほぼ空気輸送でした。
今回初めて車両の方向転換後の代走列車を確認することができました。先頭車は変わりないですが、中間の2号車の乗降扉の位置が従来は写真奥側(旭川・稚内方)だったのに対し、今回は写真手前側(札幌方)に変更されています。「オホーツク」・「大雪」の運行体系再編に伴う方向転換措置ですが、代走列車もこれに合わせて乗降扉の位置が一部で変更されているようです。
また注目すべきは、本来は所定が4両編成であり、代走時もモノクラス編成で運行する際は4両編成が充当されることが多くありましたが、今回確認した代走列車は3両編成で運行されました。これまで所定の編成よりも短い編成が「宗谷」・「サロベツ」の代走を担うということはありませんでした。所定のキハ261系はATS不具合によって特急「サロベツ2号」充当後にリタイアし、その影響で苗穂運転所(札ナホ)から車両が送り込まれ、特急「サロベツ1号」と下りの特急「宗谷」に充当されました。
キハ261系は1000番台の1両単位で連結できる増結用中間車を除き、先頭車と2両1ユニットを組みます。0番台は増結専用の中間車が存在しないため、どんなに利用が低迷しても4両編成よりも編成を短くすることはできません。逆に増結も1両単位で実施することができず、必然的に6両編成になります。
現在は旭川~富良野間で快速「ふらの・びえい号」の運用もあり、車両が不足する傾向にあったためとも想定されますが、今回の代走編成は、通常期における「宗谷」と「サロベツ」の輸送は3両編成で十分という実態が読み取れ、管理者としてはある意味で危機感をもった代走運転でした。
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