編成変更直前はさまざまな編成が見られた「オホーツク」・「大雪」
特急列車 - 2018年07月23日 (月)
7月下旬になり、あと1週間もすれば札幌・旭川~網走間を結ぶ「オホーツク」・「大雪」の編成変更から1カ月が経過します。7月1日(一部は6月30日から)から正式に編成変更が実施されたわけですが、直前となる6月から車両繰りの関係で「オホーツク」・「大雪」でさまざまな編成が確認されました。

編成変更前に苗穂運転所(札ナホ)構内で待機する様子を撮影した特急「オホーツク1号」となる編成です。もちろんそれまでの所定の編成を確認することができましたが、本当の最終期は従来3号車に連結されていたキロハ182形0番台は、「キロハ182-6」と「キロハ182-10」しか稼働されていなかったと思います。4月の時点で5両が在籍していましたが、最後は2両しか営業運転で確認されませんでした。
「オホーツク」と「大雪」で3運用あるため、キロハ182形0番台のみでやり繰りするには無理があり、これを補うかのように・・・

2017年3月以降、「オホーツク」の本数削減及び、「大雪」の新設によって代走や予備車両としての役割が大きくなった「キロ182-9」が使用されたり・・・


7月1日の正式な営業運転開始を前に、2017年3月まで「北斗」として、それ以降は同列車の代走として活躍していたキロ182形500番台が使用されました。6月6日の特急「オホーツク3号」から使用されるようになり、車両不足を補うかのごとく、営業運転に入っていましたね。
ハイデッカーグリーン車が連結された際は必ず5両編成で運行され、グリーン車も編成の真ん中に連結されることから、かつて札幌~帯広間を結んだ晩年の特急「とかち」や、2016年3月までの「北斗」の編成に似ており、6月中はほぼ当たり前のように見られた編成がいつしか方向転換され、車両の連結位置も変更されていることから、今となっては貴重なシーンとなりました。
「キロ182-9」及びキロ182形500番台が使用される際は1両全てがグリーン車のため、キロハ182形0番台のような普通車との合造の構造ではありません。後者は遠軽方にあった従来の車販準備スペースを撤去し、輸送適正化とそれに伴う普通車の増結抑制を図るため、新たに16席(晩年は普通車指定席)が設けられました。
前者が代わりに連結された場合、3号車8番席が従来普通車指定席の設定がグリーン席に、9番~11番の3列12席は設定されないため、これを補うために所定の編成に増結3号車として1両連結されます。写真では増結3号車が「キハ183-406」となっています。この増結3号車が「キロ182-9」及びキロ182形500番台が使用された際に生じる普通車指定席16席分の役割を担います。連結された場合は基本的には空席が目立つはずです。
このように、所定の編成から異色の編成までほぼ毎日何かしら話題性のある編成で運行され、6月中は話題の尽きない列車でした。
現在はN183系かNN183系での運転となり、後者はかつての最高運転速度がほかの車両と異なる関係から混用できる車両が少なく、必然的にオールHET色編成となり、面白さに欠けます。前者の方がさまざまな編成で運行される可能性が残されており、前者で運行される場合は特に注目したいところです。
6月はこうした面白さがあった反面、それを上手く利用して残念な知らせがあったのも事実です。さまざまな情報を得ることができたので、近々ブログで掲載したいと思います。
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編成変更前に苗穂運転所(札ナホ)構内で待機する様子を撮影した特急「オホーツク1号」となる編成です。もちろんそれまでの所定の編成を確認することができましたが、本当の最終期は従来3号車に連結されていたキロハ182形0番台は、「キロハ182-6」と「キロハ182-10」しか稼働されていなかったと思います。4月の時点で5両が在籍していましたが、最後は2両しか営業運転で確認されませんでした。
「オホーツク」と「大雪」で3運用あるため、キロハ182形0番台のみでやり繰りするには無理があり、これを補うかのように・・・

2017年3月以降、「オホーツク」の本数削減及び、「大雪」の新設によって代走や予備車両としての役割が大きくなった「キロ182-9」が使用されたり・・・


7月1日の正式な営業運転開始を前に、2017年3月まで「北斗」として、それ以降は同列車の代走として活躍していたキロ182形500番台が使用されました。6月6日の特急「オホーツク3号」から使用されるようになり、車両不足を補うかのごとく、営業運転に入っていましたね。
ハイデッカーグリーン車が連結された際は必ず5両編成で運行され、グリーン車も編成の真ん中に連結されることから、かつて札幌~帯広間を結んだ晩年の特急「とかち」や、2016年3月までの「北斗」の編成に似ており、6月中はほぼ当たり前のように見られた編成がいつしか方向転換され、車両の連結位置も変更されていることから、今となっては貴重なシーンとなりました。
「キロ182-9」及びキロ182形500番台が使用される際は1両全てがグリーン車のため、キロハ182形0番台のような普通車との合造の構造ではありません。後者は遠軽方にあった従来の車販準備スペースを撤去し、輸送適正化とそれに伴う普通車の増結抑制を図るため、新たに16席(晩年は普通車指定席)が設けられました。
前者が代わりに連結された場合、3号車8番席が従来普通車指定席の設定がグリーン席に、9番~11番の3列12席は設定されないため、これを補うために所定の編成に増結3号車として1両連結されます。写真では増結3号車が「キハ183-406」となっています。この増結3号車が「キロ182-9」及びキロ182形500番台が使用された際に生じる普通車指定席16席分の役割を担います。連結された場合は基本的には空席が目立つはずです。
このように、所定の編成から異色の編成までほぼ毎日何かしら話題性のある編成で運行され、6月中は話題の尽きない列車でした。
現在はN183系かNN183系での運転となり、後者はかつての最高運転速度がほかの車両と異なる関係から混用できる車両が少なく、必然的にオールHET色編成となり、面白さに欠けます。前者の方がさまざまな編成で運行される可能性が残されており、前者で運行される場合は特に注目したいところです。
6月はこうした面白さがあった反面、それを上手く利用して残念な知らせがあったのも事実です。さまざまな情報を得ることができたので、近々ブログで掲載したいと思います。
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